すべてのおすすめ
砂糖がけのおいしそうな空は
君がくれたビスッケトより甘い
一本百円のだいこを買って きょうは煮だいこにする

頭からしっぽまで えいえいと皮をはいで

すりきり水 ひとつまみ塩 ひとつまみ砂糖 昆布

この時期のは 霜が噛んでいておいしい と ....
穏やかな平行の視線
温もりのすき間に
優しい花を飾って

大きさの違う手のひら
重ねても埋まりきらない
埋めなくていい

近付いて
震え
離れては
響く

声も
色も
匂 ....
あなたは正しいことが好きですか

わたしは
キスの向こうにある風景をぼんやり知っている
それはやわらかで 
さみしい

わたしはいつも探している
わたしは時々メールを打つ
返事がくれ ....
夜のレモン。
堤防の上で君と、レモンと

夜のレモン。
夜のレモンを齧る、少し寒くなってきた。

夜のレモン、なぜこんなにも、ごつごつと、緑色で、
死体のまぶたのような、ぶ厚い皮でおおわ ....
   (演歌でも歌いたくなるときがある
   淋しい夕暮れ
   帰り支度に遅れて
   ひとりぽつねんととり残されて
   あんなに人がいたのに
   もうみんな帰ってしまった
    ....
ご飯食べて
酒飲んで
Hしたあとに言うのもなんですが
「付き合おう」

この言葉で救われたのは
僕?それとも君?

困難な道を歩んできた僕達は
月明かりの下、ベッドでお互いを知った
 ....
散りゆく葉
銀杏のジュータン
敷き詰められた黄色一色
カラカラと車輪が回り
黄色の坂道をガーと
風と一緒に下った

二つの季節の奇跡

再び会える日まで

さようなら
雨にこんにちは 空にさよなら

夕暮れ オレンジの風味が細かく刻まれて雲へ 空へ
葉色がもう少しだと告げる 空高く上がる茶葉

道の長さが斜に感じるのは きっとお腹が空いたせい
カスタード ....
きみにまた会ってしまったので
電線に止まった小鳥たちが見守る午後
長い髪に停止する空気たち
声はもちろん言葉みたいだけど
やぁやぁ、鋭い距離でぼくらスルー、そしてスルー、スルースルース ....
ふたりで
キャンプいかない?
季節も
ぐるりと反対で
何あれ?って
子供らもみてる

近くの公園で
コールマンのお手軽テントで
風をよけて枯れ葉集めて
準備完了


ふたり ....
日曜日の朝は理由も無いのに朝9時に眼が覚める
ようになっていてTVをつければ金色のガッシュ
君が愛らしい顔をしてがんばっている

理由があるほうが
君に逢う確率が低くなる
不法ビルがくっき ....
空が一人で降りてくる事の無いよう
山がいたりします


雲が寂しがらないよう
風が一緒に流れます


木の幹が温かいよう
日が優しく話しかけます



全部優しくつながってる ....
プリーズ Mr.ポストメン
運んでよ
春風みたいに
やさしいニュース

遠い北の牧場で
牛の奇病を看破した
若い獣医が命を絶った
彼女を
殺したのは 誰?

自分よりか弱きものが ....
夕暮れ時のトイレで俺は
花子を殴る
ドリフの大爆笑のオープニングテーマを高らかに歌い
俺は花子を殴り続ける
だって、お化けだぜえ、恐怖だぜえ、恐いんだぜえ
俺は花子を殴る
花子は微 ....
男たちで集まって

何々であるべきであるとか

やれ何が深いだとか

ピストルとか

ロボットとか

かみさまとかじゃ、ないくって



くつをはいていない

女の子た ....
「きょうはパパとおふろにはいるの」
ユキちゃんはすでにすっぱだかで
あたりをとことこ歩きまわってるので
父さんもあわててすっぱだかです。

シャンプー シャワー
ちょっとした格闘のすえ ....
愛はよくわからないけれど
好きでいるのは
簡単


星を見上げるのが好きです
それと同じで
あなたが 

好き

星が降るわけでも
あなたに
届くわけでもないけれど

 ....
形態だけのもの
君にもあるでしょう
例えば脇の下
「逆立ちした生殖器」と聞いて
すこし考えてみたんだが
やっぱり僕らはすこし
滑稽だ
どうすれば君に分かってもらえるか
庭のグミは毎年花 ....
「あ、さっちゃん」

