売春を

援助交際と書き

今度はパパ活と書く

政府の通貨発行を

赤字国債と書く

亡国の記者たち
傷だらけで
言葉を掴んでも
その端っこで
手を切った

無数の星より
鋭い歯を持つ言葉たち
それを磨くため
時には光を受け入れる

詩に向かう時
いつも夜で
あって欲しい

 ....
冬の滑り台は
凍ってしまって
子どもたちの
渋滞が起きている
春になると
一斉に放流されるチャイムで
淀みなく帰路に着く
足がたくさん生えてくる

(きみがいいと言うのなら
(もう ....
{引用=――いまだ見ぬ地をふるさとと名づけられ怒りのごときとまどいはあり
               (佐藤よしみ歌集『風のうた』より)}

これからここで
生きてゆくのだと
なんとなく思 ....
一条工務店

積水ハウス

ヘーベルハウス

三井ホーム

家 とり どり

南極×ミサワホーム

スウェーデンハウス

只今暖房オフで営業中

お客様満足度 総合1位 ....
How he wasn't born then, I'm gonna tell you.
{引用=その時彼が如何にして生まれなかったか、お話致しましょう。}

You are a fish wh ....
わかれの歌が、近づいて わたしの口に
  入ろうと するも留守です。
きた甲斐もなく 歌、引きかえそうとして
  北風にうたれました。来たばっかりに。
ライラックの花が くちびるにながれて ....
○「悩みのもと」
登山は己の弱さを知らしめる
坐禅もそうである
結局悩みのもとは
己にあるのである
己の弱さにあるのである

○「悩み」
何を悩んでいるかで
己がわかる
ほんとに贅 ....
タイムスリップしてる途中に、
私が落っことしたiPhoneが、
アダムとイブの元に降っていき、
そこから死ぬほど、変わりまくる歴史。

フィアンセの姿が自販機になったけど、
そのまま挙 ....
 深夜から勤務の節分は
 その年幾度目だったろう
 もう分かっていた七時過ぎの休憩
 だから持ってきていた
 サッポロ一番味噌ラーメン

 休憩室のガスコンロでぐつぐつ
 さて、からだも ....
 僕の瞳にはオレンジだけど
 君の目には何色なのか

 そよぐオレンジの群れに
 君はお尻を向けて移動中
 ちょうど僕の胸の高さに居て
 翅を広げる
 胸部と腹部の背中がはっきり
 見 ....
夜と朝の間で
目を開ける

光と影が
折り紙のように
生まれる街で

美しいものを
見るたびに
何か返事を
したいと思った

僕なら声で
猫なら尻尾で

星をなぞりながら ....
私の名は飽食
私の腹は今日もはち切れんばかりです
昨日は沈んだ色のアジフライを食べ
明るいチョコのラムの香りを味わいました
明日ザクロの黒い輪郭をねぶり
たぶんそれから薄いコーヒーを飲むので ....
軍事に関しては国際交流するくせに、
犯罪に関しては国際捜査もできない。

まぁ、今に始まった恥でもないか…

曇ったそらからゆきが降る。

リストのラ・カンパネラって、
やっぱり神 ....
 巨大な鳥の白い胸と足が見えた一瞬だった
 
 幻の富士山トンネルが掘られている
 南西斜面は陥没
 土砂崩れで山頂までが崩落した
 山はもう不二と表現される元の形を
 とどめない
 ....
天使をクビになった、神様をぶん殴って、
そして地上に落とされた、
悲しみに暮れながら、
ゴミ捨て場で拾ったバイオリン、
ギターのようにかき鳴らしながら歌う。

悲鳴を集めてガソリンに変える ....
 ラッシュアワーを過ぎて車輌には
 まばらな乗客
 停車したその駅では誰も席を立たない

 低い土手が迫る人影ないホーム
 竹の混ざった雑木が金網で仕切られていて
 絶え間無し 葉を落とし ....
 京福電鉄嵐山本線が近くを走る
 右京区の街の中
 名前も知らない小道を二人で歩く昼下がり

 小道には金網の張ってある敷地に沿って
 大型プランターが路端に並び
 主枝を伸ばし茂る葉と
 ....
命の外側で雪は軽やかに息をしながら降っている
どこからともなく、螺子を巻かれたわけでもなく、
静かに乾き、ひとつの可能性のために降り積んでいくかのように

