すべてのおすすめ
もちろん玄関は話はしない 耳がないというのは別だが
セールスマンと犯罪者をごっちゃにしたてる女の
手には 誰かが描いた オモチャの指揮棒が握られている 
彼女がそれをふるえば 世界は一斉に晩餐を ....
少しだけ悲しいお話をしたあとに
あなたは
少しだけきれいになったようでした

まるでいいことばかりじゃない
そんな嘆きを語っていたわけではなくて
これから先のことをからめて
あなたは
 ....
閉じこもっていた男を開いたら、また男が出てきて困った。
そう、この男はとてもしつこい。
どれくらいしつこいかというと、
蟹味噌の最後のほうくらいに生あたたかくてイヤラしい。
そして同時に、短冊 ....
吹雪が吹き上げてきます
 私は一人でお茶を飲んでいます
木々に掛かる雪は枝に絡み、ミニチュアの樹氷のようになっています
 ホテルの明かりは白熱灯でぼんやりとテレビを照らしています
僕はその中を ....
私と仕事
どちらが大事?って聞かれたら
腕組み するかな
まあ
どっちも大事です

じゃあ
セックスと詩の
どちらが大事?って聞かれたら

それはけっこう難しいよ
なにせ
突拍 ....
「魚の目ん玉だったら、コラーゲンだし、役にも立つのに」


そう吐き捨ててアイスピックを洗いに踊り場へ
階段の壁面に喰らいついている蛇口をひねる水は冷たい

目ん玉は、掌の上で ....
消しゴムが風邪をひいたから
ぼくのテストはまっ黒け

お母さんは口さけ女
お父さんはたこ星人
お姉ちゃんは鼻毛ぼうぼう

えっちゃんが
青くて丸くて大きいカンカンから
花の消しゴムを ....
なに?デカよ
「眠れないし便秘」
ナイス ナイスな憂鬱さ加減だ
オマエはいつだって面白い
オー おまけに目の焦点が合ってないぞ
そしてここはスクランブル交差点だ
斜め横断OKだ


 ....
おっさんのニオイを嫌がるのは女の子だけじゃない
オレだって嫌だ
終電でおっさん三人に囲まれた (マエちゃんが寂しがり過ぎるせいだ 今生の別れじゃないっつーの ☆コンチキショウ☆)
かなり強烈だ
 ....
{引用=
AM1:45


解熱剤を飲む

解脱する
赤血球の、ような

未確認、
思考、
物体

白熱灯に
照らされた
戯画

舞台の上を、
這い回る

私の ....
(お金なんていらない)

昨日、100円のおにぎりが買えませんでした。
財布の中には104円あっても、
税込み105円のおにぎりが買えませんでした。
コンビニの店員さんは残念そうで、
僕は ....
五分後には
起きているはずだからと
忙しく鳴く小鳥を
なだめて眠る



親鳥は必ず来てくれる
          と


大きな口を開けて
眼、鼻、耳、口、毛穴
すべての穴に私たちは窓を取り付け続けた
窓に明りが灯ると私たちはそれを街と呼んだ
街が体中に繁茂していく傍ら
明りの消えていく窓がある
その浮力により
私たち ....
おはよう
で、今日も誰かが溶けていく
それでも、空を見上げることを止められなくて
いつの間にか、あちこち穴だらけになっている


使い古しの気持ちを手紙に残して
あなたもすっかりと溶けて ....
こっぷのみずをこぼしたら
ちゃんとふきなさい
ってよくしかられた
でも じゃあ
こっぷのそとへみずがながれだすのも
わたしのせい
なんだろうか

すすみつづけるのは
あんがいかん ....
昨日美という女がいた
小柄でどうしようもなく泣きそうな顔をした女だった
うつむくと
細いまっすぐな鼻筋があって
ベクトル
時間軸とは関係もなく
電車の床に延びてゆく明日
昨日美はイチゴが ....
楽しかったはずなのに
別れたとたん寂しくなる
ボクは全くバカですね
最後まで騒がずにはいられないのです
あなたが夜中に電球を交換したから
母子手帳にないものを確認したわたしです
今朝は自然に目が覚めました
これが普通だったのかな
なんだか病気のようで
そう思ってしまって
それでも反省する気に ....
駅名が思い出せない駅で

