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いつものように
バスを待っていたら
象がきた
大きな耳のようなドアから乗る


いつもの道を
いつもどおり走っている
だが停留所が
いつもとちがう
  パンパス三丁目 オアシス北  ....
ごらん
空が青いのは
海が青いからなのか
それとも空が青いから
海が青く見えるのかわからないだろ
正直そのどちらでもなくたっていいくらい
確かにそのどちらでもないのかもしれないし
そ ....
 
使い古された祈りのように
どこまでも机が並んでいます
その先には針葉樹林があって
仲の良い母と子が
なくした傘を探しています
木洩れ日が揺れて
ときどき音なども聞こえてきます
 
街路樹に縫い付けられた
君の叫びが
空に
ゆっくりと沈殿していく
天気予報は午後から雨
週末
接待のため夜中に帰った
けっこう酔っていて
おみやげに肉まんを買って帰った

あっくんが起きてたら
一緒に食べたかったのに

と、言おうとしたのに

あっくんが生きてた ....
生徒からもらった手紙には
「わたし先生がいなくても頑張ってるよ」
って書いてあった

渡り鳥のように教室をめぐる僕は
だからこそ一つ一つの授業を大切にする
うまくいかないこともあるけれ ....
はじめのうちの
まろん とした舌ざわりに
ついつい
身もこころもゆるしてしまいがちですが
気を付けていないと突然
鋭い刃で襲われることもあります

甘いだけが性分ではないのですから
お ....
お外のお花見は 楽しかったですか
散らかしたままの お部屋の
どのこのハンカチなのか
綺麗にアイロンがけして
小さく折りたたんであるのに

あめ玉でもつめて
ポッケにいれるの忘れたのかな ....
いまいましい季節が過ぎ去って
春の匂いを運んで
ちいさな風が
独り言を
ちっちゃな声で

ほんにゃら ほおい

赤いランドセルに
まだおんぶされているような
ふきのとうの葉で
傘 ....
反復することができない
ものが、示されて
きみは
わたしを愛していない、愛していない
きみはわたしではない、
わたしがわたしでない
とき、きみは
われに返って、夜
に、
指し示す ....
書き留めたことばの意味をわすれてしまってどこか遠くなの 朝が来るたびに遠ざかって
後ずさりしていく、記憶の束を
水平線を越えてくる、光の波に
さらわれないように
抱き寄せる
さよなら、
さよなら、



特別なことなんて、なにもない
 ....
 
消防署の隣に
積木で家を造りました

小さな家でしたが
お祝いにひとつ
ほおずきを添えました

出会ったときには
もう家族でした
 
グッバイベイビー
きみはまだ
そこにいるのかい

トンネルを抜けると
そこは
まだ雨が降らない
東京駅だった

高層ビルが
山のように建っていて
お洒落だった
遠くの景色が霞 ....
たった
一つの愛しみを
抱いて
思うところを
見つめ
寄りそう人の
片時


ほほ笑んで
いる
貴女の
握りしめた
左の手の
小さな 小さな
種に
なりた
 ....
   書いては消し、
   書いては、
   消し、


   夜 、
   に書いた手紙は朝にもういちど読みかえしてみよといいます、
   雪は残らずとけてしまった、私は雑 ....
頑張ってない
そんなぼくだって
ほら、

頑張り方がわからない
そんなきみだって
ほら、


生きてる
手だって動くし
感情だって揺れてる


頑張っていない人なんかい ....
{引用=
(光を常に浴びて変われ 
  きみという緑の輝きの)

(そのうすい葉脈のすみずみまで満たせ 
  それがたとえ何かを)


おぼろなる
季節は過ぎて

五月
つつ ....
おいしいと評判のケーキ屋さんは
有精卵をつかっているという噂だった
怪物みたいな冷蔵庫を開けると
そこには透き通るような殻をした
まだ温かい卵が並んでいるのだと

早朝
こっそりケーキ屋 ....
仕事の帰り道
遅くなって借りた傘をさすと
すこし前を地下鉄のとおい駅まで
歩いて行くふたりは
みんなにこそこそかげぐちを言われてる

おんなのひとのほうはついこないだ
離婚した
おとこ ....
影なびくほうへ
路を曲がる
前も後ろも
午後になる


花の色と
名前を忘れる
すぐそばにただ
ひとつ揺れる


雨と雪が経ち
かたちは鳴る
すぎてゆく手に ....
みじめな欲望じゃけえ、今目の前で失うても構わん。ヒクヒク鼻を近づけて臭てもろても構わんけん、その代わり腰をくねらしたシルエットはきれいやと言うて。朝ごはんに作る味噌汁に何の具を入れるんか考えることだけ .... {引用=
                           あるんだ、
                           のお前は、
                           ....
春の日に 知らない色を びりりとやぶり
ただあかく塗り潰し
集めて君に突き立てて

これでも浮かれるかと問う

君 くろい髪ばさりと落とし

あか くらり 

うすらいで

は ....
地上を覆う 
夜の帳の重さを 
老木の林が支えている 

土深く 
張り巡らせた 
無数の根足を踏ん張りながら 

夕闇に黒く浮き立つ 
老木達をじっとみつめる 
君の体から放たれ ....
あらゆる方向から放たれる光の線を
波には乗らず
その透明さを感じながら
髪をなびかせ
駆け抜ける

ひたいの汗
ぎゅっと握りしめた手からは
こぼれ落ちそうな
ちいさな希望のかけら
 ....
シャキ

ジャキ

ジャギ

ジャギッ

落ちる
落ちてゆく
さっきまでわたしであったそれ
ぎらり光るハサミが引き離した

箒で集められ
ゴミ箱へ
見送ることが出来るのは ....
{引用=気がつくと私は朝食を食べていて
ちょうど大根の葉の炒め物を乗せたごはんをお箸で持ち上げようとしたところだった}


突然ですが
はだしの生活を始めて
そろそろ3年になります
コン ....
おでことおでこをくっつけて
君と春のうたた寝
寝息が波のように遠ざかり
いつしか君は夢の中
匂うような春はこんなふうに
小さな子供に戻って
やさしい眠りに包まれていたい
そっとそっとゆら ....
疲れ果てて
今日が始まった人たちと
逆行して帰っても

朝日に照らされると
なぜか顔がほころんだ

時間は平等なはずなのに
僕の時計は気がつくと遅れている

一歩、右足を出すと
 ....
夏野雨さんの自由詩おすすめリスト(3184)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
マンモス- yo-yo自由詩9*08-4-25
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三人家族- 小川 葉自由詩708-4-24
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グッバイベイビー- たもつ自由詩7*08-4-22
グッバイベイビー- 小川 葉自由詩7*08-4-22
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ひかり- 石畑由紀 ...自由詩22*08-4-21
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雨のものがたり- ふぁんバ ...自由詩5*08-4-19
ノート(離歩)- 木立 悟自由詩408-4-19
駄話- なかがわ ...自由詩2*08-4-19
どうでもいいほど愛しい/067- ピッピ自由詩108-4-19
ねたむ割る惜しむ- naho自由詩108-4-19
いのちの石_- 服部 剛自由詩308-4-18
わたしマラソン- こゆり自由詩5*08-4-18
散髪- 餅月兎自由詩308-4-18
西洋甘菜- よしおか ...自由詩6*08-4-18
春は夢の中- 未有花自由詩12*08-4-18
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