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浮気をしてみませんか?
こっちが正解かもしれないですよ
今の恋人は間違いかもしれませんよ
だってこの童顔や
憎めないような甘え方も
あなた好みじゃありませんか
え?
今の恋人と似てる?
 ....
話したいことがあるんだ
君は恥ずかしげにわたしにそうささやいた
トイレスリッパを突っかけて
ゆっくりと橋をわたる
はばひろい川の橋は坂が急で
調子の悪いわたしの体を
いたわろうともせず
 ....
満月の夜に 半ば無意識に泣いていると
思いのほか疲れる。 昨日の晩も、また。

うす暗い部屋になど居たくもなかったけれど
なにせ この部屋の電球はもう切れてしまったので
卑しくも眩し ....
コーヒー牛乳のように
ぐるぐるぐるぐる廻って
沈み込む

君の中
ずいぶんとひどい事になったね

ウロコも剥れて綺麗だった姿が

まったく分からなくなる程

それほど必死で泳いだこの鯉に

私は目からウロコが出て仕方が無いのに

このウロコはどう ....
何年ぶりかに訪れた町は
道路が広げられ
いくつもの大きな店が並び
駅ビルもすっかりきれいなホテルになって
僕の中の地図はすっかり
すっかり塗りつぶさなきゃ
いけないのだろうか
塗りつぶし ....
我々は、違う。
我々は、違う。
我々は総てに於いて違うのだ。

我々は、違う。
細胞の一個まで、
螺旋の鎖の一本まで、
我々は、違う。違う。違う。

我々は、違う。
我々は、そ ....
着信音を歌うよ
ここにいることを忘れないように
ぼくらには耳から入って 沁みこむものが多い


指折り数える
どうしても欲しいものに 妙な気をはりめぐらせ
何だか耳鳴ることばかりで
た ....
「羽の無い天使」



高架下に羽の無い天使が立っていた。
そこで住んでいる風だった。



羽の無い天使
と目が合うと
―わたしは人間です―
とわざわざ言った
のがチャンチ ....
良いものは
良いものだろう
良いからな

ズッタずたダズン

コーヒーの夜

カモン

ぺけぺけは
ぺけまる
ぺけ印

ズッタずたダズン

それが無料なら
どうなって ....
あのとき

砂利を枕に漂う水流と
俺が足下で鳴らす砂利の音で
陶然していた君の瞳の
行方は桜が風と奏でる
デッサンだった

そしてそんな君が
俺の肩にも
頭をのせてくれれば
・・ ....
ひとり、空を仰いで佇んでいると
菜の花畑が、ざわざわと這いずるように分かれて
モンシロチョウを追い散らしながら、跳び込んで来る
これでもか、っていうくらいの
満面の笑みを担いで
息を切ら ....
 

 一人モノポリーをやり過ぎて
 おれは部屋の中で気絶した




 靴を前足から順番に履いて
 おれは外に出た
 お空は恐ろしく翳っていた
 つまり夜

 ....
 複数の愛人たちとのボウリングのやりとりを
 やめようとおれは思ってる
 言っておくが
 おれはプロボーラーではない
 はみ出し刑事でもない
 紅茶の入れ方はうまいことと
 切ない ....
使っていない電話器が時々鳴る
コードは何処にも差してない
その受話器が持っていた番号は
もう何処にもないんだよ
遠い昔つながっていた
あなたの電話番号も
もう何処にもないんだよ

あな ....
指を折って下さいと
私は尋ねる

憤懣やるかたなし
といった風情で
彼は
動かぬ指を折る

ことばほど
指は曲らず
ただ
夕暮れが訪れる

もくれんの花びらの
やがて
春 ....
遠い国で鳥があの娘を
拾って育てる
鳥はあの娘に名前をつける
あの娘は鳥に名前をつけることを考えている

鳥はあの娘に
おいしいお粥を作らせる
あの娘は庭のいちじくを
鳥にもいで来させ ....
ほ がでた

ぞろり 列をなし
あまりの眩しさに
皆 皮膚を震わせた

いくつかの球がころがり
海が無気力な日がやってくると
僅かなひとときを選び

ほ がさいた

玄関か ....
どこかの大人に
帰れと言われたけれど
動かなかった

桜の散る川辺で二人
寄り添って

夜も更けてきた
また大人の声がする

子供だけど
大人みたいに恋愛してる

声に耳も傾 ....
ようやく
妻も寝床に入ってしまったあとは
明け方まで
卵を産んで過ごした

初恋のラブレター と踏ん張ると
名刺が産まれた
元気よく不倫相手 と踏ん張ると
辞令交付が産まれた

午 ....
つむじがふたつある頭を
持ち運びながらぼくは午後を生きはじめる
彼女が泣いていたよ
きみの顔がおもいだせないぼく

きみが縄に手をかけたとき
世界は曇りすぎていたかい
ねえ彼女も彼女とき ....
ばかばかばかばか、ばかばかば。
みんなでばかになりましょう。

君は一階の住人で、
僕は一介の住人だ。

ばかばかばかばか、ばかばかば。
みんなでばかになりましょう。

君は ....
カラフルメリーは自分の名前が大嫌い
カラフルメリーを本当の名前と信じたがってる
唐辛子よりブラックペパー
胡麻油よりオリーブオイル
テーブルの上の醤油が死ぬほど恥ずかしい
天国のパ ....
きみはきまぐれ
洗顔料をはぶらしに塗りつけて
靴を磨いている
それはちがうと虫はささやき
猫はその虫をくわえて去った
葉の落ちた柿の木がゆれる
ほりかえされた桑が叫ぶ

ハンドクリーム ....
     こうず  まさみ
  
1  地下
大都会の地下街を
ぼくと妻のふたりは歩いている
その日は旅先からの帰りで
空腹気味のぼくたちは
地下二階の京風レストランに入る
ーここ 知 ....
靴屋がパラダイスだというので白熱灯に照らされる店員のおばさんを眺めている。ステレオタイプな課長は眼鏡を拭きながら鳴る携帯を落として申し訳ありません大変申し訳ありません。スターバックスラテのショートサイ .... 潜り抜ける毎日です

ぎりぎりの所で飛び越えて
ときどき足を踏み外す
そんな時間の流れなので

僕らは包帯代わりに
ほんの少しの嘘で武装して
身をかがめて
ぶつからないように歩くので ....
母さん、明後日のゆうはんはなんにしようか
夕べはほうれん草のおひたしだったし、
今朝はやわらかなチョコレートパンだった
昼もやわらかなチョコレートパンで
夜はまだなんにしようかきまっていない
 ....
ウェディングケーキを

ウェディングおにぎりにする総家族に

まだ巡り会ったことがない

こんなキテレツな日本なのに

いっぱい披露宴も出席したのに

本当はおにぎりにしたい人
 ....
大瀑布イグアス
すべてのみこみもんどりうつ
濁流の巻毛


その瀑布の背後に静謐な世界がある
秘密の鍵は誰にも教えない


どこにいたのいままで


ほら ここは
全然変わっ ....
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