すべてのおすすめ
あまりの暑さにクーラーをつける
よほど暑かったのだろう
いろいろな動物たちが家に集まりはじめ
またたくまにいっぱいになった

長い部位をもっている動物はそれをたたんだ
肉食動物は捕 ....
とろり、
とろけて
なめらかな
ゴールデンカラー

きみに
ぴったりだ
ハニー

あまさも
いろも
ゆっくり
ぼくに
おちてくる
ゴールデンカラー
僕はルビーグレープフルーツが好きだよ

初めて買ってきてくれたのは君だった

いっしょに

グレープフルーツ用のスプーンも

買ってきてくれた

壊れかけのアパートの

陽の当 ....
僕の夢は死んだ

君のいない世界

何故に想いはいつも届かないのか

あの日の約束も

あの日の微笑みも

泡のように消えていく

君を失っても

頼まないのに明日は来る
 ....
光したたる場所に立ち
足元にまとわりつく魚を見ている
緑が照らす灰の息
耳のすぐそばにいる雨雲



肩に沿って
光はこぼれ
水に落ちて
声に変わる
たどりつけ
たどりつく ....
しあわせ
よつばの
クローバー

はれたひの
にちようび
あなたと
いったこうえんで
さがした
せかいに
ひとつの
クローバー

よんまい
はっぱの
いちまいを
 ....
雨に煙る国道は
遠く空との境が曖昧で
その上を僕等は はぐれないように
線を引きながら

雨に迷うのはここでもあなたで
いつのまにか迷っているのは僕だったりして
ここまで迷ってしまうのは ....
誰もいない街を囲み
小さな白い花が咲き
低く宙に浮かんでいる



花粉と麟粉が
片目の奥に混じりあい
列を去ったものたちを見せる



薄く薄く固まった血が
蒼の ....
部屋は湿度を保ったまま1℃室温を下げた
コラーゲンをたっぷりと含んだ豚骨が
とろりとろり
太陽の見えない窓に向かって行進を始めている
バター・ビーンのパンチが虚しく空を切ったTVショー
 ....
掌の木々が育ちすぎてしまったので
部屋はまた落ち葉で満たされていく
金属疲労した喜びのような朝焼け
台所の隅にある停留所で
君は名の知らぬ街へ行くバスを待っている
その靴は曇り空の下 ....
ふせたてを
ひろげて
そんざいを
こちょうして
みるけれど
それはまるで
おさなごあおば

わたしの
きもちを
つたえたいの

きょうの
おでかけ
てをつなげたら
 ....
風のなか
ひらかれる本
ひらかれつづけ
とけてゆく文字
とけてゆく頁
「死にかけた鳥を
 藪の根元に置いた
 雨を避けられるよう
 鴉を避けられるよう
 湿った土の上に置い ....
   

星の夜の木々
根を隠す原の音
静かに横たわるけだもの
原のむこうは蒼
蒼のむこうは原



花びらが
蝶を知らずに
水際に降りてくる



葉の星へ
穂の ....
からころと音のする
そんな欠片が散らばっていて
拾い上げると色とりどり
思い思いに光を反射している

広い砂浜
両手を広げても足りない
誰もいない静けさは
ただ波音を響かせる


 ....
高みへ 高みへ
翼をひろげる鳥の群れに
空はふちどられたままでいる



音が音をひそめながら
緑に曇る午後を見ている
離れているのに離れずに
ともに震えを待つ姿
見 ....
にゃんでか知らにゃいけど
「にゃににゅにぇにょ」
が言えにゃくて、全部
「にゃににゅにぇにょ」
ににゃる
日常生活に支障はにゃいもにょにょ
こにょままでは
僕が僕でなくなってしまう
 ....
濃度を増した緑 の根元
アスファルトには 日陰がある
かつて人だった空間には
かつて花束だったものが 積もっている


湿度に黒ずんだ日陰 の隣
アスファルトには 日向がある ....
こつん、と
わたしの
かたに
おちた
あなたから
わたしへ

せなかで
つぶやいた
ちいさく
あつい
ことば

それは
ちんもくのなか
しずかに
じんわり
むねを ....
曲がり角に沿う壁を
鳥の影がすぎてゆく
風のない午後
一羽の午後



少ない雨が来ては去り
灰は薄く街にひろがる
置き去りの光
置き去りの火



黄緑 ....
商店街で見かけた女の子
オムツで丸いお尻を振りながら
パパに手を引かれて歩く

ただ
歩くことの夢中
自分の足が
交互に前に出てくることの不思議
パパに手を引かれていることの
無意識 ....
ひこうき
ぴゅーんって
とんでって
わたしの
あたまに

