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こうしてまた僕は

振り出しに戻されたのだった

好きで選んだのではなかったけれど

そのマスに 僕は止まった

さいころは好きだった

転がっていく様が 僕に似ていたから

 ....
その日は 嵐が近くて
アパートの窓がふるえていた

君との時間重ねるたび
君の態度も変わっていった
まるで他人のことのように
悲しい過去を語る君のふるえる肩
思わず押さえた

 ....
そこに訪れるたび
答えをさがす


水面から急潜行すると
彩色をほどこした
森がまぎれもなく存在している


潮流に逆らうことなく
揺れ傾いている
イソバナを縦横斜めに
宇宙遊 ....
森園の飼育係が夢だった

森を扱う仕事だから
森の気持ちが解らなくてはダメだと

面接官は
いじわるそうに

あんなオヤジに森の気持ちが解るものか
経営にしか興味がないくせに
 ....
僕がこうしている間にも
みんなは難なく乗り越えてゆく
僕は車が故障したので
修理するフリをしている

もう何年も

時々車を押してみる
見飽きたこの風景とも
今日でさよならさ
とか ....
二頭の馬が夜の中を歩いている
病院の屋上で
君とあやとりをする
君が欠伸をして僕が瞬きをする

飛行機
カブト
ネクタイ
しっぽ

象のような鳴き声の強風が吹くと
君の髪がボレロ ....
どうも お兄さん
随分と仏頂面してるが如何したんだい?

街角に虚ろを影にして
掲げた自分が弱いって事に気付いたって?

一回 後ろを振り返ってみろよ
憧れたヒーロー 小さな恋
掲げ創 ....
激しい雨音
それは、ボクの体を雑巾にする
そんな笑えるほど滑稽なシロモノ

たまにはいいこともする
笑えるほど滑稽なくせに
気のきいたハカライもする

近所迷惑な
喜怒哀楽
そいつ ....
解かれた家はあたりの景色を変え
歴史のつむじ風を吹かせる。

ユンボが
さっぱりと暦をかみ砕き
暦はまた小さな風となって
背筋を寒くする。

鳥肌の立った皮膚に
父と母の
祖父と祖 ....
     君のポケットに
          無理やり

             “手”

     押し込めてみる

     君の手が包む

             “手”
 ....
あなたに逢えて
人生が形を変えた
あなたに逢えて
言葉が形を持った
あなたに逢えて
全てが変わった

あなたは
本当にたくさんの想い出を
残してくれた
辛いことも
苦しいことも
 ....
からころと音のする
そんな欠片が散らばっていて
拾い上げると色とりどり
思い思いに光を反射している

広い砂浜
両手を広げても足りない
誰もいない静けさは
ただ波音を響かせる


 ....
飛行場だった廃墟に忍び込むと
僕は思わず
飛行機になってしまう
両手を広げ
雑草の生い茂った滑走路を
全力疾走
夜風は冷たくて気持ちがいいな
思わず顔が微笑んでしまう
いつの間にか「キ ....
傘もささず 雨の中の少年
そうっと
傘と琥珀を手渡して微笑む

ベンチで座り続ける老人
そうっと
煙草と指輪を手渡して微笑む

そんな野郎になりてぇな
少しでも誰かが笑ってくれりゃ良 ....
もう1度行きたい あの海に

もう1度見たい あの青い青い空を

もう1度逢いたい 優しかった君に

もう1度戻りたい 素直な僕に
僕の長い長い手紙は届いただろうか

もし君の心が動いたら

僕の元に来てほしい

何を思い出しても

僕が悪い

僕は無愛想で

怒ってるみたいに見えただろう

怒っている ....
つぶやくように
こみあげて
ながれて は
いかない

さからいなさい と
て をにぎりしめる

つけっぱなし の
けいこうとう 

うすい かげり

たたまれ ....
土曜日の朝
うすぐもりの駐車場

ねこ が
けむくじゃらの腹をだして
大の字で 寝ている

ねこすけ

尊敬の念をこめて
そう 名づけよう

まるで 王様の余裕

僕ら ....
言葉にならない思いを
言葉にできない思いを
必死になって綴ろうとする
必死になって伝えようとする
言葉を選びながら
一つ一つを
どう伝えるか
どう語るかを
必死に考えて
それでもきっ ....
にゃんでか知らにゃいけど
「にゃににゅにぇにょ」
が言えにゃくて、全部
「にゃににゅにぇにょ」
ににゃる
日常生活に支障はにゃいもにょにょ
こにょままでは
僕が僕でなくなってしまう
 ....
ずっと
風をさがして
生きてきた

