すべてのおすすめ
{引用=すきなものがたくさんあった
ある、女性歌手はそのふうけいのさきに
ひとりきりのみらいをみた}


 *


すきな人がたくさんいても
私のことをよくしる人はひとり ....
がらん、としてしまった
食卓の上には
先程まで
私の口を喜ばせていたものの
抜け殻があって

半分
より、少し多い量を
残してしまったスープは
冷静な目をして
こちらをじっと見 ....
三角コーナーから
芽が生えて
もう、そろそろ
ひと月になるのでしょう


靴下の要らない
そんな気温が
続いたものですから
私の足は
いつの間にやら
 ....
工事現場に木漏れ日が舞って
例えば、私なら
指差したりするような時間
風上から流れるのは
どこかの夕飯の匂い

昨日より長い夕焼けが
何より、確かな時間を告げている
 ....
一番星を探す



夕日に隠れた雀が
さえずりながら帰っていく、手のひら

親指から終わるあなたは
小指から始まるわたしの声に
ただ、耳を貸している



紫が雲 ....
 
 
例えば。
 
 
茹だるような青が
私たちを押し潰した夏に
もしも、一握りの白があったとして
 
それは
冬たる物になるだろうか?
 
 
アスファルトに溶け ....
 
 
 
 
「思い出すことに
 何も、見いだせないまま
 私は
 その一端を
 囲うようにして
 しまったのだ(、ろうか」
 
 
踵から伸びた
私、らしきもの、の影
 ....
 
 
 
 
 
夜/(隠れながら、
 
背丈に近い芦と
足元に並ぶ、飛沫は
戸惑いを隠すように
そっと
さざなみを散らす
 
 
夜/(恥じながら、
 
紡ぎだす模 ....
 
一枚目の空が
蒼を描いて映えたあと
揺らいで消えた
 
上枝の先で瞬く
色とりどりの私が
手招き
して、(しながら
 
 
呼吸を
取り戻して
鼓動を
思い出して
  ....
 
 
 
 
 
 
耳の、奥
疼くであろう膜は
憂いのように湿りを帯びて
たしかな変化を
告げる
 
その呼び声に
ほんの少し瞬いたあと
通り過ぎる光の筋は
私が知る ....
そのくちびるから
なまえが
あふれるたび
わたしのひとみは
ちいさく
またたいたあと
もろもろを
こぼすことを
ゆるされる
のです
 
 
うつりこんだ
むらさきいろの
そ ....
どんなにはなれていても

そこに
あなたがいれば

わかる
(きがする)


ふれるたび
かんじて

あたしは

あなたを

にんしきできる
(きがする)


 ....
夏野雨さんの山中 烏流さんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生活- 山中 烏� ...自由詩7*11-6-1
閉口- 山中 烏� ...自由詩1+*10-9-22
迎春- 山中 烏� ...自由詩5*09-3-8
空、ひと- 山中 烏� ...自由詩8*09-2-2
,- 山中 烏� ...自由詩5*09-1-5
家族- 山中 烏� ...自由詩8*08-7-18
海馬- 山中 烏� ...自由詩308-3-13
創書日和「月」_月夜- 山中 烏� ...自由詩108-2-26
街角少女- 山中 烏� ...自由詩2*08-2-12
伏し目- 山中 烏� ...自由詩207-12-14
きょよう- 山中 烏� ...自由詩2*07-11-5
好き嫌い- 山中 烏� ...自由詩207-4-4

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する