おちた

あなたが
なにげなく
ほおった
ひこうき
ばくだん

じょうちょも
なにもなく

まちがいなく ....
いろいろな
しつもんが
あたまのなか
うずを
えがいていても

きょうも
わたしの
くちびるには
つるつる
すべりだいの
ことば


まちがいなく
このえがおのし ....
電線に止まって
人を見下ろす鴉
でさえ貴女の
髪の黒さに憧れる
夜空のように
貴女の黒髪は深く
そして遠い川のように
流れている


無邪気な子供達が
笑いながら
貴女の黒髪を ....
海沿いに走る防砂林を抜けると
右手に岬が見える
あの岬へ行こう
いつか交わした約束みたいなものだった



続いてる道は防砂林の中を
くねくねと曲がって上って下りて
右手に見えない海 ....
透明で
透き通った
ガラス玉

日にかざせば
きらり、と
希望の光を輝かせ

片目を瞑って覗き込めば
小さな自分が
逆立ちをして
自分を見ている

ガラス玉の世界は
ぴかぴ ....
1.




目を離せなかった

首から肩にかけての線とか

ちょっと開きかけた口が

次に発する言葉とか


突然


こっちを向いたときの

 ....
いつまでも

俺の耳に残って離れない

哀しいピアノの旋律

昔は1番好きで

よく弾いた曲

今は1番つらくて

2度と弾けない曲

あなたの好きだった

ただ1つの ....
 葉はどれも光っていた

 雨粒は露になって残り
 雲の向こうの空のずっと高い向こうの
 姿の見えない太陽の光を集めていた

 雨あがりの空気は澄んでいる
 埃だとかスモッグだとか
 ....
県立文化会館の大ホール!大ホール!大ホール!と
すっかりはしゃぎ過ぎてしまったのです
誰かサイダーを持って来てください
僕は観客席で日めくりカレンダーをめくり続けています

県立文化会館 ....
いつもなら

腕を組んで歩くのに

君は

僕の後ろから

うつむいて歩いてくる

巡礼者のように

哀しい顔で

僕はほんの少し

君が戻ってくるのを期待していたよ
 ....
砂木さんの自由詩おすすめリスト(4706)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
すべてのものへ- たもつ自由詩3204-5-26
ハニィ- 玉兎自由詩104-5-26
★84_ルビーグレープフルーツ- 貴水 水 ...自由詩5*04-5-25
★83_ボクノユメ- 貴水 水 ...自由詩4*04-5-25
ノート(指)- 木立 悟自由詩504-5-25
クローバー- 玉兎自由詩104-5-25
雨の国道- 霜天自由詩804-5-24
ノート(白花)- 木立 悟自由詩304-5-24
雨細工の町- たもつ自由詩9*04-5-23
その森- たもつ自由詩13*04-5-22
おさなごあおば- 玉兎自由詩204-5-22
ノート(本)- 木立 悟自由詩404-5-22
降り来る言葉__XIV- 木立 悟自由詩104-5-21
からころ- 霜天自由詩2104-5-20
午後の手- 木立 悟自由詩504-5-19
にゃ- たもつ自由詩3504-5-18
容器の中の夏- A道化自由詩1104-5-18
きのうのあなた- 玉兎自由詩204-5-17
黄緑- 木立 悟自由詩704-5-17
- さち自由詩8*04-5-17
ひこうきばくだん- 玉兎自由詩404-5-17
すべりだい- 玉兎自由詩504-5-16
黒髪- 和泉 輪自由詩1204-5-16
岬へ- 霜天自由詩904-5-16
ガラス玉と小さな私- クラウン自由詩504-5-16
恋愛- 小宮自由詩2*04-5-16
☆129_オモイデノ…キョク- 貴水 水 ...自由詩5*04-5-16
透明な朝に- マッドビ ...自由詩904-5-16
県立文化会館の大ホール!大ホール!大ホール!- たもつ自由詩1004-5-16
★80_キミトボクノ…サイゴノヒ- 貴水 水 ...自由詩6*04-5-14

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