すべてのおすすめ
この世に存在するキリンは全て
生きてはいない。と主張する宗教

雨の中、母親に甘えて
濡れた服を更に濡らす叔父さん

叔父さんのリストバンドには
叔母さんの写真

都会の人らも
 ....
デートの帰り道

疲れて大あくびをしたら
そのまま体が裏返ってしまった

あわてて元に戻すと
君が泣いていた

ごめんね驚かせて
もう大丈夫だよ


言おうとしたら
君がく ....
 恋の相談なんてされてもね
 
 僕の大好きな
 とびっきりおおきな目
 輝かせてうれしそうに
 そんなこといわれちゃ
 頑張ってっていうしかないけどね

 なぜか応援団長になっ ....
水曜日はどうにも暇だった


すきま風になって
きみのふくらはぎを
なでなで なでなで
したり

ソーダ水の泡になって
ぷちぷち ぷちぷち と
浮かんでは はじけ
浮かんでは は ....
ずいぶん
ながいときがすぎたが
きょう、やっと
ふたりは
わずか五ミリほどの
ラビリンスを
うんだ。

ちいさな
コンクリートのすいそうで
ちゅうにうきながら
まようことしかしら ....
   蚊のはなし

鉄板の上で 表面が美しく焦げる
ミディアムレアな 霜降り和牛ステーキの上に
ニンニクをたっぷりのせて食べた 幸福な夜です。
(しかも おごりで)

家に帰り着く頃には ....
オニグモは働き者です
毎日夕方に網を張ります
まずはゆるりと何本も糸を流して
どこかに引っかかったら網張り開始

手始めにいちばん外側をくるり張ります
真ん中から放射状に足場を張ります
 ....
白紙のノートに
「もう死にたい」と百回書いた
それから今度は
「まだ生きたい」と百回書いた

誰かに必要にされてると
苦しい程に強く感じたい

誰かが誰かを必要としていて
誰かは誰か ....
庭につながれて退屈そうなので
犬をふくらましてみた

ふわふわと
ゆらゆらと

風船のように退屈していた
ホースを部屋に引いて
蛇口をひねるよう指示したら
部屋の中か水浸しになったが
わたしにはそれが
どういうことかわからなかった
話し相手をさがす。空白は濃度の問題で、強い時間に埋もれるほど離れては胃の中で体育座るかのような空洞、そう、空洞にも逆説的な密度があって、クラクラとしては見失ったスタイルに慣れて、ぼくらは文字通り緩い財 .... 手が血塗れになる
手ぇだけやない、身体も生臭うなる
でも飯のためや、一念発起

ザザザザザ
パーン、パーン
スサスサスサ
ナムアミダブツ
ナムアミダブツ
無慈悲や無慈悲
しゃあない ....
その日から
大きな穴や小さな穴が
空からぽたぽた降ってくる

気をつけていた
時々空を眺めては

ふと気を抜いた瞬間
まんまと私ははまってしまった
受話器を置いた直後のことだった
 ....
富士の樹海にこもって
ひょっとこの面に
草刈ガマをもって
自殺しにきた女共に
のっかりたい
一枚岩のうえで受精したい
生命を宿す
ハッピー。
木のうえに住んで
悪魔をみせよう
 ....
鞄の中に 一匹のカブトムシが蠢いていた
しかもヘラクレスだ
数日前は ぶよぶよとした白い固まりだったのに
いつのまに そんな立派な角を得たのだろう

窓から 彼を外に放した
少し黄色がかっ ....
束縛のない 

この夜は 永遠に続く気がする

錯覚は 微かな明かりを感じる 優しい闇と 

雨に洗われた 清浄な空気のせいだ

無駄な音はない 

僅かに水の流れるような 意味の ....
コーヒーを飲み過ぎたせいか
僕はコーヒーになってしまった
夜、眠れないとか
胃が痛いとか
そんな問題じゃなくなった


あ、こぼれてしまう


とゆうよりすでにこぼれてるねみんな
 ....
僕は思いきり夜を投げた
つもりなのに
君が受け取ったのは朝だった
仕方ないので
ぼくらは昼間から
昼寝ばかりしている
壁に描かれた
巨きな逆さまの音符が
錆びた扉を指している
軋む音のなか やがてゆるりと
道しかない道が現れてくる



