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狂うっていうのは
ケモノの王様
そういって
君がくすくす笑う

だからね
アナタは違う
王様なんかじゃ
ないから

たぶん
君も正気のままで
コートの匂い
確かめたりして
 ....
追いかけても、
追いかけても、
遠くなっていった。

もつれた舌で、
上ずる声で、
叫んでもみた。

微粒子の浮かぶ朝に、
排気のスモークに消えた言葉。
気付くのが遅かった。
そ ....
(TOXICを頭の中で♪しながら)

俺はトラックの運転手なのだ
俺は骨の髄まで運転手なのだ
居眠り運転してても目的地に着いてしまうのだ
これは本当のことなのだ
そんな調子で大きい事故もや ....
俺の見つけた法則

聖子ちゃんカットの女の子が走ったりすると
必ず前髪をそろえながら走るいう法則

凄くイライラしたこと

久しぶりにバッティングセンターへ行った時
球が当たらなくてイ ....
ゆうべは、ほんとうに困ってしまいました

わたしがとぼとぼ流れ出して
それは我慢がききませんから
両の手に溜めてすすりました

 はあ、と吐く白い息にも
 わたしがいるようでしたが
  ....
風はカミソリのように
おれの耳を切り落とそうとして
電信柱の陰から狙っているらしい
くれてやる
くれてやるよ耳ぐらい

おれは幽霊だ
失くしたものが何だったのか
それさえ忘れちまって
 ....
今日はついてなかったよ
利息は増えるし
犬には追いかけられるし
コンビニ弁当に箸はついてないし
自販機には500円のみこまれるし
人身事故で2時間も寒い中ホームで待たされて
新年だっていう ....
冬の窓辺に羽が生えてました。氷の。
寒い地域に生息する鳥は、夜に飛びます。
誰も姿を見たことはなく、窓に羽を置いていきます。
窓ガラスが羽の形に凍っている ....
久しぶりに夜が明けたと
寝言のように君が囁くので
久しぶりに
僕らは見つめ合うのです
恋のようだわ
と呟いた君の頬の上
確かに
光がダンス

毎回恋が近づくと
恋は私を愛してくれな ....
追いかけたりしない
資格が ないから

愛することができるのは
それにふさわしい
誰かさん だけで
あたしはあなたを
見送ることさえしなかった

ごめんねって
言えば消えるもんじゃ ....
外で詩を書く

治ったか疾

中で
溶けていく
歩きながら

しかし
幽閉している
出ないから

ことばで
情けない

慰める切実さが
僕の遊び

ひとり雨フル
 ....
夜更けにひとり目覚めていたり
残業のあと酒くさい終電にすわっていたり
まだ朝も暗い道を急ぎ歩いていたり
あるいは騒がしいファーストフードショップで
ふとお喋りがとぎれたり

そんなとき
 ....
ちずと ちり
すきに ゆく

わたゆき こゆき

とおに まわりに
さからって

かすり とけ しみる

ながい
そら
気がつくと
見知らぬ部屋に、彼は立っていた

窓から吹き込む夜風に
カーテンはふくらんでいた

鏡に顔を映すと彼は
ふと 自分を
のっぺらぼうにしたい衝動に駆られた

ポケット ....
8つのおとうとは
私が夕飯時になっても
食卓に来ないので怒っている

8つのおとうとは
私を呼んでも返事もしないと
私の部屋のドアを蹴り
「何か悲しい物でも、隠しているのか」
と問 ....
障子を そりで 滑る
目で 滑る

黒い瞳は 夜で
誰かが つぶやいた

名前が 揺れて

ずっと そばにいるんだ
閉めた囲いの


すべっていくんだ
疑問符をつけてはいけません

押し付けてはいけません

まずい状況では
さらに状況が悪化することがあります

何かをねだるときに使うと
見透かされたときに危険です

正直、あまり使 ....
迷惑の 
困惑の
生成だ

ペンキを塗り過ぎた

ペンキを塗られ過ぎた

ペンキだらけの身体

敷き布団に放る

それから掛け布団をね


パフェになってくると

き ....
東京が 自殺した

新宿南口JR改札前 高架
整列する雀
凹む電線
ガードレールにとまる女 白く。
瞬く横断歩道 

歩行者用信号機が青に変わり
かちり
盲人用信号がボタンを掛け合 ....
人間は死んだらどうなるん?
コウちゃんの疑問は
切実

テレビの向こうでは
今日も誰かが流れていく
暗いテロップで

人間は死んだら生まれ変わるん?
次は人間になれんのん?

