【たまきはる】
珠さんが きはりましたのや
珠のような肌のお方でしてな
おおけな光の珠のようでしたな
魂というものに あたたかみというのが
あるのでしたら きっと夕日のよう ....
万年青の実胴上げをしてビールかけ
「在宅のみとり講習会」という見出しが眼にはいった時
「のみとり?」と思ってしまった
ペットの蚤でも発生しているんだろうか・・と
普通に思ってしまった
記事をよく読むと
「在宅のみとりに必要な ....
黄泉の国へ亡命
明日こそと
毎日セットして眠るのに
今日も鳴らない自覚時計
ぎゅっと握った二十円
お小遣い帳にお菓子と
日曜日の午後の事です
小高い古墳群頂上から
平野を走る鉄道の線路
市道沿いの駄菓子屋へ
優しいおじいちゃんと
少し怖いばあちゃんが
樽に入っ ....
いいねって
思ってなくても
「いいね」を押したね。
いいねって
思ってなくても
「いいね」を押せるね。
嫌だねって
思ってたけど
「いいね」を押し ....
賞味期限は見なかったことにして旦那にお菓子食べさせている
{引用=―ルシーの物語を読んだ時、私は十四歳だった。物語のルシーは死んでしまったので、私はルシーの続きを生きなくてはならなかった。―}
*
僕たちは何度もすれちがい
そして ....
恐ろしいことに
半分の心で僕は君と付き合っていた。
そのことに気づいたのは漸く人生も終わりかけた今ごろ。
君は随分前から気づいていたようで
頭蓋骨を開けられてから
口に出して言うようになった ....
穴の開いた心に水を汲む
すぐに流れてしまうのに
来る日も来る日も水を汲む
生きるためではない
生きている そう感じたいから
疲れたり
笑ったり
今日もこうして水を汲む
いくら汲んでも ....
「世代が変わった」と
言われればそれまでだけど
何だかしっくりと来ません。
納得できません。
「時代が変わった」と
言えば説明がつくとでも?
誰かさんの受け売り
さもオリ ....
瞳の奥の天使
闇を手繰り寄せて紐解く
脱獄囚の烙印
死刑囚の歴史観
寄せ集めの笑顔で凌ぐ
論理のない戦い
爪を折られた指で
崖を登る
登攀者の緩み
大地という母の目論み
....
加齢にせきたてられ
老化にさいなまれ
しののめの 青いひかりも
知らず 解らず
レム催眠に 翻弄されている
....
卒業式今年も告白にきた生徒ゼロ
やまびこが返ってくるまで叫ぶつもり
高度経済成長期に
私鉄沿線のベッドタウン
緑道が貫き中流以上の人が住む
静か過ぎる町
老いた犬を乗せた乳母車
継ぐもの無き屋敷は更地に
時代の趨勢だと傍観する私の
心は産廃のトラックの荷 ....
忙しい。忙しい。としか言わなくなったので
ほんの少しの荷物だけを用意して
高尾山に登ってみた・・・・。
曲がりくねる坂道を登るうちに
「これは、今までの景色に似ているな・・・・ ....
ITTANMOMEN (一反木綿)
薄っぺらな奴だと蔑まれても
捉えどころがないと疎まれても
何処吹く風を自在に乗りこなして
へらへらと今をすり抜けてやる
旗のように風をくら ....
くすっ
と いたずらに笑う
秋が好き
ピッチャーが2人に見える鞄からアブサン
酔うて足を探す幽霊
無数の雨達はアスファルトに、跳ね
世界を覆う
ざわめきを鼓膜に残して
私は夢から、目を覚ます。
布団から身を起こし、のびをする
朝のひと時。
夢の中で、瞬く間に
姿を消す雨達と
....
昨年、天寿を全うし、肉体の衣服を脱いだ
山波言太郎先生の御魂に捧ぐ手紙を綴り
我が家の神棚に、お供えした。
妻が蝋燭に、火を点けた。
少しして、じいぃ・・・と言って
火は、消えた。
....
激しさを
増す
ある平面に
ある鋼鉄に
ある蜂の巣に
しわくちゃの花畑
乱雑に吹く風の
ある窓辺に
ある土手に
生気のない声量で
音符を並べる
さる河口に
さる ....
もうふりかえらない
凛々しい後ろ姿を
ずっと見送った
君はきっと
知らない
僕がこんなに
思っていること
でも それでいいんだ
だから いいんだ
君の前途に輝く
広く大 ....
お前らなあー
山がいつも大人しく
鎮座してると思ったら
大間違いだ!
俺様のハラワタは
いつだって煮え滾ってる
怒らせたら
熱いのをぶちまけるぞっ!
よーく聴け人間ども
山を ....
焼いたクッキーひとりで食べきってハロウイン終わる
ふと、
目を止めたことはないだろうか
混んだ電車のなかで
誰かの鞄から覗く蠢く目を
ふと、
....
右折を待つ
ウインカーが
正しくその意思を刻み始めれば
心臓の鼓動と
いつか同調する
反復
同化
ト切れぬ
直進の車
既視
夕日
影法師
見送ることに
慣れて ....
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(3780)
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夕陽のように温かい物語_三篇
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14-10-27
黄泉の国へ亡命
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14-10-25
賞味期限は見なかったことにして旦那にお菓子食べさせている
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Lucy
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中途半分
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14-10-25
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14-10-25
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komasen333
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14-10-25
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街はずれの譫言(四)
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卒業式今年も告白にきた生徒ゼロ
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