うすくけむる明るい夜に
けだものは光を聴いている
ひ ....
寝室の窓を開けて
目の前の林の
緑色の香りを
一番に吸い込む

休日の朝の夢は
のんきな天気に溶けていった
笑えるものだったと思う

今ここにあるこんな普通を
今ここだけのものとし ....
悲しい夢を見て
泣きながら目覚めた
悲しかった物語は
なんだったの
思い出せないけど
去ってゆくあなたの後ろ姿の
ラストシーンだけで充分

隣りに眠るあなたが
必ずそこにいるとは限ら ....
お前がアイツが奴等が笑顔で
心配
この二文字顔に括り付けてる

どうも湿っぽいのは苦手なんだ
だから
笑って いつもの様に「じゃぁな」

さらば 友よ 俺は行く
見えもしない大地へ  ....
:うっかりおとした粗塩 
:お砂糖小さじ一杯
:醤油大さじ三杯
:みりんキャップ一杯

それぞれ玄関にならべて一晩ねかせます

羽虫やアリが運びます そして よくわからない虫も
お ....
大きなガラスの花瓶に 

ストンッと そろえた花を生けて

すべての花の名と その特徴を 叮嚀に教えてくれました

私のために そんなにあっさり 

切り取ってしまって いいんですか
 ....


はがき一葉
舞いこみ、大要、

「言語障害が発症しているようです。発作もなく、突然電話中に失言症になり、思う通り表現できなくなりました。脳血管障害なら軽い症状で、希望が持てますが、アル ....
結婚式で 打ち上げた祝砲

幸せを祈り
永遠を誓い

襲撃と 思った米の飛行機

爆撃そして
みなごろし

ニュース番組の中 
子供も女の人も男の人も

棺に しがみ ....
ひとみなひとり

ひとみなひとり

ひとみなひとり

青空にいる
郵便屋が大きな声で歌いながら
手紙を一通
白いペンキのはげかかった郵便受けに
置いていった
さっきのは春の歌だったなあ
と思いながら
熱い夏の太陽の下
僕は草をむしり続けた

 ....
走る走る
虫とり網を持って

風を追いかける
夏のはじまりの川の風は
こんなに気持ちよくて綺麗だから
持って帰って窓辺に飾れば
みんな喜んでくれるだろうに

モンシロチョウも
する ....
かね かね かね の 世の中ですね

いにしえならば
女郎屋にあずけた お菊さんの身の上

借金のかたの かなしみなど
誰も
尋ねやしないから

時々 忘れてしまいそうになる
 ....
チアーヌさんの自由詩おすすめリスト(1475)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
洪水- 瓜田タカ ...自由詩304-6-3
結婚してください- ミサイル ...自由詩1204-6-3
サボたーじゅ- マッドビ ...自由詩304-6-3
気化- 望月 ゆ ...自由詩5*04-6-3
ラビリンス- 草野大悟自由詩604-6-2
虫のはなし- 千月 話 ...自由詩6*04-6-2
オニグモ(百蟲譜24)- 佐々宝砂自由詩304-6-2
最後の願い- 快晴自由詩6*04-6-2
風船- ミサイル ...自由詩704-6-2
放心- 黒川排除 ...自由詩704-6-2
いつもただ考える- nm6自由詩404-6-2
食ワネバ- rue自由詩104-6-2
大きな穴- mayaco自由詩6*04-6-1
樹海にて- 馬野ミキ自由詩7*04-6-1
ヘラクレスの遺書- シャッタ ...自由詩704-5-31
夜に- 蒼木りん自由詩2*04-5-31
苦い夜- 本木はじ ...自由詩604-5-31
円距離- 本木はじ ...自由詩604-5-31
光と言葉(わたしとけだもの)- 木立 悟自由詩1004-5-31
ありふれている- 霜天自由詩704-5-31
- さち自由詩5*04-5-31
じゃぁな- HEDWIG自由詩4*04-5-30
行列の作り方- 湾鶴自由詩1004-5-30
夏の午後- 蒼木りん自由詩2*04-5-30
梅雨空に- 狸亭自由詩16*04-5-30
空爆__結婚式- 砂木自由詩8*04-5-30
ひとり- 草野大悟自由詩4*04-5-29
草むしり- たもつ自由詩1204-5-29
虫とり網- 長谷伸太自由詩304-5-28
- 月音自由詩204-5-28

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