みぞれ雪
草野春心



  みぞれ雪が 都市に注いで
  ごくすみやかに歌となる
  その疾さで のどがかわいていく
  煙草を 二口 吸う
  毛皮のコートを着て出かける



自由詩 みぞれ雪 Copyright 草野春心 2022-06-04 14:10:58
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短詩集