すべてのおすすめ
犬のプクは家族みんなの秘密を知っている

おとうさんが
おねえちゃんのお弁当のおかずチーズインちくわを食べたのを
知っている

おかあさんが
足で襖を開けたのも
知っている

おね ....
1

正直、高校を卒業した時の成績はよくなかった
偏差値にして40前後
空を飛ぶ試験にうかるには絶望的な数字だった

なにしろそのころ
空を飛ぶための試験を通過するには
偏差値にして6 ....
何故戦争をするのか
あたまがわるいからだ
つまり人間が、起ってほしくないことについてばかり考えているからだ
創造しなくなった

日和見は全員銃を持つ
日本男児はアジアの幼女をレイプ ....
(1)

僕は眩暈をおこし倒れゆく途中、眩暈の原因はこの部屋の絨毯の模様がどうにも見慣れない形に変わってしまったからだということに気づき、しばらく斜めになったまま考察を続けた。



(2 ....
  夜
  きれた煙草を買いにコンビニにいったら
  店員である友人のBが
  マルボロ新しいの入ったよ
  とレジ打ちしながら眼の前に立つ
  ぶす・でぶの大学生らしき女を ....
君の狐つきもすっかり板についた四月の日没さ
今日は良い天気だったんだね、ほら、宵の明星
という意味のケン、ケン、ケン、そしてJump!
君のJump!はいつもいい匂いがするね
だから僕の目 ....
ふわり

肌の上でじゅっとこげてしまう花びらが
僕をめがけて落ちてくるので
よる、ねむることができない

ふわりふわり

君の黒い目があんまりものいいたげにまあるいので
桜の枝がしな ....
せんえんで
ひゃくえんのものを
さんこかいました
おつりは
いくらでしょう

あほう
ちっとは
頭を使えや
解るか
客が
なんぼやって言うたら
負けろって意味なんやぞ
普通な ....
三回書いて全部消した
ブラックコーヒーを持って
電車に乗りたいとおもう
ビビディバビディブー、唱えて
もたれて寝たふりしているだけ

ねえ、だまっているうちに
ぼくにたまった時間が熱を出 ....
 赤いランドセルは女の子の特権よ
 真っ赤な真っ赤なランドセル
 その中に
 金魚の群れを飼っている
 小学校三年生の夏

 真っ赤なランドセルをせおって歩く姿に
 隣の家のえみりさんを ....
 いたずらしようと思ったんだだからこんなにも勃起してきて
 こんなにも勃起してきて誰も言ってくれないおまえは見かけよりいいやつだって

  
 ユーモアがあったら切り抜けられるって ....
 

  ツタヤの女が面倒臭そうに歩いてる
 外に出た用事の一瞬の間
 おれはタバコの自動販売機の取り出し口に手を突っ込んでる名前も知らない女を
バックで轢き殺す
 ことを想像 ....
鳥が歩いている
霧のなかを飛べずに
道から道へ歩いてゆく



鳥は車輪に話しかける
回転は無言でうなづいては駆けてゆく
手持ち無沙汰の傘の群れ
短く晴れた午後の陽の群 ....
夜の帳がすっかり落ちて
テレビに何も映らないのに
今夜も私は 不眠症
仕方が無いので羊を数えて
眠りに就くのを待っている

朝の日差しがカーテン越しに
透けてぼんやり霞む頃
1万飛んで ....
 波打際から少し離れた砂浜で亀が死んでいた。
 漂着したパイナップルか自転車のサドルみたいだった。
 もう空は暗くなり、湾岸線のオレンジの光が砂浜に広がっていた。
 亀の ....
 そんなんいやや
 入れ代わり立ち代わり
 きみの説得に訪れる
 大人たちの嘆きをよそに

 そんなんいやや
 そりゃそうだろう
 もうサッカーは出来なくなる
 自転車だって駄目だろう ....
 あそこから出ればいい
 私が
 最初に見るのはそこだ
 緑色の文字
 EXIT

 週末のデパートで
 午後のロビーで
 映画館で

 あなたとは
 いつも空の上で逢う
 私 ....
少し窓を開けた
テトリスのように積まれながら
ほこりひとつたっていない ビル
歩道には街灯がたたずみ
影に埋もれていた 夜

