すべてのおすすめ
 春です
 あなたは誰かを愛していますか?
 小さな命を大切に
 大きな命と寄り添い
 あなたは幸せですか?

 夏です
 厳しい季節ですが、お元気ですか?
 子供の汗の匂いから
 ....
  やさしいのか
  やさしくないのか
  雨の日のあなた


  約束の時間に
  遅れたわたしに
  何も言わないので
  カフェオレを頼んだきり
  わたしも黙って俯いてい ....
どんなに 踏みかためても
道は じぶんのものに
ならない どれだけ
あるいても あなたの
背中に たどりつけない
夜更けのベッドの中で
あなたの背中にしずかにくちづけをする
くちびるを通して
言葉にできない言葉たちが流れだす

それは「うれしい」だったり「幸せ」だったり
「ありがとう」だったり

 ....
季節はずれの
つよいひかりに照らされた目抜き通りを
影を焼き付かせて
まばらに人が行き交っている
真っ直ぐ南北に延びた道には
終わりも始まりも無さそうで
くるりくるりと仕掛け時計の太陽が円 ....
 排気音が高く
 高く空へ昇って
 陸橋を走るぼくは
 町並みに連なり
 息づかいみたいに
 浮かされて
 白くあからさまな
 積乱雲を
 水平して
 開けていくにつれ
 早く
 ....
ぼくは潜水艦になる
押し入れのハッチを閉じて
ながいながい航海にでる
まっ暗の中のひとすじの光は
消えることのない流れ星

ぼくは潜水艦になる
黒いごみ袋に入って
埠頭についたパパとマ ....
雪に閉ざされた街と
鉛に封じられた空が
防風林の向こうで
混じりあって、深藍に

   レールギャップを鉄輪が踏む音
   ポイントを焼く篝火の色

私は泊まる宿も決めず
真っ白な駅 ....
白い原稿用紙に痩せた象を書き、 赤い紐で閉じた 増水の ために

すっかり 荒れはてて しまった

堤の かよって ゆく なかを

猫じゃらしを 噛み ながら

草ひばりの 音が ほそぼそと つづく

すすき野原を  ....
青くてすごく激しい魚を
まな板に乗せてばちんと
首を刎ねた
何の通告もなしに
首も胴体も捨てた
血の匂いがあたりに漂って
ハイターをぶちまけた
心残りは無かった
たこ

ウィンナー
はーど
ボイルド
たべ
ちゃった

がない
ので


売って
ない
タイル
ばり
しかくく
あかるく


買い物
リア ....
最初の 真昼の 星が

ことばの 紀元前に またたいて いる

やってきた 9月

地には ことしの 豊穣を

やくそく した 稲穂たちや 曇った空

透明な 稲びかり ....
あかりを 消して
ひらいたら きずあとを
指で なぞって
たがいの からだを
すみずみまで 読む
くちびくろさんぼ

銀星を憎む製図コンパスについ
た小さい鉛筆のぼくだ
おっかけこする心臓がつぶれそ
うなくちびくろさんぼのぼくだ
くるくるまわるタイガーの春だ
空から桜が散るよ叶わない ....
もう 花のかんむりを
おろしたまえ けんめいに
あらがった あかしに
きみたちの果実には きまって
ほこらかな きずがあるだろう
プリンの容器の中で
転がされているスプーン
くの字になって
スプーンの中に映りこむ時計
ち、か、ち、か、
だんだん
プリンのクリーム色が消えていく
アリス!
名前を呼びたい
ずっ ....
かつて潔く閉じた手紙は風を巡り
伏せられていた暦が息吹きはじめている

朽ちた扉を貫く光は
草の海を素足で歩く確かさで
白紙のページに文字を刻みはじめ
陽炎が去った午後に、わたし ....
あなたは
きえそうなひかりのまえで
手をかざしている

