すべてのおすすめ
脳みそが痒いな
朝から痒いな
のこぎりでギリギリと開けて
痒いところを掻きたいな
掻いたら脳みそぐちゃぐちゃになっちゃうかな
ぐちゃぐちゃになった脳みそは味噌汁になるのかな
 ....
今朝、あつ子は眼鏡だった
俺はあつ子をかけて新聞を読んだ
悲しい記事をであつ子は泣き
楽しい記事をであつ子は笑う
俺のあつ子、眼鏡は泣きも笑いもしないのだよ
そう言うとあつ子は黙って ....
部屋の中には、薄暗い静寂と時計の針の歩く音しかありませんでした。
朝から白い人と格闘する気にもなれず、
ぼんやりと人肌ベッドにくるまれていたいのでした。

けれど、ベッドの中で暖かい夢を見なが ....
冷たい日本酒に浸かっていたい
体まるごと、いつまでもどっぷり
しらふでいたくない
いつまでも夢見ごこち
冷たいのにどんどん体は熱くなってきて
そして
ふやけてしまう
まともにやってたら
 ....
連立する高層住宅の緑は孤独
メタリックな金魚は
雨の日に口を開けて上昇するんだ


施錠された鍵は傷ついている
何度も何度も何度も
屋上に取り付けられたばかりに
また傷ついている
無 ....
ゆっくりと沈めてゆきます
きれいになりたくて
きれいになれる気がして
沈めてゆきます

あと少し

とても穏やかになります
静けさに包まれて
何も恐くはなくて
眠る ....
いま
この瞬間
どこかのだれかが
すべてを終わりにするためのスイッチに
その指をかけているとしても

この世界が素晴らしいことに変わりはない

雨上がり
鮮やかな緑の葉
蜘蛛の巣に ....
 
 渋谷駅東口を抜けるとそこには何もない

 ここから見える世界は低すぎて話にならない

 こんにちは、

 欠乏しているものが少しずつ増えていくことを

 僕は成長と呼んでいたの ....
たまりにたまったエロ本とか
エロビデオとか
そんなもの

欲望とか、りびどー

とかを

いっさいがっさい
ごみぶくろに入れて
見下しながら、お酒を飲む

これだけで幸せにな ....
じじつ、
こよみのうえで
生き返ってしまう
完熟メトロは、
じゆう(ふわらいどう)
mice of us の 一切放棄した
皮ベルト…ラジコン…ベルトコンベア…ラジオード…
それらはそこ ....
サイレンサーに縛られた心持ちで
公園まで歩く

遠くの方から
チューニングのずれたストロークが
ジャカジャーン

いっそのこと
走り出そうか
走り出そうか

空から
オープン! ....


あのお姫さまみたいにうそぶくあなたのその声の中では
死んでしまった方が、良いのですか
初めてそんなことを思いながら
今日もピンを刺します

このピンでは、手のひらを
1センチだけ ....
心臓は崖へとつながっている
推定二百メートル
くらいでしょうか
そこから下を覗きこむのも可ですが
寧ろ僕は
ヤッホー
の魅力にとりつかれいつまでも
ヤッホー
ヤッホー
と繰り ....
ごくどうの
ぼうけんかが
ふゆのさんみゃく
こおりのあらし
そうなんちゅう 

さむくてさむくて
うんこけんきゅうかになったら
あったたかった
ひげはこおりつきそうだけど

うん ....
あなたと手をつないで
私が少し流れていきました

今までは1だったのに
あなたに少し流れて不安定になりました

つながって
感情が流れていきます

あなたの中に私を見るわけです

 ....
みしみしっと家が軋んで、喋りかけてくる
15年くらいの付き合いだ
話の最中、冷たい空気は
必然的に重く、暗く、足下によどむ
すきま風がせせら笑っている
洗面所でハンドソープをこぼしながら手を ....
蒼褪めた犬が

私を追い越してゆく

物凄い速さで

物凄い速さで

崩れていく私の躯を

蒼褪めた犬が

蒼褪めた犬が

駆け抜けてゆく

物凄い速さで

物凄い ....
何も浮かばない夜に
ヒラヒラと
僕は浮かぶ


それから宙を探って
宙に入り込み

痛がる景色を
置き去りにして

道の無い空間を
飲み込んでいる


光りのあぶく
 ....
右手にホクロを
刻まれて生まれて
ホクロが消えかかった
アリバイのように
一切の追憶が
証拠にならなくても

誰も知りえない罪の 
秘密は何よりも甘く薫りながら
孤 ....
あんぱん満月の下
僕等は仲良く一個ずつ
ニッコリほおばろう

めろんぱん半月の下
僕等は仲良くはんぶんこ
大事にほおばろう

はらぺこ新月の下
ほおばるものはないけれど
僕等は仲良 ....
うさぎは
「じぶんが
あいされていない」と
かんがえたので
みずうみに
みを
ひたしました

つぎのひ
ぽっかりとうかんだ
うさぎのからだをみた
どうぶつたちは
このようにしゃ ....
覗き見をした
してしまった
あの日から
私おかしい
蜻蛉に追われる夢を見た
蜻蛉の目が
眩しい

