すべてのおすすめ
もちろん
お金や地位や金メダルや銅メダルで
人は幸せになるだろう
私は

もちろん私は世界にたった一人なのだからそういった意味で存在自体が金メダルみたいなものなんだろうとは思う思うけど理論で ....
心臓も歌う
幾筋もの光のもとの
Tシャツを洗う
胸に剥いた
雨の運ぶ
誰のでもない額は
手のひらにすべる
きみは歌う
仙人掌になりたい
心臓も歌う
でも今日ではない
や ....
折れなかった骨と断裂しなかった筋肉のいったいどんな関係性で
箸をのばしたのか
ちゃんと理解していないいろいろと理解していない
身体性がどうとか、箸について、もうそれは新しい骨格とみなして、僕のこ ....
{引用=恋人へ}


あじさいの
ような淡い青の水彩
ゆめをみていたのは僕だけ
慣れない万年筆のインクが
しろい便箋に滲んだ

あの日付は遠い

風はよく吹き
小道はかすかな日 ....
お昼寝の時間
うまく
流れに乗れなくて

眠ったふりで
じっとしていた

人影がくる
園長先生
ことば
かわすわけでなく

寝顔を眺めて
うなずいている
そうして

ブ ....
うさぎの
あたまが
たいへんに
わるくて
いしの
そつうが
できないから
せんきょけんが
あたえられず
せいじさんか
できないから
うさぎに
じんけんはないし
うさぎは
ひ ....
毎日はどこまでも続く微熱のテンション。きのうのじぶんを殺しながらめざめた。散文の日々。ネジを閉める穴が空いていた。見せびらかすように、太陽で暖まる前のコンクリの上を急いだ。

 ....
告白したら、わたしメカなの、と、ふられた、前向きにとらえて、体操服を盗むとエージェントがやってきて消されるから考えなおせ、と、いうことだろう、笑顔、汗ではりついた前髪のすきまから数字がのぞいている、な .... 牡牛座と双子座の間に生まれた
境界線を
漂う
定めを持って

牡牛座の子供たちと
双子座の子供たちの間で
戦争が起きて

俺の右手首の
歪なためらい傷が
二つを区別する
国境に ....
僕はそこに居た
夜が明ける前
朝はまだ遠いところで
僕はその部屋に居た

沢山の人たちが 星みたいに輝いていて
まるで宇宙にいるみたい
彼らのささやき声は 重力みたいにひそやかで
僕に ....

 流れた声は言葉で
 かたちになる
 明確に息な
 風船のなかみのこと
 君はそれでも空気だという


ああいえばこういうっていう、もうスキルというより法則みたいなもの‐あれなんな ....
おもいうかべる


予感をくすねて
疲れたようにたおれる
肌のあかり 縛られたままで
暗い食事の時間を知る


軽くみすえる
秒針と影の空気
まっすぐに近づくほど信じられる
 ....
{引用=
雨がね
未来を運んでくるの



まあるい街路樹や
がらんとした
わたし
の家
すべていまは
透明な線が
つつんでくれて


ふるえるわたしの舌が
線をう ....
鉱石は女のなかに
いくつもの錠剤と
かすかな焼け野はらの香り
それと、ちいさな紙切れは
緑がかった鉱石を仄かに
ひらめかせては
夜という夜のあとに
必ず差し込まれる朝
その尻尾にぶらさ ....
あのあと
春へ向かった傷あとが
まだ桜色なので
熱をもって
おぼつかない
唇の舐めかたが
やさしいのか
つめたいのか
この生暖かな季節ににた
この体温が強く
開くかもし ....
かたり

音がするから
置き場を
探して

そこじゃない
  そこじゃない


帰る場所 が
消えてゆく

昨日まで
いた場所に
君がいないのならば
もう


 ....
        目が覚めたら夢の中で
バスタブに転がる私は口笛を吹いていた
"史上最大の作戦"だか"コンバット"だか
曲名が思い出せない
膝を抱えて腕に ....
けれど
明るいほうから暗いほうをみたのだった
逆からよくみえるということに気づきながら
ぼくたちは暗いほうを暗いねと言い
明るいほうから笑いながらみつめていたのだ
赤いひかりだけが1つ2つ3 ....
雨を洗う
プラチナの雨
光漬けになってゆくスリジエ
小さく開いた
指を結んで


単純な日々の曲線を
なぞった軌跡
映し出される度に
周りをやわらかくする


ロ ....
   水々の声をきいたことがある


   うめきに似た
   くるしげな
   声にならない
   声になるまえのだれかの


   花々の声をきいたことがある

 ....
北の国で少女は
歌を集めて翼を織った
旅してゆきたかった
生ぬるいかげろうの季節に
歌はそこら一面で摘まれ
籠のなかでちいさく鳴いた
迷子になったひよこたち
草原を季節風が ....
当然のように
瞼を閉じれば
まつげの先から
スカートの中まで
そこはまっくらな
宇宙と一緒で
わたしのスカートの中には
宇宙
冥王星も
氷の山も
そびえたって
太陽を恐れている
 ....
新しい暦が生成している
遠い国で洗い上がったシャツの匂い
ためらいと高揚
背中に触れる唇の温度
インディゴに溶け込むマゼンタ


梢たちを過ぎて
吹き下ろす視点から
 ....
潮騒がさわいでいる
白い手のひらを翻しながら


あなたが光を浴びて笑う海辺です
わたしがまぶしそうに昼の月を探す
あなたが風に吹かれてたたずむ海辺です
わたしが泣きだしそうに砂に貝を拾 ....
私のDNAの塩基配列に
「ケ・セラ・セラ」という
遺伝子情報が組み込まれている
膨大な螺旋構造の宇宙には
母から降ってきた星屑が潜んでいる


突然の父の入院で
しばらくぶりに会った母 ....
あの人はどうしているのでしょうとふと強く思いませんかまるで野鼠のようだねとうすら寒く手を差し延べて状況はすっかり変わってしまい僕は初夏の河川敷にいる陽なたに群れている椋鳥たちを眺める辛いだろうか寂しい .... 何度もみた
夢のつづきなのかもしれない
しろい腕がとどいた
ビルのうっすらと翳る

ほこりのように 積もっていて
砂のように舞い上がりそうな
潮の匂い
 

 (あ ずいぶんと
 ....
ずいぶん、
ものもかたづけて、
明日には何もなくなる部屋に、
デリの女を呼ぶ。
よく利用したお店に、
最後に、
感謝のきもちもあって、
電話をしたけれど、
いい子が今日はいなくて、
 ....
Gが死んだのは寒風厳しい二月の末だと云う
ひらかれた掌からすべり落ちたグラスにこぼれるコーラの泡と
整列して空虚なペットボトル
黒い海鳴りがうまれた
坊主頭に、北からの光がきっとまぶしかったこ ....
ステージの上で
スポットライトすら浴びて
沈黙ですらなく
空白だった

沈黙は沈黙としてその場を満たす
沈黙はその時、立ち上る煙草の煙を暗喩している
時間よ止まれと、僕は暗闇に命じる
 ....
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