しらんだ冬の
おっとりとした、
 ....
 入場券だけ一枚買って
 立ち入ってみたプラットホーム

 あなたが好きな場所だと
 教えてくれた
 京都駅の新幹線のプラットホーム

 鉄道駅でもここにいる
 人たちの雰囲気、
  ....
夜更かし癖 いつのまにか夜の民

予約炊きのご飯 未明のレトルトカレー 
幸せな形は丸皿 色は様々 多様性の奇跡

豊かなスパイス感 香り、胸いっぱい
銀のスプーン 掬ったら湯気 頬張る  ....
バターの日
強ばった手足に蜜を塗り
小鳥たちに愛を与える

ナイフ、なにも
切らないでいられるうちは
美しく澄んでいて

でもわたしたちには生活がある
パンもバターも熊の夢も ....
 空がおわる

 その日きみと鳥になり
 おわった空をわたる

 海がおわる

 その日きみと貝になり
 おわった海をすう

 嘘がないことば
 或いは
 研ぎすまされた嘘か
 ....
冬に一度だけ訪れる夏
ぬいぐるみを窓の外に向ける
雨だったから誰も気付かない
坊主よりも優しく
木魚を食むネコ

水の出ない蛇口
庭の雪の珈琲

あなたは消える蝶々を私にくれた
 ....
三色ボールペンの
赤は忙しいから
青になりたい
黒は寂しいから
青になりたい

必要とされる日が
少しあれば良い

赤みたいに
強くはないし
黒みたいに
怖くはないし

涙 ....
くすぐったいほどに会いたい
あなたはイメージそのもの
手を伸ばせばすり抜ける
あなたは実在していないから
ただ陶酔だけをくれる
眩しく形のない憧れ


身振り手振りで伝えたい
深い虚構の 底のあたりが現実で
水面は空想





現実と空想の間に渦巻く 蚊取り線香 π生地仕様
人 は測量に熱中
人 以外は行楽に夢中
 ....
熊たちは夜をかみ砕き
蜂蜜の朝を得た
意味の羅列を踏みこえて
あたらしい夢をみるんだ

配管 像 通勤ラッシュ
茜色 ポリタンク 出されない葉書
僕の隣は空き続ける
なされなか ....
きみたちは、なにか、分かりましたか?
真空パックの魚のきもち 
ぼくはずっとみてました。
モノクロ世界をただ青く染めた夢。
  (クロかと思った) 笑っていた。
(炭水化物不足のせいだよ) ....
新しい年になったというのに
今もまた鋭いカギ爪で
あなたの無粋な投げかけを
引き裂かずにはいられない

ずっと割れたガラスの上で
銃の弾倉を描いている

6Bで真っ黒に塗ったところが
 ....
AB(なかほど)さんのおすすめリスト(2376)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「亡国の記者たち」- ジム・プ ...自由詩4*23-2-9
推敲- ミナト ...自由詩5*23-2-8
春ヲ、告ゲル。- ちぇりこ ...自由詩1323-2-8
見知らぬ地- 岡部淳太 ...自由詩423-2-8
住宅展示場にて- 猫道自由詩123-2-7
鴉たち- 墨晶自由詩1*23-2-6
どんなに夢中な世界だって隙間はもっと広い- 菊西 夕 ...自由詩2*23-2-5
独り言2.5- ホカチャ ...自由詩5*23-2-5
_ピンポンダッシュ・シンデレラ- ツチヤタ ...自由詩423-2-1
節分- 平瀬たか ...自由詩7*23-1-31
君の宇宙(そら)- リリー自由詩13*23-1-28
evergreen- ミナト ...自由詩423-1-28
飽食- オイタル自由詩6*23-1-28
まぁ、今に始まった恥でもないか…- ナンモナ ...自由詩5*23-1-27
大事件- リリー自由詩2*23-1-25
産声サブスクリプション- ツチヤタ ...自由詩123-1-24
曇天- リリー自由詩8*23-1-24
散歩道- リリー自由詩5*23-1-22
美しく雪が降る- 山人自由詩10*23-1-21
- リリー自由詩7*23-1-20
朝ごはんにはレトルトカレーを- 短角牛自由詩6*23-1-20
バターの日- はるな自由詩623-1-14
檻人- soft_machine自由詩423-1-10
ふゆあかり- mizunomadoka自由詩723-1-9
青になりたい- ミナト ...自由詩323-1-9
イメージ- 木葉 揺自由詩7*23-1-9
かりそめ八景(または、ことばの引用)- 乾 加津 ...自由詩6*23-1-6
パンの朝、蜂蜜の朝- はるな自由詩823-1-4
?(真空パックの魚のきもち_)- 暗合自由詩123-1-2
善いことの撲滅- 秋田の米 ...自由詩323-1-2

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