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小鳥来て耳にその声転がり{ルビ来=く}

秋の蟬少なき声に数を知る

青空や{ルビ鰯雲=いわしぐも}消え海消えて

「ただいま」の声に走る{ルビ児=こ}秋の夜

しばらくに間のありてま ....
 俺は自分らしいものを出そうと
   努めているよ。

         ──レイン・ステイリー






青芝を踏めば飛び立ち隠れ鳥

耳すまし{ルビ一期一会=いちごいちゑ ....
 油断すると大人になっちまう

         ── Grapevine



ところどころ{ルビ昨日=きのふ}の色の{ルビ四葩=よひら}かな

梅雨晴れや鳥迎へ空映す川

梅雨 ....
{ルビ散椿=ちりつばき}まばらになりて地に遊ぶ

草若し一歩一歩に{ルビ応=こた}へたり

遠足や{ルビ喝=かつ}に整ふ黄の帽子

児が母にぶらんこ押され一人旅

背を合はせしやがんで ....
余寒あり{ルビ掠=かす}むる風の輪郭に

影こぼしポインセチアの散る花片

春陽や老い人の濃き杖の影

春の庭仕上げ庭師も{ルビ昼餉時=ひるげどき}

春昼に眠りて闇や今何時

{ ....
{ルビ白妙=しろたへ}の{ルビ羽子=はご}{ルビ止=とゞ}まれり落下点

地に落ちて少し{ルビ汚=けが}るゝ{ルビ羽子=はご}の羽根

{ルビ羽子=はね}つきの羽根を{ルビ幼=をさな}き手が拾 ....
{ルビ暗雲=あんうん}に{ルビ翳=かげ}り{ルビ河岸=かゞん}の冬の{ルビ鷺=さぎ}

{ルビ遠景=ゑんけい}にオレンジ色や{ルビ蜜柑畑=みかんばた}

冬の蝶{ルビ止=と}まりて雨をこぼす花 ....
{ルビ鷺=さぎ}一羽見る{ルビ吾=あ}もひとり冬の川

冬ぬくし{ルビ薄着=うすぎ}になりて帰る道

{ルビ古日記=ふるにつき}鉛筆ひとつ使ひ切り ✏️

{ルビ捲=めく}るたび過去に戻れ ....
冬の蝶 三句

冬蝶の{ルビ艶=あで}と少しの寂しさと

手を{ルビ逃=のが}れまた花に行く冬の蝶

冬蝶もその影もまた花を去る


{ルビ崩=くづ}さずに{ルビ輪郭=りんくわく}保 ....
青空が映り裏向く{ルビ蟬=せみ}の目に

蹴る前に空き缶倒れ秋の風

底深き花瓶に{ルビ挿=さ}せり菊一輪

{ルビ覚=さ}むるまで父が握る手{ルビ大文字=だいもんじ}

帰り道{ルビ ....
街角を曲がる影濃し夏の蝶

{ルビ深夜=みよ}の風{ルビ眠=ねむ}る{ルビ風鈴=ふうりん}避けて落つ

泳ぐ{ルビ彼=かれ}少年の日の我に似て

たまにあふ仔犬や夏の小公園

{ルビ波 ....
{ルビ鷺草=さぎさう}が風に{ルビ真=まこと}の鳥のごと

ベランダに遠花火見る影ひとつ

手花火が口紅うすき{ルビ娘=こ}を照らす

風死して野良猫も耳すましたり

枯れて{ルビ尚= ....
消えかかる{ルビ螢=ほたる}にかざす両手かな

色のゆめ薔薇{ルビ貫=つらぬ}いて雨が見る

ひとつ散りまたひとつ咲く花火かな

色揺らし風に泳げる{ルビ鯉=こひ}のぼり

箱庭や我を ....
二三枚重なりて散る桜かな

{ルビ五月雨=さみだれ}のドアの向うに{ルビ鷗=かもめ}かな

{ルビ兜虫=かぶとむし}にらみ合ひけり蜜の{ルビ左右=さう} 🐞

知らぬ間に{ルビ内緒=ないし ....
{ルビ黄水仙=きずいせん}香を吐きつくし色変はる

{ルビ古雛=ふるびな}の無き笛の{ルビ音=ね}を所作に聴く

揺るゝ影{ルビ児=こ}がぶらんこに残したり

{ルビ鳥籠=とりかご}に日々 ....
その色を{ルビ水面=みなも}に映し{ルビ散椿=ちりつばき}

割るゝまで色を忘れずシャボン玉

風に声かけられ{ルビ廻=まは}り{ルビ風車=かざぐるま}

ぶらんこを揺らし深夜の公園で
 ....
今日{ルビ限=ぎ}りの映画のやうに終はる冬

降りにけり{ルビ掃=は}けど我が名を消す枯葉

{ルビ夜鴉=よがらす}も{ルビ黙=もく}し{ルビ流石=さすが}に除夜の鐘

初夢やいまも喫茶で ....
冬薔薇の{ルビ三文字=みもじ}に{ルビ紅=あか}き線を引く

冬の鳥死すれど目には青き空

打つ雨に{ルビ翅=はね}の絵にじみ冬の蝶

粉雪が降れり死といふあとがきに

鼻に雪付け ....
閉館後イスに誰かの冬帽子

{ルビ相傘=あひがさ}やしぐれに濡るゝ我の肩

白鳥を見るやいつもの午後の{ルビ椅子=いす}

{ルビ時雨=しぐれ}きてグズる仔犬と雨宿り

