ペンキだらけの身体
純太

迷惑の 
困惑の
生成だ

ペンキを塗り過ぎた

ペンキを塗られ過ぎた

ペンキだらけの身体

敷き布団に放る

それから掛け布団をね


パフェになってくると

きっと裏側の

朝陽が当たり始めた誰かの身体に

移ろうとしてるのか

と虚ろに思ったりする

そして今夜もきっと

自律神経が枕の中の毛筆を

掻き鳴らしながら取り出して

夢を自動書記することだろう

とか

迷惑の 
困惑の
密造だ

もうこれ以上は



生成の開始


自由詩 ペンキだらけの身体 Copyright 純太 2005-01-07 21:17:52
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