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夕暮れの無くなった街で
僕はリコーダーを拾う

オレンジ色の零れた
艶がかったそれは
いったい誰が落としていったものなのか

(聞こえますか、アンジュール

(僕はまだ、この街に ....
らいおんは
つかれ切ったのか満たされたのか
あまいかおをして寝ている
ぐるるる
 
 かみをかきあげながら
 はにかむ
 {引用=Honey come?}
 じょう舌になるほど
 な ....
もう、
どこからどこまでが地図だったかなんて
関係なくなって
美しいことをいうよ
きみはきみで


ごらん、
すれ違う人々の両手には、何か
約束のようなものがぶら下がっているね
 ....
壁のむこうから恋人同士がぎゃーぎゃーわめいてて
こっちは南Q太とか読んでる
このひとの描くおんなのこみたいのと付き合いたいです
現在

現代の若者は個室持ち けど
安もんばっかでいちいち壁 ....
ざんばり ざんばりと いぬがないている

雪の準備をする
まんなかには空洞があるので
けもののようにすると よくひびく
肺のふをたいこにするのは
ああ 森の?
こぶしが地面についているや ....
ああ
いくつもの候補があったよ
さくらとか、みかんとか、まりんとか
植物や風景が多かったかな

もう生まれてくる季節なんか
どうでもよくってね
まろんとか、こなつとか、みさきとか
次々 ....
あまいことばがほしい
あいてには
じぶんがきょうみをもっていると
おもわせるために
ぎもんけいに
いつまでもあいてに
きをくばりながら
ちらちらかおをうかがう
しっぱいはすぐに
てい ....
すな、空のように口ずさんで
空のむこうにセスナがみえた
夕くれなずむ砂浜の色が
遷移していくさまにみとれて
セスナが制御を失っていくさまを
子どもと手をつないでみていた

神がく ....
なあなあ、あんたなー
じゃれ合うのもいい加減にしてーな

目の前で二人で嬉しそうに
こっちは涙こらえて必死に笑ってるのに

きついわー
ほんま
きついわ

なあ
好きや言うたやん ....
あきらめて

いちばんこわいものはなに?

きらわれて

いちばんみえるものはなに?

かえらなくて

いちばんなくすものはなに?

よっちゃって

いちばんおいしいものは ....
美しい犬がいた

おばあちゃんが しゃべっても
おじいちゃんが ふらり通っても
見慣れない客の私が そわそわ頭を下げて
みつめても
じっとして

娘が話しかけると
ぺたんとした長い耳 ....
 
 
 
 
 
夜/(隠れながら、
 
背丈に近い芦と
足元に並ぶ、飛沫は
戸惑いを隠すように
そっと
さざなみを散らす
 
 
夜/(恥じながら、
 
紡ぎだす模 ....
芽吹きの季節とはいえ
冷たい風が菜の花を揺らし
川面を颯爽と走る

光が流れていくのを
ただぼんやりと見ていた私は
纏わりついた髪をすき
静かに歩み始める

荷物は案外少なかった
 ....
誰からもメールが来ない日も
電源を落とせない

夢が醒めた夜
窓を叩く雨
ドアの鍵は開けたままだよ
わたしはまだ泣かない 泣けない

電気を消して
あおにもぐる
音楽聴いて
 ....
月を吐け
月を吐け

王水呑みすぎ二日酔ひ
糜爛しきったのどちんこ


月を吐け
月を吐け

色白娘のおしりのやうな
まるくて大ッきな月を吐け!



 空から子猫が降っ ....
冷たい東京と暑苦しい大阪 どっちが好き?
僕は君が好き。

元気に走る犬と雨に濡れた仔猫 どっちが好き?
僕は君が好き。

近くに感じる電話と、口では言えないことも書けるメール どっちが好 ....
8時間酒も薬も飲まなかった裸眼でいた
ギリギリのバランスを見極めたかった
おかげで8を∞や8と引っくり返せる様置き換え可能だ
水は蛇口とか枕もとの酒瓶を収納できていい
言葉が道具なのだとしたら ....
春なのね って 雨が降る
まだ冬よ って 雪が降る
ゆらゆら 解けかけて また 凍る
悲しくて 悲しくて
雨が降る
きらきらり と
ゆらゆら と
予定のない週末に
予定を入れた


 噴水を見に行く。

それで噴水を見に出かけた
ぼんやり缶コーヒー飲んだ
マラソンする人をながめた
虹が出た
ひとりぼっちだった


予定 ....
鳥の名前を覚えることから
始めようと思うの
と、その人は言った

たとえば、つばさを一瞬たたんで飛ぶ
あの鳥の名前を覚えたら
あの鳥はもう
見知らぬ鳥ではないでしょう?

