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ひとつ!
人気作家は出版社の許可なくして死んではいけない!

気分良く飲んでいた「笑えるプロレス技」という設定で話していた。
隣の奴が絡んできた、まるでカニ2000匹を相手にしているようなねち ....
運命なんて
しゃららるん
うたっても
尽きない夜の火柱

近付く
あつい火の粉
かなりかなり
なんだ
ミナミのビル街の
揺れる月の海
こんなところで

こんなはずじゃない
 ....
例えば、アタシが男で
ソレが射精で吐き出してしまえるほどのことなら
どれだけでも果てたいと願う君の気持ちを
アタシは少しだけ分かってあげられるような気がするんだ

例えば、アタシが君で
 ....
奈良のおばあちゃんが
11通りもへんしんできるマジンガーロボットを買ってくれるって言ったから
おばあちゃんと一緒にいたかったんだ。
そう言って、かえりたくないかえりたくないかえりたくない ....
テレビなどを見ていると
むかし憧れていたアイドルたちが、みんな
おじさんやおばさんになっているのにビックリする
そりゃあ、僕らも歳をとるわけだ
で、最近、酸っぱいものが無性に食べたくな ....
 一人でいることに、何年も飽きなかった。シートの、海に伝わる神話を読みながら、永く暇をつぶしていた。精霊の女、の横顔の表紙。空腹の中、海に向かう道、カセットで、オペラを聴きながら、わたしは車を走らせた ....  

  
 杏のさがは悲しい地下鉄
 もぐらのように
 地底に潜っておはようをする
 何層にもエスカレーターを
 乗りついで地獄篇*のアクリルにあう
 蜘蛛の巣のようにはりめぐらされ ....
                  「メリーゴーラウンド」 11

  声

何度も何度も
くりかえし読んだ童話がある
街はずれの丘のてっぺんに
大きな観覧車があって
雨の日も風の日も ....
あなたはすごい雨だろう。茜空さえも私は嘆いた。こんな理解の仕方で、でも私は一人だ。あなたは降ってくる。キラキラしたものも濡らす。今日のあなたは晴れた空に酷く不恰好だ。私は動物の目からすれば雨ざらしなの .... 昆虫を描いてばかりいる少年が
今日は汽車の絵を描いた
たび
と口にしてみる
えい、やっ
気持ちをくしゃくしゃに丸めたい気持ちになって
余白にひどく不釣合いな
一匹のノコギリク ....
午後3時に建物の外に出ると
ひとっこひとりいなかった
というのは冗談で
こんな大雨なのに
腕を組んでいる二人組がそこら中にいる

かくいうあたしだって
日付が変わるころに
お酒に飲まれ ....
GOD!
Rainy Blue Daisy "Clearly Clearly?"

昨日、彼ら、
ナポレオンフィッシュの群れは、20世紀の、雨、に溶けてしまったから
 ....
パレードがいってしまう
オープンカーがいってしまう
紙吹雪がいってしまう
にぎやかな楽隊が
歓声がいってしまう
   
パレードに手を振った
誰かが
こちらに手を振った
私が手を振る ....
午後十一時三十分
新宿発江ノ島行き最終電車
ひとりウォークマンで
ジプシー音楽を聴いて笑っている

(帰る家などどこにもない)
 
歌と踊り
    
                失った恋人に



歌と踊り1



それはむかしの
それはお ....
辞書は本当は辞書になんか
なりたくなかったんだよ
本当は絵本になりたかったのさ

だから、辞書は本棚で寝ている間
書かれているすべての文字を
手荷物預かり所に預けて
夢の中で
 ....
画用紙に書いた思い出を
消しゴムで消してゆく
書き込む時と
同じくらいにていねいに

そしてうすくけばだった
画用紙を抱えたままで
真っ白になりました、と

少しだけ泣いた
  
 ....
くしゃみが出ると切なくなって 物陰 愛しく 肌寒く

制服の胸は はちきれんばかりの暗闇かくして

スカートに忍ぶ秘密には あなたの指がしみついたまま

そのまんま歩いてるから 少しだ ....
肌寒いことよりも大きな雷の方が気になるの
落雷による停電の場合
コンピュータに深刻な影響が出ることがあるらしいので
お仕事は終わりましたか
二度寝の罰はお昼寝にしてください
二階建て文化住宅の
一階の端に住んでいた
雨の日は軒下で遊ぶ