あなたと雨降りひとつの傘で

無くなった記憶を探しています
増えていく水のなかで
忘れ物をただ4つで

携帯が壊れて

時計が壊れて

水が持 ....
今からセックスさせてくれませんでしょうか?
そういうモノが今 僕には必要なんです。
明日の僕の運命は 雲よりもアヤフヤだから。



今からセックスさせてくれませんでしょうか?
初めてみ ....
色エンピツのセットを開けると
母さんは黒い色と並んでいつも一番長い
そして一番きれいだ
こんなきれいな母さんを使うわけにはいかないから
やっぱり母さんは一番長い

バカ男さあ、昔、母さ ....
ガラスの瓶が
たくさん手に入ったので
縁側に
一列に並べた
ふちを棒でそっとたたくと
ひとつずつ
ちがう音がした
家じゅうをごそごそして
ひとつ目の瓶を
薬でいっぱいにしてみた
ふ ....
約束した覚えが
そこはかとなく
ある

わたしんちには仏壇があって
歩いてゆけるすぐの距離に先祖代々の墓があって
春彼岸には野ビルが伸び
秋彼岸には彼岸花が咲く
いまは野ビルが伸び放題 ....
食べかけのスイカがもう
夏に生きる虫のように臭っている
庭に埋めなきゃ
そう思ってサンダルを履いたのだが
シャベルが見つからない
春先に何かの花を植えた時には確かにあったはずだ
ス ....
澄ました水を眺めるくらいのここは小さな部屋です。
灰色の砂が時折、いたずらに跳ねる水で濃いグレイになったり・・薄いグレイになったりします。
太陽が出たりすることも月が沈んだりするこ ....
虚無をまとって闇を隠せば
それは限りなく深い透明のように見える

あなたは
自分を見せることなく
優しさを浮かべた瞳で見つめる

僕は
その優しさの結晶に自分を映す
一つの優しさ ....
飛べる

きっと飛べる
飛べるきっと

きっともっと飛べる
きっと飛べるもっと
もっときっと飛べる
もっと飛べるきっと
飛べるきっともっと
飛べるもっときっと

きっともっとず ....
茶色がとてもきれいな
マンションだった
フローリングも
壁も
キッチンも
なにもかも

わたしのマンション
自分で見つけて
自分でなにもかも整えた
わたしの居場所
わたしだけ ....
ただいま。
ああ、お帰り。寝ちゃってた。

今、ソファーで寝てた?
うん。なんで?
いや、なんでもない
何?
いや、なんでもない
何よ?
・・・いや、お前がもう一人ソファーに座って、 ....
友達とランチ

この前の動物園でさあ。
ん?私行ってないよ。
えー、いたよお。
いないよお。
いたよお。
え?
ん?

・・・・・どっち?


そういえば、いなかったような・ ....
チアーヌさんの自由詩おすすめリスト(1475)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
もちろん玄関はー- プテラノ ...自由詩3*05-4-4
少しだけ悲しいお話をしたあとに- ベンジャ ...自由詩31*05-4-3
クレジット・ワン- 佐久間  ...自由詩2*05-4-2
雪〜バイノーラルならば雪- 黒田康之自由詩105-4-1
ふたり- umineko自由詩7*05-4-1
*アイスピックララバイ*- 自由詩11*05-3-31
消しゴムが風邪ひいた- 385自由詩2*05-3-31
ジンジャーエールを買って飲み過ぎな男- ヤギ自由詩7*05-3-31
おっさんのニオイ- ヤギ自由詩9*05-3-31
戯画バイト- 043BLUE自由詩305-3-31
お金なんていらない- ベンジャ ...自由詩10*05-3-30
優しい仕事- あとら自由詩5*05-3-29
- たもつ自由詩1105-3-29
水溶性の、誰かの- 霜天自由詩2905-3-29
じゅうりょく- アンテ自由詩3*05-3-29
ありえない名前- 黒田康之自由詩805-3-26
寂し上戸- ヤギ自由詩2*05-3-26
あなたが夜中に電球を交換したから- 辻野克己自由詩605-3-24
- 自由詩105-3-23
穴があったら入れたい- 虹村 凌自由詩7*05-3-23
家族(母さん)- バカ男自由詩25*05-3-22
瓶の底- アンテ自由詩2*05-3-19
The_other_side- 佐々宝砂自由詩405-3-19
遠泳- たもつ自由詩705-3-17
a_spool- 自由詩7*05-3-16
水晶の人- ベンジャ ...自由詩1005-3-15
きっともっとずっと高く遠くそうやって果てしなく飛べる- ベンジャ ...自由詩405-3-13
茶色- アンテ自由詩205-3-13
夜のこと- ふるる自由詩4*05-3-10
昼のこと- ふるる自由詩5*05-3-10

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