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 ごめんね、わたしといるとつまんないよね
 ほんとう、ごめんね

 つかれるでしょう?わたしといると
 だって・・・
 なにしゃべっていいのか、わからないんだもん
 だから、つまんない ....
                   − 素子へ、特別版 −


子供の頃は戦後のモータリゼーションが
発展し始めた時期で
うちの車は初代パブリカのデラックス
その頃は車のグレードと言った ....
 0

プラズマ

プリズム
スコープの内側

気を失いそうなくらいに
星空だけがキレイだった


 1

キラキラと一本に光をうける溝のなかをビー玉が転がっていく

 ....
疾走感 と 焦燥感 の
折り重なった狭間で、
ドライブ

車の窓から手を出して
うしろへ、うしろへ、
流れてゆく景色を
さわって、あそんだ

ときどき
指のあいだをすりぬけて
流 ....
手をつないで
深いところまで、いってしまった


引いてゆくまにまに
記憶の砂がすれあっては
かすかに音をたてる
ノートブックの波に
毎日つづった、日記
夕立ちをよけて、キスをして、 ....
ものすごく悲しいのは

心変わり

誰かさんと新しい恋をする
されたくないから 官能的で
いつも官能モットーで
ちいさなくちびるで
たった一言いえばいいじゃない

失恋した乙女 ....
となりで。
泣き入るような小さな声で
「ごめんなさい」って

あなたいうから
あたしはただだまって
りんごをむいた

皮をつないだままで
するするとナイフを動かす
すると
い ....
吸いこんだ空気
に含まれた
酸素をひとつのこらず
わたしの体は
吸収しているんだと信じてた
全身の二酸化炭素を
呼吸するたび
すべて酸素と置きかえるのが
生きている証拠だって

 ....
ぽつりぽつりぽつり

ひとり部屋にたたずみ
明かりかすかに瞳に浮かび
いくつもの雨音に呼び起こされる色々

色鉛筆で
一番最初にへってしまうのは青色でした
空の色なんてわから ....
裸になって{ルビ躯=からだ}と{ルビ躯=からだ}を結んだところで
それで一体何が分かり合えるのですか
なぁんて真剣な顔で言ってみても
{ルビ躯=からだ}はやる気満々じゃないですか
はいはい
 ....
青い鳥が青いのが
当たり前だと思ったら

僕らは青色を見失ってしまう

手放しても惜しくもなく
逃げてしまっても気づかないままに
そしてまた
青い鳥を探すのさ

見つけるため ....
ときどき図書室のゆめをみる
二階に保健室があったり
一階に玄関があったりする建物は
昔通った小学校の木造校舎に似ていて
でも階段はコンクリート製で
どの窓も大きくひらかれて
わ ....
コートを綺麗に着こなした
ド田舎生まれのサラリーマン
彼は若手の中では期待の新人で
そんな彼の口癖は
「まぁいいや」


「もしかして。もしかして?」と願い続けて
願うだけでは足りない ....
みよこさんを
つくりました
まゆげがくっきりしていて
みぎみみのうしろに
ちいさなほくろがありました
みよこさんはあさはやくおきて
ごはんのよういやそうじやせんたくをしてくれました
 ....
ぼくの部屋の電気を消すと、カーテンが発光して、それだけになる。隣のマンションの窓がすぐそこにある。昼間、すこしだけ部屋を覗いたら、そこには書類や分厚い本が重ねて置いてあり、おそらく研究者か、その類だと .... 母をおくる と
おそらく
わたしの半分が終わる

半分が終わる と
わたしには
守るものがたくさんあって

後戻り
できないことも
また
たくさんあるのを知って

さみしさの ....
夜、下町の小さなアパートで
卓上電灯の明かりを頼りに母と子は
おもちゃのロボットにシールを貼る
内職をする

一つ貼り終わるたび、子は
十銭、二十銭と数えながら
一円になるたびに正の字を ....
午前三時の一号線を原チャリで走っている
気分はイルカの群れのなかに迷い込んだ小さなクラゲ
あるいはタンカーの間で右往左往する小さなタグボート
とにかく僕は泳いでいて、流れる街灯は揺れる灯台のよう ....
メスシリンダーはすべて
叩き割って構いません
まちは季節によってその色を変えるのに
案内図の中には
風一つ吹かないのですから
傘は売れましたか
そのことが一番気がかりです
という嘘はいつ ....
がんだち たちまい どーん ど どーんや
まいふく みめい の きんらん こまどり