 最初に僕の名前をつけた人のことは
 よく覚えている
 
 ....
昔の彼女にもらった
シベリアンハスキーのぬいぐるみに
つい なまえをつけちゃったんだよ
そのせいで 
今もそれは ぼくの実家で生きている
そんな事情は知らない
ぼくの家族に守られながら
 ....
通勤電車でまいにち通りすぎる
田んぼの景色
あぜ道のとちゅうにちょこんとすわって
毎日欠かさずに
電車を見おくる親子の犬がいて
気になって気になって
もよりの駅で降りてみた
当てずっぽう ....
スライド、スライドしていく音階に、立ち止まるための目印はない。ギター、弦の上を滑ってゆくぼくらの、とめどないものを抑制する旅。そしてタブ、タブ譜を読むためのフレット、フレット。区切りをつけて、数を数え .... 目の前に棒があったので
それにつかまりながら
ぐんぐんと高いところまでのぼっていったら
ぼくは 雲の上に立っていた
正確には 
雲の中といえるかもしれない


なにしろ 
上を見ても ....
「それ」を自分の為にするのか?。
或いは、「それ」を「誰か」の為にするのか?。

だが、何れにしても、
己の行為に確信を持っていない事と、
偽善や欺瞞、自己満足、自己陶酔の誹りを免れ ....
ついに血と樹液をかえて
バラのように笑ってみせても
風が吹けば くずれてしまう

そこは幾層もの雲におおわれ
とても降りて行けない
ぐにゃぐにゃの階梯に すがって泣いても

いつだって ....
 私の胸の
 小さな傷の
 隙き間に
 君は棲んでいる

 大袈裟な
 ガーゼの奥に

 ええ
 見える範囲での
 リンパ節は
 全部
 廓清しましたから

 麻酔から
 ....
「クラシック」

稲穂の先端が
千切れて跳んで
千切れて跳んで
潮騒が跳んで流れる
音符が嵐が金色を色づけていく
鼓動と音階鼓動と音階鼓動
休符が僕を梳ってしまう
その
傷口のしぶ ....
片目を隠して あたしはあるくんです。

手を繋ぐと

慣れそうでイヤだから 叫ぶだけにして

語感のすべてがすき

とか言ってみる。

性愛の成れの果てが義務なら

 ....
「えいえんをめぐる短詩集」


 @ノ”


@ノ”
かたつむりは
えいえんに
えいえんに
たどりつきませんでした

おしまい



 海と空と


何のために生 ....
 とある日
 父と母はSEXをする
 うらぶれた
 障子の影で

 佳き日の御縁で
 迎えられた若い女性は
 しかし
 戸籍に入れない

 「ちゃんとした
  跡継ぎが産めるかど ....
一.永劫回帰

今日の星空はとってもきれい
おまえのところも晴れていたら見上げてみろよ
カシオペアやプレアデスが頭上でふるふる震えている
白鳥座の十字架は西の空に沈んで行こうとしている
も ....
チアーヌさんの自由詩おすすめリスト(1482)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
プク- いちおか ...自由詩2*04-4-20
自由をめぐる空想- ワタナベ自由詩17*04-4-20
戦争詩- 馬野ミキ自由詩904-4-20
おはなし_1〜50- Monk自由詩53*04-4-20
マルボロ(リミテッド・エディション)- 高田夙児自由詩1004-4-20
狐つき- たもつ自由詩6*04-4-19
はる- 光 七清自由詩304-4-19
大人の算数- ねなぎ自由詩304-4-18
回送- 船田 仰自由詩504-4-17
金魚ランドセル- 容子自由詩704-4-17
いたずら- カンチェ ...自由詩6*04-4-16
轢殺- カンチェ ...自由詩8*04-4-16
ノート(鳥)- 木立 悟自由詩204-4-15
不眠症の羊飼い- 千月 話 ...自由詩4*04-4-15
機能- カンチェ ...自由詩5*04-4-14
きみをくん- umineko自由詩204-4-14
EXIT- umineko自由詩204-4-14
名前- 湾鶴自由詩4*04-4-14
「くま」- 望月 ゆ ...自由詩1*04-4-14
子犬- アンテ自由詩11*04-4-14
フレット、煙草- nm6自由詩9*04-4-13
雲ノ中デ_- 望月 ゆ ...自由詩5*04-4-13
「Self_Portrait._No.1」- PULL.自由詩2*04-4-12
ついに血と樹液をかえて- みつべえ自由詩404-4-12
ガーゼ- umineko自由詩304-4-11
クラシック- たけ い ...自由詩11*04-4-11
いつか千切られる日- 示唆ウゲ ...自由詩304-4-11
@ノ”「えいえんをめぐる短詩集」- ダーザイ ...自由詩1404-4-11
米研ぐ朝- umineko自由詩904-4-10
星屑の停車場にて- ダーザイ ...自由詩1904-4-10

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