冬至粥白優勢のオセロかな 怖い時代になった

その日起こったことを
テレビが正しく報じなくなった

日本で暮らしている外国人が
自分の国籍を言えなくなった

放射能のことを口にすると
頭がおかしいと言われるよ ....
おやすみとさようならが相槌を打つ
今日あったことは内緒にしよう
玉手箱にしまっておいて
一年後おはようとこんにちはに開けてもらおう


おはようとこんにちはがその計画を
未明のうちに知り ....
食器を洗っている時に 現れる私の子供
ご飯を食べたばかりなのに 私を見ながらスプーンを持って
お皿をカチャカチャ鳴らしては はしゃいでいる
私はお前に お匙でご飯を掬ってあげれらないのよ、 ....
風の止んだ朝 林は広くなって
生まれたばかりの顔をした 陽ざしが
汚れ果てた落葉を 白いレエスで隠す
あなたが霜柱を踏む 乾いた音


リズムは不規則で 頼りなく
不自由な足が もど ....
闇を開こうとするイライラした若さをじっと見ている とある強迫観念から
色恋沙汰から離れて数年
が経てしまい未だ恋愛小説が読めずにいる午後
デ・クーニングなる画家の記事を見つけた
クーニング、クーニング聞いたことないなまた東京か
等と他愛のな ....
明けましておめでとうございます。
僕の書斎兼
食卓兼
呑み場所の
宇宙の中心に猫好きなくにちゃんのミニカレンダーをすとんと置いてあるので
ことしは猫年になりそうです。

除夜の鐘をききな ....
(産まれた時に授けられた
星の役目が決まっているとして)

四角い揺籠の中に閉じ込められて
人の幸せの為に全てを封印された
僕の出会いや進む道は操作され
自分の為に欲しがることもせず
 ....
何が大切なのか

どうせ技術的なもんだいなんだ

ロープウェイが孤独だ

秋の山道から海を見にゆく

曇天にバンドネオンが鳴る


善心、前進、大往生!

過酷な生活、だれが決めた?

踏切、横断歩道 ....
居ると思うよ
だけれど
地球人に会いに来るとは思えない

光速を超える速度は出せない
色々なアイデアはあるけれど
進化の極みに達した生物が
わざわざ殺戮と破壊を好む人類(一部だけれど)を ....
冷たく発光する電球に
逆子の妖精が閉じ込められている
きみは彼の為に
指で十字の影絵を作って歌っている

暗闇には獣が潜んでいるからと
避ける人の本能が
彼を世界から追放したんだね
 ....
恋の札狙いたる眼や歌留多会 年玉を借りて煙草を買うオトナ 箱に投げ入れられた。
白銅と青銅とに当たったから、鈍い音を立ててしまった。

不時着。箱の向こうに。
お神楽の鈴祓いが聞こえる。

人混みで到底、届いたものではなかった。
僕のランクだと ....
フォークシンガーとして
国際交流会場でアトラクションの
依頼がきていた頃の話

ネパールと日本の
国際交流アトラクションで唄った後に
通訳を介して子連れの女性が
「是非、日本の代表的なリ ....
下町の神社の端に初雀 平成は二十七年
西暦は2015年


立てても倒れる目標もあるだろう
描いても三日で飽きる目標もあるだろう


だけど気にせず
そんなの気にせず
立てればいい、景気よく
描け ....
半導体に埋め尽くされた街角は、
青白く発光する。

イルミネーションの木立ち。

凍てついた夜空を飾る、
あの星たちが青いのもLEDなのか。

光の速さは毎秒三〇万キロ。
一秒で地球 ....
津波がこようと

今いるビルが折れようと

ゆうべの孤独や

目覚めてすぐの傷みや不安や

そんなものに襲われようと涙しようと


愛や魂を信じることが出来る

そこには陳腐 ....
皆様に「あけましておめでとうございます」と
新たな年でございますから私も進歩せねばと
だけれどもそうなのだけれど少しも変わらないと
明日には変われるかもしれないとの希望を抱き
ギラギラとめんた ....
こんなに木に光をまとわせたらいけないよ