胸元から
オイルの切れそうなライターを出して
何度も 鳴らす



うつくしいけしきの
まんなかにいる
いつも
き ....
ぼくの 住む 土地で

自然に ひぐらしの 声を 聞いたのは

10年も むかしに なる

それは かぼそく いっぴきの 系譜が

つづいて 啼いて いたのだ けれど

 ....
さよなら、さよなら、


記憶を解き放って 
遠ざかる夏の
四角く切り取られた 空


枠からはみだした場所では
かなしみによく似た顔の
ぼくたちが
今も、酸欠になっている

 ....
 Quartz
 震えて
 終わりと
 始まりのないものを
 区切っていく
 切り刻んで
 数をあてる
 なにものとも
 名づけられない筈の
 私より薄くて
 鉄も
 昼夜をも含 ....
自転車に乗って走り出したときに浮かんだのは 北へ向かうということ
人は逃げるときに北へ向かうものだと誰かが言っていた
それが本当かどうかは分からない
ただ 僕は北に向かおうと思ったし 向かってい ....
白い 塗りかべの 建築や 小路を 抜けて

とまどいながら 最初の 一声が いまだ

はばたいている ように かぶさって いた

こちらがわの 無垢な 海砂の 地へ

いく ....
行き場のない
公園が
たどり着く場所というのは
公園で
うろうろ
自転車が回る
公園には
行き場がない

なきむし
って
いうことばをしるまえに
なかなくなった
コンピュータ ....
薄く目を開き
ぼんやりと霞む
蛍光灯に
壁や
柱は
照らされて

土壁に
生まれた
生きた
死んだ生物の
擂りつぶれた亡骸が
ジッ と
燐光を放っては
塗り固められているの ....
パンの いる 午後

滑るように わたるように 遠投...

その 距離は 長く 零の領域で 黙秘 して いた

コバルトの 蜃気楼の むこう から

泣きながら 出て い ....
ひとりぼっちの あなたとあたしで
手をつなぎながら サーカスの入り口を探している

青いテントのまわりはしんとして
群青色の空と地面と同化する

途方にくれながら 歩き続けて
寂れた柵を ....
{引用=
?

[ある朝わたしは鴎になりました。]中央区扇橋の橋桁の巣がいちおうマイホームです、っ
てつぶらな瞳で。(空間に名前をつける [千代田区神田小川町1-7-1]を[業火に焼かれる
 ....
朝ごはん

和食、洋食、様々なれど
自給率は和食の方が高いのです
食料を輸入して
何を輸出する
紅いバラの花
紅いチュウリップ
紅いまんじゅうしゃげ

獲りたてのカツオ
 ....
夏野雨さんの自由詩おすすめリスト(3183)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
初恋の人へ- doon自由詩207-9-26
金木犀- 嘉野千尋自由詩27*07-9-24
そろもん(星の歌)- みつべえ自由詩407-9-22
夜の鼓動- 宮市菜央自由詩3*07-9-21
わすれない- 水町綜助自由詩707-9-20
海を見ている十七歳- 水町綜助自由詩1007-9-19
潜水艦の季節- くろねこ自由詩1107-9-18
駅・五所川原- たりぽん ...自由詩10*07-9-17
正しいことが鉄の雨のようにふりそそいで- リーフレ ...自由詩207-9-17
誰かが去ったあとを見る- モーヌ。自由詩25*07-9-14
廃棄- チアーヌ自由詩607-9-9
おべんと- 君の、自由詩207-9-8
天国の子どもたち- モーヌ。自由詩16*07-9-7
そろもん(寝室の話)- みつべえ自由詩1007-9-6
くちびくろさんぼ- m.qyi自由詩1007-9-5
そろもん(草木の話)- みつべえ自由詩407-9-4
閉鎖とおやつの時計- 君の、自由詩207-9-4
日付を打たない手紙- 藤丘 香 ...自由詩63+*07-9-1
- はな 自由詩31*07-9-1
ひぐらし- モーヌ。自由詩14*07-8-31
やさしみ- 望月 ゆ ...自由詩42*07-8-27
Q- 水町綜助自由詩2407-8-27
北へ南へ- 楠木理沙自由詩307-8-27
夏の終- モーヌ。自由詩10*07-8-24
公園の通路- ペタ自由詩307-8-23
電燈- 水町綜助自由詩1007-8-20
モノクロームな_セリスモス- モーヌ。自由詩10*07-8-18
あなたの目が_覚めたら___ⅰ- もも う ...自由詩10*07-8-15
BLUE_HEAVEN- 青色銀河 ...自由詩607-8-15
ごはん- あおば自由詩5*07-8-14

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