すべてのおすすめ
具象抽象或いは送話
そして叙情
もうあなたに呼び掛けるのは止めよう
ことばに頼らない詩
いま 宇宙に語りかける
新たな結晶の始まり
わたしだけの ことばを
さぁ
拾われにおいで
カムオン・ビーチコーミング

海の家はすっかり片付きました
波打ち際には
広い砂浜が帰って来ています

明るいクラゲのような
お日さま
掘り出し物になれるかど ....
夢みるキノコがはえていた
山の奥深くのじめじめ谷に
夢みるキノコはおかっぱで
ひざすりきれたジャージの娘

夢みるキノコは暗闇で
ラジオをきくのがすきでした
朝のぶさいく覚悟して
まく ....
遠く時空を超えると
幼い君がいた
「おとーたん、どうじょ」
ぷつんと もいだ野紺菊を
ぷるぷるふるえる手で差し出す
薄紫の舌状花をつけた花
稲藁のにおいがする午後の柔らかい日差しの中
君 ....
無欲な僕は いつも 筆を持った
物の中には 形があると知った
そして 触れた 本のページを めくる時
僕は 人のこの手に 掴める物はなかった


光は 色の一つを 手渡した
僕は 手に取 ....
私の陰影の形状はどこに行ったのだろうかと
色彩を私は そこで見てはいなかった
目を流れているかのような 錯覚を見ていた
その霞む音階のひとつにも 指先で触れようとしてもいた
切り取 ....
まるで鏡のように人のこころをさまよいながらわたしは包まれている
海岸線を
どこまでも
きみと青いプリズム
昼間なにもないような顔していつもはぐらかすのは
潮風に寄り添いながらあなた ....
断片的に腐敗してゆく
囚われの大地に
種子が落ちて芽吹き
雨が枯れようと
禍々しさのない陽に
両の手を広げ
受け入れる

知識を持たず
本性に従って生きるものたち

裸の木立 ....
君は生きる価値がない
と言われても死ぬわけには
いかない。
仕事を辞めろと言われても
他にできそうな仕事がない。
食べてゆかなければならない。

こんなに懸命にやっているのに
酷い言い ....
なじみの中華屋さんへ行き
日替わりを頼み
こころを込めて作るので
時間がかかる場合があります
という貼り紙を見つめ
ぼんやり
この世のはかなさについて考える


ふととなりを見ると
 ....
ずっと寄りかかっていた
揺るぎない背もたれとして安心しきって
あなたが感じている重たさも
慈愛で受け入れて
融かしてくれているのだと思っていた


いま、青に導かれて去ろうとしている
 ....
あ、まただこの感じ
お茶をかさねてたら
くたびれて伏せてたら
歩いてあるいてたら
とどかない
とんでって
ひっかかる喉元のハンカチ

善いことはないのに
どうしてまた
離れ離れにし ....
新月の船着き場に
およそひとつきの旅を終えた月が
帰って来ました

明日には
また別の光る船が解纜します

ゆっくりと振り向き
一旦は真っ直ぐに見つめ
再び視線をそらしつつ空を渡る
 ....
マインドマップレスセンテンス片手に
題名トマソン
ふと目が合って拾った石は
ごしごしたわしで水洗い

原石じゃなくても
磨かれてなくても
濡れれば石は光ります
濡れている間だけは水をま ....
「仕事に貴賎なし」で渡りあるく


暗証とID
待機室はいくつものセキュリティチェックをくぐった先にある
「夢のバイト。ジャンボ機ですよね」
マニアは聞けばいろいろ教えてくれるが
夜の羽 ....
知らないから呼んでみた
そっとお父さんと
声にだしてみた

お隣にも友達にもいたよお父さんが
どんな人なのかは見て知ってた

お父さんって子供を
どんな風にみるの
お父さんって子供を ....
鋼鉄の固形燃料は
鋼鉄の中の頑丈さを粉砕した 酸化ガスである
固形燃料を車の内部から粉砕し
ぶったぎった 外装を 私は睨みつけた
私の意図した形態の現在として 照らし合わせた


アメリ ....
私は死んだ浮浪者だ
街の中の地獄を見させられた 私は
私の体を時代の中から探させられた 
与えられた 自分を私は捨てた
私の望んだ夢の 現実を 否定させられた