と、わたしの飼い猫が喋った

「あ、れんげ」


「な、なんで喋れるの」

「ぼくは死ぬんだ」

「なんで」

「なんでって言われても」

「なんで ....
西武新宿線の下り各駅先頭車両の一番前っていうか
その、つまり運転手さんからとびら一枚隔てたすぐ後ろで
ぼくは黒人と並んで窓のそとをみていた
正午過ぎでさわやかな気持ちだった
俺たちはもう猛獣を ....
見るからに美しいのは
スーパーマーケット前のベンチで
横たわる
私のクリトリア
それはおかしい
何故なら私は
処女懐胎のできる筈の定め
有形と無形に
何の差別があるか
 
  ヒマラヤを眺めたことはない
  インドもいったことがない
  もちろんネパールにもいったことがない
  エベレストを眺めたい
  ネパールをトレッキングしてみたい
  山頂に立ちた ....
  ぼくが産声をあげたのは
  相模原市淵野辺
  の旅館だっとか
  何もない相模台地の荒野だった

  父の本籍が八王子だったので
  八王子市生まれになっている
  戦時中で食糧難 ....
残念でした。もう少しだったんですけどね。ほら、あなたの回答にはひどくムラがあるのです」

市役所が募集した屠殺係の試験に落ちた
受験者はどれくらいいるだろう
市民グランドに学校机が6つ
その ....
他人に迷惑をかけないように
生きていきなさいって母は言った
幼いあひるの行列が
刷り込まれていくように

あなたは
もう気付いているとは思うけど
愛するということは
誰かを傷つけること ....
            きょうのひがおわる
            おんなじように あなたのひもおわる


            きょうもいきてるよ
            だって ....
本当は誰もがアタシのコトなんかに興味がないこと位知ってる
どうでもいいんだ
本当は、誰のことも

たにんだから

ミニスカートにもぐり込んだ指とか
ブーツにかけた指とか
着信拒否した番 ....
月曜日に滑車が回り出して押し出され
火曜日に半分寝たまま準備をして出発
水曜日に到着して見上げると青い空
木曜日に煙と風がやってきて
金曜日に夜になる
土曜日にあいだを見つけて寝転がって
 ....
たしか夜
洗面台下にて



ここにあるハエは腹を見せる

ナイフより、見守る光を

黒い塊に

ささぐる
チアーヌさんの自由詩おすすめリスト(1475)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空色のビスケット- ユメミ  ...自由詩5*04-12-10
土曜日のよる、台所で、思いがけず罪深き大根_- 六一介自由詩504-12-9
和音- さち自由詩8*04-12-9
希望- umineko自由詩704-12-8
『夜のレモン』- 川村 透自由詩904-12-8
演歌が聞きたいときがある- 天野茂典自由詩304-12-7
恋人- ヤマト自由詩404-12-7
坂道の色- 自由詩204-12-6
過ぎる日常- ふく自由詩2*04-12-6
スルー- 本木はじ ...自由詩504-12-5
公園キャンパー- umineko自由詩304-12-4
ガッシュ君- りっと( ...自由詩604-12-4
つながり- ふく自由詩6*04-12-3
プリーズ_Mr.ポストメン- umineko自由詩6*04-12-3
トイレの花子- たもつ自由詩1704-12-3
女の子たちと- 馬野ミキ自由詩404-12-3
シング・ウィズ・ウルブス- 角田寿星自由詩604-12-2
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安心しなよ、今夜だけは- e R i自由詩4*04-11-28
一週間- 半分自由詩2*04-11-27
母へ- 石川和広自由詩1*04-11-27

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