走り去る子 ....
独房の窓から数へ冬の鳥

粉雪と語り待ちびと{ルビ来=きた}るまで

結晶を雪の言葉と解釈す

粉雪が待ちびとの{ルビ来=こ}ぬ{ルビ我=われ}つゝむ

道迷ふ仔犬にぽつり冬の雨

 ....
{ルビ頬=ほゝ}なづる風に夢{ルビ覚=さ}め冬の朝

火付くれば紙の{ルビ凍鶴=いてづる}溶けにけり

ハロウィンに味噌汁の具と{ルビ南瓜=かぼちや}化す

路地裏や{ルビ儚=はかな}く消 ....
時すこし戻せば香り秋の風

{ルビ廃園=はいゑん}の石の天使に枯葉散る

{ルビ木漏=こも}れ{ルビ日=び}が舞ふ冬蝶の影つくる

放せども{ルビ膝=ひざ}に戻れりかじけ猫

風に揺れ ....
 「生きていてよかった」と思う、
   そんな夜がある。

           ──中島らも







星の絵が画布よりこぼれ星月夜

天の川あふるゝほどの星を釣る
 ....
 書くということは、
  起こらなかったことを思い出すこと

             ──シリ・オースター







{ルビ桐一葉=きりひとは}散れども{ルビ永遠=とは ....
 僕にとっての悦びは、
  “ある瞬間”に出会うこと

           ──ビル・フリゼール







楽園を{ルビ描=ゑが}いて小鳥おびき出す

{ルビ逃=のが} ....
 僕が伝えたいのは
  シンプルな感情のようなもの

          ──ジェフ・バックリィ




タバコ吸ひ十四歳で秋めいて

秋の夜に親父とふたりタバコ吸ふ

消えか ....
 おれにはおれの
  天使の顔を見ることができない

         ──田村隆一



{ルビ堕天使=だてんし}が神に怒られ{ルビ唐辛子=たうがらし}

{ルビ凄腕=すごうで}の ....
初恋の女の子からも
チョコレートを貰えた
あの日のことを忘れてしまいたい

親友と泣いて泣いて
朝まで語り合えた
あの日のことを忘れてしまいたい

どしゃぶりの雨の中で
母さんだけが ....
青空を飛翔する鳥を
僕は描くことが好きで

でもある日
悲しみの感情で描いてしまった一羽の鳥が
キャンバスの地平線を越えて
僕の足元に墜落した

キャンバスの中に
寂しげな悲鳴だけを ....
ABさんの森田拓也さんおすすめリスト(29)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幽霊とタイムマシーン- 森田拓也俳句8*20-9-10
てんとう虫の夢- 森田拓也俳句12+*20-7-20
マサイ受難曲_〜その華麗なる原住民の世界- 森田拓也俳句11*20-7-9
さんぽみち- 森田拓也俳句14*20-3-5
いちご泥棒- 森田拓也俳句10+*20-2-9
夢は台所の床に- 森田拓也俳句11+*20-1-8
さよなら_20/19- 森田拓也俳句15+*19-12-26
ちいさな口笛のバラード- 森田拓也俳句14+*19-11-27
混ざらぬ色のままで- 森田拓也俳句14+*19-11-15
空が青いとき- 森田拓也俳句10+*19-8-20
夏の終わりに- 森田拓也俳句18+*19-8-4
夏空にひとり眠る- 森田拓也俳句15+*19-6-26
この一瞬が嘘であっても- 森田拓也俳句8+*19-5-6
アルプスの少女_俳人- 森田拓也俳句10*19-4-28
片側一車線の夢- 森田拓也俳句7*19-2-25
俳テンション- 森田拓也俳句12*19-2-7
終わらぬ映画のように- 森田拓也俳句12+*19-1-7
片道切符- 森田拓也俳句12+*18-12-1
冬の寄りみち- 森田拓也俳句8+*18-11-26
新世界より- 森田拓也俳句12+*18-11-15
冬を聴くひと- 森田拓也俳句19+*18-11-12
らくがき- 森田拓也俳句10*18-11-7
ゴールデンアワー- 森田拓也俳句9+*18-8-28
終わりの感覚- 森田拓也俳句4*18-8-25
ドリアとグレイの肖像- 森田拓也俳句7*18-8-23
煙草、そして灰皿- 森田拓也俳句5+*18-8-22
フレッド・マイローの回想- 森田拓也俳句3*18-8-8
たとえ、あの日を忘れかけても- 森田拓也自由詩8*17-10-14
リトル・ムーヴメント- 森田拓也自由詩13*17-9-12

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