心の幸せのかけらなどひ ....
見えないものについて話をするとき

特定の宗教をじぶんは信じてはいないけれど

そう前置きしてしまうのはなぜだろう

見えないものについて話をするということは

じしんの宗教観の吐露に ....
 自分はいろいろと嫌いなものがあってたとえば、相手のことを内心見下しているくせに対等に付き合い、その相手が去った後に同等の仲間内で馬鹿にするという態度があるが、今日それを見てとても癪に障った。
 あ ....
真っ直ぐな道は歩きづらい
かと言って迷路みたいでも困るのだけど
適度に曲がりくねっていて
ちょうど昔ながらの畦道のように
赤い帽子によだれかけしたお地蔵さんが祀られているとか
時には肥だめみ ....
私は夜の中で
自然の残らない音楽にさせられた 
言葉も無くさせられた無であろう 
浜辺の 存在ですらもなくなった 
絵画が吹かれているだけだ 


群青色の路上の浜辺であろう そこに ....
岩場の上から禿鷹が笑ってぃやがる
(それみろ‥空ばかり見るから皆からはぐれちまったろう)


情けない
このぼろぼろな今の俺を見てくれよ
ただ野うさぎを追いかけてりゃよかった ....
闇に浸されて
心地よい暗さ
眼はまだかろうじて
くすんだ視界をとらえられるのに
あえて眼をふさぐ

明晰すぎるものを
見なくてよいように
見えるものだけに
とらえられないように
 ....
 
 
病院の待合室で順番を待つ
備え付けの椅子に座り
備え付けのテーブルに置かれた週刊誌を読む
言葉の意味はわからないけれど
挿絵などを見る限り
最近の出来事がなんとなくわかる
あれ ....
何でもない 声の つぶやきが
だけど今日も私の中から出て行く時
君の目に 今日も 探しだされた
美しい私の立つ街を見た 
私は街に 今日も流れ出さてはいないのだと 見た


濁ってい ....
私は憂鬱の時代を言葉の中で
無数の人間から握らさせられた 私は
金を儲ける 明るい頭のどこかにされた
時代の言葉のつぶやきを生きる そして
私は憂鬱の時代を生きる 人の悲しみの内側で

 ....
知らぬ間に
今日と明日の境目の
白線を越えていた

部屋にメイプルの香り
焼きたてのパンを置いて

朝にこそふさわしいと
あなたは横向くけど
このままいればもう
朝なのですよ

 ....
寒くなる前に大掃除を済ませましょう
さぁ、{ルビ掃晴娘=サオチンニャン}空を掃いて

スターダストトレイルはそのままそのまま
こまやかなそれらは流れ星のタネ

飛行機雲もそのままそのまま
 ....
ドラえもんノーサンキュー
どこでもドアはいらない
いつでも一組みポケットに
折りたたみの窓を持っているから

ほら見てご覧
ここは風衝草原
ほらあの夕陽に光る水面
あれは街跡湖

 ....
砂木さんの自由詩おすすめリスト(4706)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ことばにならない詩- アラガイ ...自由詩5*10-10-14
落し文フォーラム- 海里自由詩2*10-10-13
夢みるキノコ(非食用)- 朧月自由詩510-10-13
野紺菊の咲く頃- 山人自由詩22*10-10-13
部屋の絵- 番田 自由詩310-10-13
あるアパートで- 番田 自由詩110-10-13
海と月- アラガイ ...自由詩2*10-10-13
第6セクト- 高梁サト ...自由詩9+*10-10-13
Once_upon_a_time- ペポパン ...自由詩3*10-10-12
なじみの中華屋さん- はだいろ自由詩5+10-10-12
GRADUATION- 渡 ひろ ...自由詩18*10-10-12
時差中継- 唐草フウ自由詩6*10-10-12
R_is_for_Rocket.- 海里自由詩1*10-10-12
フィールドワーク- 海里自由詩110-10-12
そこに笑顔はあるか- 乾 加津 ...自由詩14*10-10-12
お父さん- 朧月自由詩810-10-12
ある工場で- 番田 自由詩410-10-12
どこかの高架下で- 番田 自由詩310-10-12
- 吉岡ペペ ...自由詩2*10-10-11
3- a自由詩210-10-11
木漏れ日のひと- 恋月 ぴ ...自由詩31+*10-10-11
無人島の青空- 番田 自由詩210-10-11
弧狼- アラガイ ...自由詩5+*10-10-11
あえて眼を- シホ.N自由詩110-10-11
光景- 小川 葉自由詩510-10-10
あの色- 番田 自由詩210-10-10
暗雲の中で流れる- 番田 自由詩110-10-10
夜の茶会- 朧月自由詩210-10-9
ほうき星掃天プロジェクト- 海里自由詩1*10-10-9
ひとりぼっちスイッチ- 海里自由詩110-10-9

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