家中の傘を持ち出して
白い塗装の 錆びきってぼろぼろの
鉄階段を カツンカツンとのぼっていく

赤い無地の
カサカサ音 ....
口裂け女の噂を広めた女性は口が裂けていた

公衆電話はワープ装置としても使われている

ティッシュペーパーの72組目は他と質が違う

夜が訪れると同時に太陽は体育座りをして行儀よく次の ....
ぼんぼりに灯がつくと
仕事を終えた人たちが
夜ご飯を食べに来る

みんな仲良く
おしゃべりしながら
好きなものを食べて
お酒を飲んで
よいきげんで歌うたう

眠くなる頃合いにな ....
父さんの革靴に
小さな足 入れて
かかと 引きずりながら
なんだか 笑いながら
庭を歩いていた 私

大きくなることに憧れて
本格的な靴に憧れて
小さな足
かぱかぱの空間

なん ....
まいあさ
僕が
この僕であることに目覚める
はてなダイアリー
燃えくすぶる焦土が続く

誰もいない台所
立てたコーヒーの
苦い香りは
抽象
起き上がる重力加圧の具体性

多分コ ....
まっすぐ歩いていくと靴屋さんがあるんだ
途中で絶対に曲がっちゃだめだよ
前だけみて歩くんだ
靴屋さんに着いたらその横の遊歩道にはいる
ここはむかし川だったみたいだね
人がふたりならんだらそれ ....
とっくに別れた女と
まだ電波の手紙で
やりとりしてたが
やっと僕の根本が
伝わって
あきらめて
関係ぜんめつみさいる
そんな朝だ

ノーコメント
言葉は今ぼくに
強すぎて
だか ....
たったひとつの睡眠を
羊たちと分かちあって眠る
もこもこしてるね
なんて今日は言わない
めえ、と寝言を言っても口をふさがない
数をかぞえない
何も思い出さない
私は踊る郵便屋
幸せのお手紙をみんなに届ける
悲しいお手紙は川に捨てちゃう

ホップ・ステップ・サイドサイド・ジャ〜ンプ・ダウン

さあ
幸せのお手紙よ

でも
私の心は少し寂しい ....
                  「メリーゴーラウンド」 10


  メリーゴーラウンド


ようくんが死んでしまう夢を
わたし なんど見ただろう
そうやって
ようくんの命を ....
夢の中で道に迷うと目覚めなくなるって本当?
って彼女が訊くので
ルルルと笑ってごまかした

蓋し彼女の顔に見覚えがあるのは確かだ
しかし果たしてそれが
そうです

シスチンとシスチ ....
チアーヌさんの自由詩おすすめリスト(1482)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今夜とあるバーで- どぶねず ...自由詩604-10-14
夜のill- 石川和広自由詩204-10-13
恋をする度に幸せを失ってゆくアタシは詩を知っている- e R i自由詩2*04-10-13
父さん- 月山一天自由詩304-10-13
泡日- たもつ自由詩1004-10-13
バード_(「バード連作集1」)- 光冨郁也自由詩20*04-10-13
白鯨*- 天野茂典自由詩304-10-13
- アンテ自由詩604-10-13
ハレアメ- ピッピ自由詩504-10-11
一日の終わりに- たもつ自由詩1504-10-10
左半身の濡れかた- 吉原 麻自由詩7*04-10-9
『Rainy__Daisy』- 川村 透自由詩804-10-9
パレード- umineko自由詩604-10-9
PM11:30- 光冨郁也自由詩2*04-10-9
歌と踊り- 渡邉建志自由詩7*04-10-9
辞書をめぐるお話_第2話- たもつ自由詩1404-10-8
もう一度- umineko自由詩1204-10-8
上へ白く- あいこ自由詩304-10-8
脇道で- 385自由詩2*04-10-8
思い起こさせるもの(1)- 385自由詩6*04-10-8
- 桜 葉一自由詩1404-10-8
ぼんぼり- あおば自由詩3*04-10-7
- さち自由詩14*04-10-7
焦土を過ぎ越す- 石川和広自由詩2*04-10-7
最後のデート- 吉原 麻自由詩7*04-10-7
ミサイル- 石川和広自由詩7*04-10-7
誓い- たもつ自由詩1804-10-6
楽しい郵便屋さん- 初代ドリ ...自由詩5*04-10-6
メリーゴーラウンド- アンテ自由詩804-10-6
エスエス橋の上で- たかぼ自由詩1004-10-5

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