すべてのおすすめ
 
 
てつやあけで
しごとして
いえにかえると
つまとこどもが
ねむっていた

もうすぐ
めをさますから
それまでは
ねむってはいけないと
いけないと
おもいながら
ねむ ....
もうこれで充分だとでも
言うのだろうか

まだだ。まだなのだ。

米が無いことを嘆き呟けば
芋や南瓜が60kgも届いたじゃないか

ふた月を米無しで過ごすことに
愚痴を溢せば
30 ....
窓から外を眺める時
まなこの力加減で
窓の外の光景が
くっきり見えたり

反射して映った自分が
薄ぼんやり見えたり

ガラス面のくぐもりが
気にかかって見えたり

時々だけど そ ....
暖かいミルクティーを入れた 
ティーカップは首を捻るように 
皿の上で少し、傾いている   

人生は、少しぐらい 
わからない質問のある方が、面白い。 

(僕等は日々のテストをクリア ....
君の10年分を昨夜ずっと何度も見ていたよ
眠らずに何度も見ていたよ

生まれたばかりの君を
心細い私
心の弱い私は
君を育てるという大きな壁にぶつかって
泣いてしまった
くじけてしまい ....
ばあちゃんを乗せて
じいちゃんを見舞いに行く

ゆく道の傍らに
塀越しの柿の実が鈴生りだ
ひとつぶずつに
千年と千日の
日差しがはね返る

 小太りの猫が座ってたじゃないか
 毛の ....
早いもので
もう
師走ですなあ
スキンヘッドに眉剃った
袈裟着た師が
猛ダッシュで
次々と
どぶに落ちますわなあ

ところで、わたくし
二十歳で童貞を失ってというもの
女川を流れ ....
ラタトゥイユ 振動を吸収する構造体
それはタイトルを持たないストーリー

いつもこの店の同じ席で夕日が沈むのを眺めている君は
少し首を傾けて眠そうな目で今日も誰かの約束を待っている
クリス ....
 
 
(た)

たがめが
たまに
たんぼにいる

たがめがいるなと
おもっている

ひとの
ごせんぞさまとも
しらないで

しんだあとの
ひとのすがたとも
しらない ....
かわいた雨がはりついて
ふるいノートは空のまま
そろえた靴をふみつけて
はだしの猫がおどるよる
ならんだ星のまんなかで
ちいさな夢がもえつきる
ぼくの背後で
どれくらいの回数を
太陽と月が交互に
未だに頼りげな
ぼくの背中を
照らし出していったのか
両手の指では数えられない
ただ背後に映る
太陽の情熱と
月光の沈着を ....
僕の住む街の近くに
緑の草におおわれた丘があって
その頂には飛行船のなる樹が立っている

枝々に
最初は小さな小さな 飛行船がぶらさがって
そして日に日に 少しずつ大きくなってゆく
その ....
ちんちんが痛むので病院まで行った
ちんちんが痛むので病院まで行った
千駄ヶ谷の線路下の灯り
俺の影が伸びてガードレールをねじ曲げる


もし審判の日が意のままになるのなら
もし審判の日が ....
+

苦笑いの先の
たちの悪い後味が
列車に乗って 体の中を駆け巡る
窓の向こうで手を振る子供たち
飴玉を舌で転がしながら
噛み砕く未来について考えている
さらにその先では
色とりど ....
数日前
ちくちくと気になり
次の日には終日気になり
有料の食事を泣きながら食し
翌日新たなそれの子が横に現れ
後日、親子共に成長を遂げ、
合併し
今に至る。
住宅街
なのに列車の
走る音
これが
あの銀河鉄道か
と思う夜
 
 
(か)

せなかにある
ちいさなてんは
きっとわたし

かあさんの
か、は
いつもこどもを
おんぶしてる

こばなれしても
かあさんの
か、は

いつも
だ ....
埼玉から都内の西に越して
一部屋減った

3LDKの都民住宅

なにも家具が入ってない
下見のときは
とても とても
広く見えた

が!!!