太陽は太陽らしくいて欲しいと思った
空も風も星空も貴方も

らしく居て欲しいとオ ....
おやすみのひに
ねてばっかりなのは
パパのわるいクセだね

 むすめよ
 そういうのは
 クセとはいわないのだよ

わたしのこと
だいすきなのは
パパのいいクセだね

 むすめ ....
 JUSSAが声をあげたのは
 疲れて帰ってきたわたしが
 テーブルの上に並べられたコップの
 右から3番目を何気なく飲みきった後だった。

 JUSSAは、本気で怒り
 また「ミ」を ....
いなびかりが消える前に
濡れた制服の女の子に
ワイパーが生む摩擦に
思い出してしまって大変
黙って指なんてなぞる

雨に拒絶された車の中の
あなたとわたしと蚊
輪郭があ ....
がらんどうになった部屋の中で
やめたはずのタバコ吸いながら
思い出せない
思い出を
思い出しながら
なんとなく泣いてみる

からっぽになった部屋は
ただただ広くて
僕の4年間は
な ....
むせ返る 熱帯のような渋谷の夜に、
美しいクラゲが浮かぶ。

透明で ひんやりした 水底のような夜の闇に、幾つもの、
ネオンの色を帯びた 美しいクラゲが浮かぶ。

僕はと言えば、緩めたネク ....
 

穏やかな顔を探しに
小春日和の古い児童科学館へ
ふうせんヒコーキを作ってみようか
と言ったのが聞こえたのか
エプロンを着た還暦過ぎのボランティアは

 当店では
 ふんわりロケ ....
時速180キロのスピードでしか、

癒されない悲しみがある。
3DKの家から
1トン車1杯分のゴミを運び出した

できるだけ静かに運ぼうとしたのに
荷台の上で何かが崩れ落ちる音がする

7年前の秋
そこで始まった生活が思い出せない
ゴミ袋に放り込 ....
チアーヌさんの自由詩おすすめリスト(1475)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
図鑑- たもつ自由詩905-1-26
明朝- たもつ自由詩1205-1-25
今朝の事です。- ふく自由詩1*05-1-23
日本酒に浸かる- かなりや自由詩1*05-1-23
屋上スタイル- 千月 話 ...自由詩13*05-1-23
水中花- ベンジャ ...自由詩5*05-1-23
素晴らしい世界- 大覚アキ ...自由詩9*05-1-22
渋谷駅東口- ピッピ自由詩705-1-20
オトコ、勝どきを上げる- ヤマト自由詩405-1-20
【_faction_】- 吹雪自由詩505-1-20
ミュート- AB(な ...自由詩305-1-19
ぬるっこいサンプル- みい自由詩25*05-1-19
転落- たもつ自由詩1005-1-19
ひょうてんかのぼうけんか- 銀馬車で ...自由詩5*05-1-19
流れる- ふく自由詩4*05-1-19
ホームライフ- e R i自由詩4*05-1-18
不眠症- 大覚アキ ...自由詩105-1-18
浮かぶ- 松本 涼自由詩2*05-1-17
狂気の証拠を捜し続けて- 銀馬車で ...自由詩3*05-1-17
むーんらいと- Tシャツ自由詩3*05-1-17
さようならの一つくらい言えるようにはなっていたい- 煙と工場自由詩1305-1-17
邪な日常- 自由詩105-1-17
パパのクセ- 大覚アキ ...自由詩505-1-17
- 緒方ハリ ...自由詩1005-1-16
沸点の雨- ________自由詩8*05-1-16
からっぽになった部屋で- ヤマト自由詩305-1-16
ジェリーフィッシュの夜- イグチユ ...自由詩205-1-16
ふんわりロケット- AB(な ...自由詩205-1-16
第三京浜、午前二時- イグチユ ...自由詩605-1-15
費やした時間の重さ- ベンジャ ...自由詩11*05-1-14

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50