いわさく めぶきよ もえふす しじま の
いてつく このむね かたみの つづら よ

つちあげ かぜと ....
はっと、
目を覚ますと
ベッドの足元に
等身大のアンパンマンがいた
といっても
実物を見るのは初めてだったから
それが等身大なのかどうか
本当のところはわからない
つやつやのほっぺ
 ....
まくらヤミのなかで おもったよ

ぼくがミツメルさきに かがやく ヒカリ

めをコラシテよくよくミていたら

きみがいたんだ

きみはめをつぶったまま テサグリして


 ....
彼女は 作り笑いだと言われれば、そんな気もする。

それは見間違いだと言われれば、そんな気もする。

明日死ぬと言われれば、そんな気もする。

グラスの中身は毒だと言われれば、そんな気もす ....
1.

かみさまは、どこですか。



2.

かみさまは、どこですか。

道すがらたずねると
あっち、と指をさした人がいたので
ひたすら あっち、に向かって歩いた
歩いて歩 ....
右クリックでワイザツ画像を
取り込んだ牧師の右手


小さな島への記述を消し去れと
パピルスに火を放つ男の右手


うそだぴょーんと少年の純粋を
あざ笑う車内の母親の右手

 ....
プッチンプリンを私はなぜプッチンしないのか
ということを
私は考える

そこにあるもの
望まれるものを
なぜ私は享受しないのか

もちろん
それなりの理由はある
プ ....
世の中にはいろいろいる
大変な人
毒虫
いもり
冗談の通じない大人
家出した人
おもむろに濁流へとサンダルを投げ込む
イソギンチャク
ミミズク
もずく
いちじく
ももんが
横丁 ....
牧場は、今日も晴れるや。
山の向こうまで続く青空に
ポツリ、ポツリ 綿雲
良く乾いた干草が ホロホロと
風に浮かびそうな具合で
何となく 美味しそうだと思うのは
雑食動物の脳内変換 ゆえ
 ....
4000円ポッキリなんてうそっぱち
薄くて不味い水割りなんか飲めるか
ビールが一本千円だって
腹が膨れて中身がない
一時あとにはションベンだ

俺といっしょだ
俺といっしょだよ
俺とま ....
   {引用=バージェス化石群のうかぶ
地底の暗がりで
水晶の音を聞きながら
ねむっていた
あなたへ

拝啓}
東北本線の夜行便が
山沿いの陸橋をちいさくわたり
けわしく青らむ空の奥 ....
チアーヌさんの自由詩おすすめリスト(1475)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
オレンジ- 太郎本人自由詩24*05-5-5
スタンダード- 大村 浩 ...自由詩55*05-5-4
世界がオワだなんて、そんな!- 角田寿星自由詩12*05-5-3
ストライプ・ドライブ- 望月 ゆ ...自由詩12*05-5-2
かなしい、さかな- 望月 ゆ ...自由詩25*05-4-30
うわき- 自由詩4*05-4-27
となりで- 自由詩205-4-27
- アンテ自由詩4*05-4-26
ふるえるように雨がふる- ベンジャ ...自由詩7*05-4-26
パンツを脱げ- 大覚アキ ...自由詩1105-4-23
青い鳥が青いことを知っていても- ベンジャ ...自由詩6*05-4-22
図書室のゆめ- 佐々宝砂自由詩405-4-21
ライター_song_by_Daystar- 祐伸自由詩6*05-4-21
みよこさん- アンテ自由詩3*05-4-20
うすぐらく、ふかい部屋- ピッピ自由詩705-4-20
母をおくる- umineko自由詩31*05-4-19
生きている工場- ベンジャ ...自由詩9*05-4-18
バイト帰りの国道一号- haniwa自由詩6*05-4-18
仮歌(kanasimi)- たもつ自由詩805-4-16
春_かすみ- 砂木自由詩5*05-4-15
拒絶された切れ端- 初代ドリ ...自由詩13*05-4-14
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そんな気もする- イグチユ ...自由詩405-4-10
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右手- umineko自由詩4*05-4-10
プッチンプリンを私はなぜ- umineko自由詩9*05-4-9
ああ_そうだなあ- 不老産兄 ...自由詩605-4-7
裸のマリー- 千月 話 ...自由詩10*05-4-6
BLT- 太郎本人自由詩9*05-4-6
風景観察官の手紙- 朝倉キン ...自由詩23*05-4-4

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