おとな5人と成猫2匹には
狭い ....
花が枯れています
つまさきのところで花が枯れています
名前はわからないけれど小指ほどにちいさなのが何本も何本も
破った約束のような色をしています

ここはせかいのせなかなのだと
あなた ....
空になった子宮は
痛みをともないながら
少しずつ
小さくなっていったけれど
物語はまだ
そこに残っている
気配がした

だれもが
語りたい と
思っていた
産むという行いは
ど ....
今夜、Ben'sCafeという詩の家に集う僕等は、 
日常の全ての仮面を脱ぐだろう・・・言ノ葉
を愛する思い一つを胸に認めて、見えない風
に背を押され、見えない糸に引かれ、一つの
夜に ....
すっと け
はれつおんがきえていく
バランスくずしてなしくずし
なしくずし
ゆずはちみつ
かんどられたサワー
なまえを

よろしく、
あとでまたはなしましょうよ


とうして
 ....
見わたす夕空は
{ルビ菫青石=アイオライト} {ルビ藍晶石=カイアナイト} {ルビ天青石=セレスタイト}のモザイクです
君の微笑みに
さびしい火がともります
ああそのせいか
君の黒い外套 黒 ....
かなしくって
悔しくって
ピザをとって食った

わたしは
安い赤ワインと
テーブルクロス
ナイフ、フォークその他のものを用意し
ピザを待ちかまえた

目のまえの机のうえにのっか ....
お兄ちゃんは アッキー
妹は あっちゅ

ふたりとも「あ」から はじまる

あっちゅの舌たらずを
利発で達者な女の子にかまわれて
いつのまにか ついていたあだ名
「あっちゅ」

語 ....
二俣川の運転免許試験場に行ったら、人間達が列になり、渋滞していた。列に割り込む若者に「あなたは何処に並んでいるの!」と青い制服のひとが叱り、視力検査の小部屋では、レンズを覗く初老のおじさんが健気にも「 .... その夜の舞台で歌手が 
「ぞうさん」を唄った時 
観客様は皆、懐かしそうに 
うっとり微笑みを浮かべるのでした 

途中出演のチベット人が 
故郷の山々を唄った時 
タイムスリップした観 ....
幸せだっていってしまおう よ
それがウソでもホントでも
現実をひとりきりで決めず
誰かにゆだねたりもしないし
車のライトから目をそらし
夜をみて歩き もたげるのは
大それた事を ....
僕は
ギリシアの神
エロスの
敬虔なる信者である
という信仰告白から
物々しく始まるこの詩

エロスって
エロ本の神だよね?
と言う疑問はさておいて

ゆうこりんと
ほしのあき ....
畦道にむかう足は
ゴワゴワと、カエルのように
ないて、河川敷に沿って走る
白い、マーチを追い越して

目と、髪が戯れている先の
先まで進み、カラスか
はたまた違う鳥か
とらえて、はなし ....
夏野雨さんの自由詩おすすめリスト(3184)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
クリスマスイヴ- 小川 葉自由詩410-12-6
まだだ。まだなのだ。- 板谷みき ...自由詩5*10-12-5
窓と自由- 佐倉 潮自由詩210-12-5
哲学者の顔_- 服部 剛自由詩3+10-12-4
君へ- 桜 歩美自由詩5*10-12-4
ばあちゃんを乗せて- オイタル自由詩5*10-12-4
女川- 真山義一 ...自由詩1810-12-4
(タイトル)- カワグチ ...自由詩310-12-4
たちつてと- 小川 葉自由詩4*10-12-3
- はるな自由詩310-12-2
消極的前進- 寒雪自由詩410-12-2
飛行船のなる樹- 塔野夏子自由詩9*10-12-1
もし審判の日が意のままになるならば- はだいろ自由詩210-12-1
夕暮れの味- 自由詩4*10-12-1
口内炎- 七味とう ...自由詩7*10-12-1
きこえる- 結川菜青自由詩310-12-1
かきくけこ- 小川 葉自由詩410-12-1
リビング- 森の猫自由詩20*10-11-30
せかいのせなか- せかいの ...自由詩1010-11-29
産む- 北野つづ ...自由詩10+10-11-27
黒い小さな舞台の上で- 服部 剛自由詩210-11-25
解_体_サ_ワ_ー- さわ田マ ...自由詩410-11-24
冬の高台にて- 塔野夏子自由詩5*10-11-21
ピザをとる- せかいの ...自由詩410-11-21
あっちゅ(改訂)- 鵜飼千代 ...自由詩14*10-11-20
免許の更新_- 服部 剛自由詩410-11-17
まどさんの夢_- 服部 剛自由詩410-11-17
宙空ポリリズム- フミタケ自由詩2*10-11-16
結婚の心得・百か条- 真山義一 ...自由詩1010-11-16
あわ- しべ自由詩410-11-15

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