たとえば
こんな
よく晴れた日には
釣り竿を担いで
山に行くのがいい

頂に着くと
{ルビ草原=くさはら}に寝ころんで
釣り糸を垂れるのがい ....
彼女と喧嘩して
いい加減にしろ
と怒鳴るつもりが

いい加減にすれ
と言ってしまった

こらえたがやっぱだめで
吹き出してしまった僕の
少し後に吹き出した君

ふたりで涙を流して ....
笑顔の下の
哀しさ
笑顔に隠された
淋しさ
独りの時に泣いていた
涙の跡
全部が全部愛しくて
抱きしめたいのに
伸ばした手は
届かなくて
突きつけた眼差しは
素通りする
命をか ....
街外れの小さな本屋で
彼女と偶然再会した

本屋でよかった。
きりりとした空間では
おしゃべりにならずに
すむ

彼女が手にしている
水色の背表紙の本が何であるか
なんてことは
 ....
一日を過ごすたびに
何かを覚える事を期待されているけれど
僕はそんなに沢山の事を覚える気はないし
たぶん覚えることはできない

おぼえられることは
好きなことだけ
例えばあなたの好きなタ ....
弱気になってみるのもありだろう
強気になってみるのもありだろう

涙するのもありだろう
涙こらえるのもありだろう

はしゃぎまわるのもありだろう
部屋で物思いにふけるのもありだろう

 ....
頭痛の治し方を模索する
肩甲骨の伸びた少女の
持ち上がった服の曲線が
気になって僕は、640円を財布の中から
錬金することができずに
できる限り救い出そうと試みる
頭が痛い
店 ....
月が最後の光を奏で出す・・・また今日も・・・

心の底でただただ感じる夢見の扉を だれも気がつかないように開ける
何も考えずに私はあなたの夢を見る 気付くことのない恍惚な夢
今日は何をしてくれ ....
商店街で見かけた女の子
オムツで丸いお尻を振りながら
パパに手を引かれて歩く

ただ
歩くことの夢中
自分の足が
交互に前に出てくることの不思議
パパに手を引かれていることの
無意識 ....
紫水晶のかけらを
油で揚げてみたことがあります

天ぷらが食べたかった
わけではなくて

シトリントパーズって
実は加熱処理したアメジスト
というのを試してみたくて

ホイル ....
ひよりさんの自由詩おすすめリスト(2565)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さいころ- anne自由詩1*04-5-22
アパートの窓と冬の空- ナッキ自由詩204-5-22
森園- 望月 ゆ ...自由詩1*04-5-22
森園- RT自由詩2*04-5-22
ポンコツ- 本木はじ ...自由詩404-5-22
カシオペア- 本木はじ ...自由詩504-5-21
HELLO!!- HEDWIG自由詩4*04-5-21
雨音- もこもこ ...自由詩4*04-5-20
解かれた家- 草野大悟自由詩304-5-20
〜_手_〜- 自由詩704-5-20
Oblivion_is_more_embitter_than ...- Lily of the ...自由詩4*04-5-20
からころ- 霜天自由詩2104-5-20
五月のイカロス- 本木はじ ...自由詩1304-5-20
I_wish_small_happiness- HEDWIG自由詩5*04-5-19
★82_モウイチド…- 貴水 水 ...自由詩8*04-5-19
★81_ナガイテガミ- 貴水 水 ...自由詩3*04-5-19
どうか- 砂木自由詩10*04-5-18
ねこすけ- 月音自由詩304-5-18
You_helped_me...- Lily of the ...自由詩3*04-5-18
にゃ- たもつ自由詩3504-5-18
風を釣る- 草野大悟自由詩7*04-5-18
すれ- ミサイル ...自由詩61+04-5-18
Only_you...- Lily of the ...自由詩5*04-5-18
本屋にて- 望月 ゆ ...自由詩11*04-5-17
少年- 小太郎自由詩504-5-17
時には- もこもこ ...自由詩3*04-5-17
本屋にて- クローバ ...自由詩3*04-5-17
眠い目を擦りながら・・・私はあなたの夢を見る。- 真山 仁 ...自由詩104-5-17
- さち自由詩8*04-5-17
水晶の天ぷら- 小池房枝自由詩8*04-5-17

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