さらりと雪 ....
石に花をそえる
草をなでる風がそれを愛でる
遠い記憶

時が冷える
夢はとうに凍えている
窓に朝の光

手の平で顔をおおう
指の隙間から溢れてくる光
生きよう。
とぼけてしまった
お風呂上りのもーり爺さんを 
いたずら好きなNさんが抱きかかえ 
こころやさしいIさんがオムツをあて 
ぼ〜っとしてるぼくが後ろから車椅子を入れる 

車椅子に腰を下ろし ....
昨夜からの強風で 
停まってしまったモノレールの車両が 
ホームを離れた線路の下に 
ぶら下がっている 

一月前、自ら途中下車した 
君の人生のように 

骨壷の前に坐り
遺影の君 ....
橋はもうないのに
人は渡っていくのだった

橋の向こうには
もう誰もいないのに
それでも会いにいくのだった

いつからか
橋を渡り終えると
振り向く癖があるように
何もないものばかり響いて
ひとつ さくりと
離れゆく手
玩具とともに
しまわれる手


岩の鏡が音を集め
門のかたちに積み上げている
水音の色を見つめる目
かたちのむこうの ....
今日も長い夜が来る

眠れたり
眠れなかったり

泡がね

生まれて  消えて  
  生まれて  消えて

命もね

生まれて  消えて
  生まれて  消えて

逆は ....
素数ばかりの現実を逃れて
羊水に包まれたような充足と安心を
浅い眠りに{ルビ貪=むさぼ}る、朝
休日の

{ルビ繭=まゆ}の内に垂れる
一本の危うい糸に吊るされた体躯を
淡白い光りの方角 ....
あしたのことを
考えていました
今が今でしかないことや
過去が過去でしかないことは
そっと忍び来るあしたにくらべれば
ずっと簡単なこと
あしたはいつも単調 そんな貌で

あなたのこ ....
 

みずを このむ のは
塩分も 糖分も じゃまを しないからだよ。


丁度好いのは きみ   が
さっぱりした せいかく、の
からくも

あまくも ない

おとこのこだか ....
 真っ黒な世界がもうすぐ終わるとか考えていた数年前の祈る手の影、新しい洗脳、未来のシンパシー、軽い衝動で。風の強い国で君を見失い、あれだこれだと結論ばかりで手を汚さずに土を掘るやり方で満足していた。僕 ....
夏野雨さんの自由詩おすすめリスト(3183)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アンジュール- 仲本いす ...自由詩408-3-5
らいおんの春- 唐草フウ自由詩9*08-3-4
透明船- 石田 圭 ...自由詩2908-3-4
ゆらゆら- れつら自由詩308-3-2
したく- 縞田みや ...自由詩3*08-3-2
いのちのなまえ- 佐野権太自由詩46*08-3-1
片思いの心境- 夜恋自由詩108-2-29
セスナ- mizu K自由詩9*08-2-29
たまには_図太く_- シュガー ...自由詩4*08-2-27
おやすみ- 猫のひた ...自由詩308-2-27
美しい犬__〜ペロリーナさんへ〜- ましろ自由詩5*08-2-27
創書日和「月」_月夜- 山中 烏 ...自由詩108-2-26
春風- こゆり自由詩24*08-2-26
ニセモノの星- ゆうと自由詩1*08-2-26
月を吐け- 三州生桑自由詩4*08-2-26
【どちらにしようかな】- つむじま ...自由詩5*08-2-26
渇く- 佐々木妖 ...自由詩8*08-2-26
冬の雨- ひより自由詩4*08-2-26
予定のない週末- ふぁんバ ...自由詩11*08-2-25
名前を覚える- 北野つづ ...自由詩11*08-2-25
朝の光- Etuj ...自由詩908-2-24
もーりさん_- 服部 剛自由詩408-2-24
遺影の君へ_- 服部 剛自由詩4*08-2-24
- 小川 葉自由詩808-2-23
ひとみ_はなびら- 木立 悟自由詩208-2-23
泡のように傷つくことを恐れて- シュガー ...自由詩4*08-2-23
君と空へ- 佐野権太自由詩19*08-2-22
考えていました- soft_machine自由詩16*08-2-22
きみをいとわない。- 哀詩自由詩208-2-22
ランプとジャンクション- 雨を乞う自由詩5*08-2-22

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