まっすぐに
瑞海



まっすぐに
伸びている
君のいる街までの道
羽が生えて
スキップしたら
あっという間に君のところ

まっすぐに
目を見つめていたら
君は照れて
くしゃっと笑うから
僕もこそばゆくなってしまう

“羽が素敵ね、私には無いわ
ふわりと何処かへ行ってしまいそうね、
それも素敵、だからあなたが好きよ”

まっすぐに
気持ちを伝えて
傷ついたことしかないのです
だから君がとても美しく強く見える

君も星降る空の下
スキップしたら
僕以上に飛べるさ きっと



自由詩 まっすぐに Copyright 瑞海 2014-12-26 20:45:04
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