う ....
昔はやった多機能筆箱、○○戦隊シリーズ

押すと、えんぴつが飛び出す仕掛けがあったり
小さすぎる消しゴム収納があったり
あぁ 電卓の電池は切れている

いろいろいじくっていたら
まだ押し ....
公団に住まうこと
人生の約4分の3
何度もベランダで煙草を吸っては
コンクリートの嘘を焦がした
網戸を水玉模様に溶かして遊んだのは
狂っていた夏のある夜
孤独の空気に死にたくなれない自分が ....
真実の愛は
一つだけだと
恋する度に思うけど

それは一度無くすと
二度も三度も
無くなってしまって
勿体ぶっていた
自分が馬鹿みたいなので
愛の安売り
始めます

愛をぶ ....
もう
なにもない
あなたに伝えることは

もう
なにもない
あなたと分けあうものは

真っ白な
 雪のなかを
真っ白な
 二わのうさぎ

それぞれ
 きたみち
  ひきか ....
コーラの泡

思いのほか痛くて
もう一口


軽音楽

骨の折れる音は案外
ポップスじみてたよ
肩に 近づいた 
未解決 の おでこ

つんと おしもどすと
書くっと 

ねる
俺とお前 嘘まみれで さぁ
馬鹿みたいに 笑い合ってたよ なぁ
”惚れたぜ お前のオンナに”
なんて詩に書いて お前に見せて
笑いながら
大きく吸い込んだ セブンスタァは
トーテムポールの ....
   1

通りかかったカマキリに
僕以外の卵は食べられた
奇跡的なこの誕生を
誰が祝ってくれただろう

   2

ある日道路を這っていたら
目の前で仲間が鳥に食べられた
姿か ....
カードは 秩序
壊すのはいつもジョーカー
笑顔ほど

恐ろしいものはない 

いうこと

あなたはいつも
ジョーカー
笑顔でわたしを揺さぶって

このゲーム
負けるかもしれ ....
純粋でなくていい
つきぬけてなくてもいい
ふつうでありたい

ふつう

ふつうっていうのは、つまり
スーパーでみかんを買ったり
駅でコツコツ足音を立てて歩いている
大勢の人と
あま ....
チアーヌさんの自由詩おすすめリスト(1475)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゆきほこら- umineko自由詩405-1-14
8:00- イグチユ ...自由詩105-1-14
俺はトラックの運転手なのだ〜2- 純太自由詩1105-1-13
俺はトラックの運転手なのだ〜1- 純太自由詩605-1-13
夏虫- ベンジャ ...自由詩3*05-1-13
結晶- 大覚アキ ...自由詩305-1-13
夜空を見上げて- 不老産兄 ...自由詩205-1-13
冬鳥- ふく自由詩4*05-1-12
君の目はいつも夜- 月山一天自由詩4*05-1-11
追伸- umineko自由詩205-1-11
最近- 石川和広自由詩3*05-1-11
目覚めよと呼ぶ声ではなく- 佐々宝砂自由詩405-1-10
しろ_もじ- 砂木自由詩4*05-1-10
ましろいかお- 服部 剛自由詩7*05-1-9
おとうと、怒る- 月山一天自由詩1505-1-9
滑走- 砂木自由詩8*05-1-9
「愛してる」の使い方- ベンジャ ...自由詩11*05-1-9
ペンキだらけの身体- 純太自由詩305-1-7
上空自殺(東京Ⅲ)- 英水自由詩9*05-1-7
ふたつのうみ- umineko自由詩205-1-7
多機能筆箱- ベンジャ ...自由詩6*05-1-7
湿夜絵- e R i自由詩3*05-1-6
LOVE_BARGAIN_STARTS_TODAY- 月山一天自由詩6*05-1-6
Nothing_to_say- umineko自由詩405-1-6
M_&_M- たいにぃ ...自由詩8*05-1-5
夢中- 砂木自由詩6*05-1-5
トーテムポール祖師谷- 虹村 凌自由詩3*05-1-5
チョウになる- ベンジャ ...自由詩9*05-1-5
ジョーカー- umineko自由詩605-1-5
ふつう- うめバア自由詩205-1-4

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