ツリーに光を飾るのは

大きな木のしたから星空を見つめる

そのものまねなんだから

もうすこし減らしたほうが

星空を見つめているような気になれるから

こ ....
深き空見上げ涙の透明は雪に染入り失恋を泣く

濃紺の着物に袖を通しつつ色のない我この笑み遠く

橙を餅にのせる日遠からず思い返すは冬逝きし君
日も昇らぬ日本海の岸に立ち張り上げる人の声こそ朝陽 世界がひとつの終末へ向かって集約されて往く時代
世界はひとりの詩人の透明多面性により屈折分散する

時空を超えた鳥瞰図は迷える自我を慰めても
空腹に泣く赤子ひとり救えはしない
言葉は時に力  ....
銃声が二度鳴り響き牡丹鍋 僕はとどまりませんこの場所に
常に風化してさらさらと崩れて行く足元

時間というものが上下にあるいは前後に
はたまた螺旋状にきりきりと流れるものかなんて
ぜんぜん解らないのですから

空 ....
頬をなでていった、風を
振り返った遠い背後の道で
独りの樹は嬉しそうに、葉をゆらし
無数のみどりの掌は
こちらに合図している

この足もとに伸びる人影が、口を開く
(見エナイ世界)を呟く ....
コンビニおでんに
浮かんでは沈む

さとるくん

次にきみと会えるのはいつ?
ゆいちゃんが
掬われた後かな?

ゆいちゃんが
掬われたとしても
さとるくんが救われるには
わたし ....
あたらしい自分になるたびに
古い自分は小さく丸めてゴミ箱へ捨ててきた

長年連れ添う眼鏡は鼻に重たくて
一日限りのコンタクトレンズの方が私のそばにいてくれる
世界をくっきりと映し出してくれる ....
イナエさんのおすすめリスト(3780)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬至粥白優勢のオセロかな- 北大路京 ...俳句5*15-1-7
世の中- 莉音自由詩415-1-7
『本日に幕間はなく』(四行連詩)- 乱太郎自由詩12*15-1-7
向き合う鏡- 為平 澪自由詩6*15-1-5
老いた冬に- 藤原絵理 ...自由詩715-1-5
闇を開こうとするイライラした若さをじっと見ている- 北大路京 ...自由詩4*15-1-5
水の中の女に惚れ- ふわふわ自由詩2*15-1-5
明けまして猫年ですが?- 梅昆布茶自由詩13*15-1-5
君が為に- 衣 ミコ自由詩5*15-1-5
曇天のバンドネオン- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...315-1-4
宇宙人- ドクダミ ...自由詩315-1-4
Illumination- 衣 ミコ自由詩315-1-4
恋の札狙いたる眼や歌留多会- 北大路京 ...俳句315-1-4
年玉を借りて煙草を買うオトナ- 北大路京 ...俳句215-1-4
ご縁玉- とよよん自由詩5*15-1-3
通訳者が教えてくれたこと- 板谷みき ...自由詩6*15-1-2
下町の神社の端に初雀- 北大路京 ...俳句215-1-2
ただダダ2015- komasen333自由詩3*15-1-2
冬の半導体- たま自由詩22*15-1-2
愛の賛歌- 吉岡ペペ ...自由詩415-1-2
さてと- ドクダミ ...自由詩315-1-1
それがハレルヤ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...315-1-1
iro- ふわふわ短歌2*14-12-31
ひびけ- フユナ短歌214-12-31
年末年始のご挨拶に変えて- ただのみ ...自由詩18*14-12-31
銃声が二度鳴り響き牡丹鍋- 北大路京 ...俳句314-12-31
2014の残骸- 梅昆布茶自由詩15*14-12-31
- 服部 剛自由詩1214-12-30
コンビニおでん- 花形新次自由詩114-12-30
かける- 木屋 亞 ...自由詩3*14-12-30

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