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菜の花の黄色に
あたたかさを感じた

芽吹いた緑に
優しさを覚えた

暮れゆく紫に
せつなさを知って

どこまでもある青に
強さを学んだ


心のゆとりは 恵まれていたから
シャツとセーターを
いっぺんに エイッ と脱ぎ捨てるように

思い切って
まだ冷たい風の中に
私をさらしたら

その勢いに 驚いて
くよくよする私も
ピョンッと飛び跳ねるかもしれない ....
夕暮れに 君と見た
オレンジの太陽
泣きそうな 顔をして
永遠に さよなら

泣きそうな 君が言う
真っ黒な瞳で
また会える そう信じて
永遠に さよなら

もう少し 側に居て
 ....
凍えるようなフランスパンに
アプリコットジャムの毛布
パチパチと弾ける
ガーリックバターのシャッポ
クリームスープに浸しては 寒さを癒した
季節

家庭教師の家には いつも
ライ麦パン ....
列車に乗り
外からの赤いランプが
暗い寝台を照らせば
望郷の始まり

そのまま眠りに入って・・・

朝になって乗り換えをして一時間
その後バスに乗り30分
そしてバス停を降りれば
 ....
反響する月あかり
空は明るい菫色です
白い雲が
流れます

今夜
地上で起きている
出来事が
みな懐かしい
白い廃墟の町も
風の荒野も
現実にあった夢も
何一つ欠けることの無い ....
思いっきり身震いしたら
壊れてしまうかと思っていた
田舎町に
今ではすっかり馴染んで仕舞い

若かったゴジラ達も
皆立派な町の世話役となり
ズルズル引きずっている

逞しい尻尾に気づ ....
午前零時半
歌舞伎町の片隅
長旅で東京に辿り着いた女は
コートに{ルビ包=くる}まりしゃがんで
コンビニで買ったおにぎりを
むしゃむしゃと喰っていた

隣で塀にもたれた僕は
熱い缶コー ....
いらっしゃいませ

ここではルールにしたがっていただきます。

いたって簡単。

オレが気になる行為。

気になるしぐさ。

かわいい動作。

そして

オレの話を聞いてく ....
こんなにちっぽけなものでも
ここにある と 静かに語る

ただ黙って積もり
その日の風に 明日の模様を描く
その日の波に 昨日の夢を揺らす

永い永い時間を抱いて
ここにある と 静か ....
ダンスに浮かれて
青い悲しみを散らそう

輝く風に身をまかせて
凍える心を暖めよう

君が言った「限りなく闇に近い箱」を
見つけたときには
君の汗のにおいと
閉めきったカーテンだけが ....
はぁ

ため息ばっかだよ最近

いつからため息するようになったんだろう

もうオレも歳か
もくもくと
ただもくもくと
ふくらむままに
あなたをだいじにすればいいのに

入道雲の中では
小さくちぎれた雨雲が
ちくり ちくり と
針の雨を降らせ
あふれる想いを傷つけます
 ....
正直に言います

今 あなたを見つめてました

ふいに目があって

慌てました

アッカンベェをしました


正直に言います

アッカンベェは 嘘です


心でそう言っ ....
いつものように
笑ってるから
元気なんだと 決めつけないで

いつものような
笑い顔は
いつもヤリキレナイって ことなの

涙とか
ふくれっ面とか
そのままに
出せないってことな ....
ぶっちゃけ

教室で君とふたりでいる時

めちゃドキドキしてるねんで

抱きしめたくなるし、我慢できんようになるねん。

けど、それをやったらおしまいやねんな〜

だから、我慢して ....
たくさんのガラクタの中から
どうにか使えそうなものだけを拾い集めて
この国を作ってみました

某大統領の
20年前にボツにされたPR用写真とか
某独裁者の
校正もしないで出しちゃった自叙 ....
寒さは人を侘びしくさせるので
細い雪道ですれ違う時は
どちらからともなく微笑みあって
凍えるのを防ぐ

カタクリの粉を握るように雪を鳴らして
灯りのもとへ帰る人の足どりを子守唄に

産 ....
 「捧げる詩集」(1995年・緑鯨社)には、1988年から1990年にわたって個人誌「風羅坊」に発表した作品を収めた。個人誌といっても、B4用紙に短い詩を毎号6〜8篇コピーして読んでほしい人に見境もな ....  
並木道に
誰かの日傘が忘れられているのを見つけ
持ち主の名前がなかったので
失敬することにした
けれど自転車のかごに引っ掛けて
ペダルをこぎだしたそばから
日傘は陽を浴びて匂いたち
 ....
抽象的では、何もわからないと

君の声を、聞いたから

具体的ってなんだよ

と、僕の声を、飛ばしてみた



なべに水を入れて火にかける

なべの内側には、小さな泡がまとわり ....
毎度ありがとうございました
こんどお会いするときまで
つつがなくおすごしください
ぼくは生活と 
そうでないものの間の距離を 
はかりそこねる者
その両端にひきさかれ
かつ跨がろうとする ....
やがて魔法は解けるだろう                                                         
強力粉をいれても                      ....
春一番が吹いて                                 
次の日 二番が吹いて                                     
日をおって 次つぎ ....
ランドマークタワーの5階から見渡す
みなとみらいの夜景

観覧車の時計が8時を告げる

心臓の鼓動で時を刻む
電気の秒針のまにまに隠れたゴンドラで
想いを重ねる恋人達

{ルビ巨 ....
あ ちょっと                                 
そこの                                     
なにやらごたいそうな        ....
捨て猫チャフカは、夜景を見ていた
チャフカは、自分を人間だと思っていた
人間達は、みんな二人組で、白い息を吐きながら
肩をよせあったり
腕を組んだり
手を繋いだり
手すりに寄りかかったりし ....
「私は挽歌はうたわない」                           
あした逝く人よ                              
きみの魂とやらが平安でありますように  ....
水仙のラッパ
ファンファーレが聞こえるよ
寒い季節だから聞こえるよ
「出ておいでよ!!」
「一緒に遊ぼうよ!!」
聞こえるよ

北風のピッコロ
水仙のラッパ
コタツのもぐり姫の私に
 ....
みたされない思いや                                 
過剰な言葉に                                      
ひき寄せられるので  ....
ひよりさんの自由詩おすすめリスト(2565)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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毎度ありがとうございました- よねたみ ...自由詩804-2-2
やがて魔法は解けるだろう- よねたみ ...自由詩804-2-2
春一番が吹いて- よねたみ ...自由詩604-2-2
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