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私たちの存在に
もはや
無理があるのだろうか

この星の裏側で
鳴り止まぬサイレン

それは
夜をつたってこちらまで 来る

愛は
守るためでなく
殺めるためにそこにある、
 ....
あしびきの
やまどりこっこ
こけこっこ
たまごうんだよ
ぬばたまの
よるにうまれた
くろたまご
つるっとひとくち
おいしいね
おはだつるつる
たらちねの
ままのおっぱい
みるき ....
音もなく飛んでいく飛行機見送りながら
君と二人、屋上で煙草吸った午後。
曇り空には一筋の飛行機雲さえ残らず、
君の吐き出す煙だけが
ぼんやりとした一筋の軌跡を宙に描き、
それを眺めておれと君 ....
荷造りに
随分時間がかかって
しまったけれど

ようやく
旅の始まりに
たどり着いた


いらないものばかり
リュックへ
詰め込もうとしていた

もう
自分を探したり
な ....
その日
生まれてくる
いのちのために
地球は
美しい嘘を吐き続ける
お昼時の込んだ食堂で
ヒロシ君、と呼べば
3人は振り返る


ヒロシ君はクラスの中に2人はいる
ヒロシ君はテレビの中に5人はいる
ヒロシ君はヒロっちゃんと呼ばれることが多い
らしい ....
僕の歌を聴いてくれよぅ!
出来れば歌詞のわからない洋楽を聴きながらさぁ!
僕の歌を聴いてくれよぅ!


夢の中で知らない女とベッドで寝ていた
その女の向こうに同級生がいた
真っ青なベッド ....
夏のことをよく知っている人がいて
その人は
例えば緑の葉っぱを重ねたような人で
ときどき
鮮やかな花を咲かせていたりする

ただ画家がその人の絵を
描こうとするとき
その人は
たちま ....
すべてのおんなのこは
みんな桃の実のようで

ピンクに染められた指先を
風が撫でてゆくたびに
わけもなく泣きたくなる
あと何度
逢えるかなって
数えたことが
君は ある?

あと何度
抱きあえるって
考えたことは
君は ある?

あと何度
夜が
ニュースを運ばずに

静かに明けていくだろう ....
今日みたいに
何もかもが
調子悪い日には
瞼の裏の深緑
ただ眺めながら
ぼんやり過ごすのさ
濃い深緑
薄い深緑
光る深緑
暗い深緑
輝く深緑
走る深緑
世界はぜんぶ
おれの深 ....
***Rainy Day***

雨の日に君を想えば少しだけ憂鬱が薄くなる

何にも絡まれてなくていいカラ

ゆっくり呼吸だけ反芻する

ほんのり骨休み

巡るユニゾンの雨音

 ....
しろとくろ
きみが名づけたイタミはそれだ
不安になったらこれを読めばいい
痛くなくなるおまじない

しあわせにしたい、なんてごうまんだ
人は他人がおもうより
ずっとつよいいきものだ
そ ....
うらやましい、と思うことより
純粋な気持ちなどしらない
よのなかでいま、ふけつだ、なんて言われていることも
とっても綺麗な気がしてならない

キレイゴトを口にすることで
ほんとうにきれいに ....
いつになく帰りの遅い彼を待ちわび、
うわぁーあたし超健気じゃーん?と肩で感じながら
鏡に映った腫れぼったい瞼と戦う。

ただいま
おかえり
今日はどうだった
特に何もなくてユキと騒いでた ....
あの歌を聴いた
その日の夜に

耳から
目の形の芽が出て
鼻の形の大きな花が咲いて
口の形になって朽ち果てて

あとには
小さな種子が一つ残りました

種は蒔くのが恐くて
大事 ....
横顔が少しだけ
ジュリエット・ビノシュに似た女
夕暮れの淀屋橋の上
水面に揺らめくネオン
ポケットから携帯電話取り出し
ほんの一瞬だけ考えて
携帯電話投げ込んだ
小さな水音
小さな泡
 ....
こんにちは
おはようございます
こんばんは


みしらぬひとが
あたりまえのように
あいさつをかわす

みしらぬかぜが
みしらぬひかりが
あたりまえのように
あいさつをかわす
 ....
あなたが
中古
静かに軋む二輪車の
匂い
角を曲がる
何かを思い出し
もう一度角を曲がる

イニシャルを失ったまま
あの縄跳びもまた
どこかへ行くの
駆け込み乗車は
錆びて
 ....
こんなに浅い眠りでは
うまく泳ぐこともできない

私はきっと
魚になりたいと

こうやってもがいているのに

軽々とふとんをはねのけても
夜の重さには耐えられない

私はきっと
 ....
地下鉄の窓から見上げる
ホームの蛍光灯
チラつく光線に浮かび上がる
揺れながら滲む影
たまらなく不安にさせる構図
今日が何曜日だとか
今が何時だとか
ここが何処だとか
おれが誰だとか
 ....
君は先ほどからスチームオーブンのカタログを
身じろぎ一つせずににらんでいる。
凝視する先の、その活字の印刷の粒子の粒の一つが
息もできずにあえいでいるよ。

愛してる

君は欲しいものが ....
        

旅館から浴衣がけで我々は夜の温泉街に出かける。川の橋の袂に、テントがけの射的場がある。酔っている我々はそこに入った。一本の銃がぼくに渡される。紅い人形を撃ち落せという。ぼくは狙 ....
久しぶりに家に帰ったら
家が他人行儀な素振りを見せた。

玄関の扉は
「いらっしゃい」
と、言い掛けて
「おかえりなさい」
と言い、
ベッドは
「ごゆっくり」
と ....
たぶん
おれ
という容れ物の中には
さまざまなものが転がっていて

それはたぶん
おれ

おれ
として在るためには
絶対に必要なものなのだろうけれど

同時にそれは
おれ
 ....
約束 花束をいっぱいかかげて 夜 どどまり
ミミズクも ハゲタカも 目を見ようとしない
言葉尻を 後目に 地下鉄の そばをトドが
「あなたの願いは届くことに意味がない」と

水をたくさん出し ....
女の子たちが連れだって
くるくるまわる
君たちは気散じで
一つのケーキを皆でついばむのが
うまい年頃
騒やかにあらゆるものを
つつきまわす
ちょっと頭がアレな僕は
鴨葱で
あっ!
 ....
できることならば
この世の終わり
というやつを見てみたい

ハリウッド映画のような
スペクタクルなエンディングなのか
あるいは
独居老人が衰弱死するみたいに
静かで孤独なラストシーンな ....
ペヤング超大盛で夢を見る
太閤秀吉の如く夢を見る
空腹のどん底にあるこの俺が
超大盛喰らって天下を獲る!
お湯を注いで3分待って
栄華をめざしていただきまーす!
美味である、まことに美味で ....
白いペンキを買ってきて
塗りつぶした
とにかく全部塗りつぶした
ぺたぺた
わたしの
痕跡はきれいさっぱりなくなった
ぺたぺた
とても静かになった

丘のうえの大きな木のした
ご ....
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