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もう共感しなくなった年月が
物干し台にほされてる
夜になれなかったやみが
陽だまりで喘いでる
でも生きる方法なんて
なくならないのだと
笑ってる
昔言ったことのある言 ....
{引用=
けだものばかりではないのだ
けだものにもけだものの
規則というものがあるので
卑下することはできないが
それでも少年には疑問だった
戦争は
どこにあるのだろうか ....
{引用=
少年は、真夜中に目が覚めて
自分がベッドでは
眠っていないことに気がついた
ベッドではなく、
床に寝そべって
眠っていたのだ
ゆっくりと
体を起こし
まなこをこすって
....
{引用=
人間ではないアイロンは
居心地が悪かった
風景の中に
うまくなじむことができず
いつも悩んでいた
口がないので
硬く言葉を閉ざして
じぶんのくるしみを
表現することが
で ....
僕はいつも君の方向に
向かっていっては
蒸発してしまう
やだなぁ
なんて薄っぺらいんだろう
薄っぺらいからだよ
蒸発してもすぐにまた
ここにいるんだ
僕はいつも気管支に
空気みた ....
{引用=
君は
君を助けてくれる
寝言なんて
どこにもないと
君は思うかもしれないけれど
工事現場に不意に
ひろい闇が広がるように
鶴の毛が抜けて
猫がはみ出してくるよう ....
{引用=
先が尖っているので
さらに研ぎ澄ませて
接続しろ
差込口は
広げておけ
僕たちは
友達だ
だから
君の肌が冷たくないように
心まで閉じてしまわぬように
先は
氷に浸し ....
朝早く
女が僕の布団に潜り込んできて
いろんなことを言ったけど
消えちゃった
僕は彼女がなにを言っているのか
全くわからなかったけど
大切なことは要約ができないと
言っていたような気がす ....
{引用=
おぉ
黒い服に身を包み
大げさな声でぺちゃくちゃとしゃべり
鳥の血よりも鳥の
モモ肉を好み
トウガラシの種を庭に植えては
庭の土を更新
し続ける者よ
お前たちのあざ笑った
....
{引用=
具体的な何かを求めすぎだ、と
その男がしゃべった
だが具体的な何かとは、本当は、何だろうか
彼の頭の上を空気が流れていた、雲も、
その雲は、
我々の吐き出した煙だったかもしれ ....
{引用=
唐突な出張でもないのに久しぶりに
夕暮れの新神戸駅に一人
立っていた
こじ開けられたまぶたのような
雲の向こうに
夕陽がぎらり
虹は見えない
天使も見えない
救命器具を ....
山人さんの真島正人さんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雪
-
真島正人
自由詩
5
11-2-13
戦争だって、にんげんだ
-
真島正人
自由詩
7*
11-2-1
少年は、そのベッドに他人が寝ているような気がした
-
真島正人
自由詩
5*
11-1-26
人間ではないアイロン
-
真島正人
自由詩
7*
11-1-16
僕はいつも君の方向に向かっていっては蒸発してしまう
-
真島正人
自由詩
7*
11-1-13
君は君を助けてくれる寝言を
-
真島正人
自由詩
7
11-1-11
WE_あるいは_接続の魔術
-
真島正人
自由詩
10*
11-1-2
でもそんなの朝の間だけのことさ
-
真島正人
自由詩
5*
10-10-30
おぉ私の瞳を赦し給え
-
真島正人
自由詩
5*
10-10-27
共有
-
真島正人
自由詩
3+*
10-10-11
夕暮れに似合う歌
-
真島正人
自由詩
4*
10-10-7
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