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ふでばこを開けると
アフリカの草原が広がっていて
夕日に向かって一人
お相撲さんが
四股をふんでいる
何故あの日
僕はふたを閉じてしまったのか
守るべきものなんて
まだほんの少しだ ....
コンクリートの丸いもようは、踏んじゃだめよ
って、
しあわせになれないから
って、
きみが言ったとき
さっき
二度ほど踏んでしまったぼくは
ちょっと泣きそうになって、あわてて
声をだし ....
おふとんのうえ
ごろん、とだいのじ
そのきもちよさで
のばした ゆびさきに
うちゅうがちょっこっと
ふれてる
めをとじると
おほしさまの
ちかちかが
まぶたを
とおりすぎていって
 ....
みえない ことが
おおいから
きみの かんじたこと
わたしのこころにも
とどけてほしい
ないものねだりの
きみのそらの
てんきよほうさえ
ままならない

るいせきしてゆく
さまざ ....
男は長い間カバンの中に住んでいたが
ある日旅をすることにした
もちろんカバンを忘れなかった
昼間は旅を続け
夜になるとカバンの中で寝た
朝起きると同じ場所にいることもあったし
誰かの手 ....
すべてが終わると
その町にも銃を担いだ人たちがやってきた
彼らはこの国の言葉や
この国の言葉ではない言葉で話すものだから
町の人々はますます無口になった

少年は喧騒と沈黙でごったがえ ....
はっぱをめくればなめくじ

みんなにきらわれて
しおをまかれたりする

おまえなめくじ

うまれてからずっと
からだじゅうでないている

おれだっておなじ

みんなにきらわれて ....
それは
いまにもきえいりそうに

ふわふわと
ぼくらのまえにあらわれ

ながれにおち

みずいろにひかりながら
ながされていったけれど

あのひ
だれにしられることもなく
ひ ....
玉ねぎが自分で自分の皮をむいている

オレハ ドコニイルノダロウ

いくらむいても自分は出てこない
それでも玉ねぎは自分をむき続ける

オレハ イッタイ ドコニイルンダ

その間 ....
野菜の苗を
手に受けて
指から白い
根っこが生えた

「植物の三大栄養素は窒素・燐酸・カリです。
これを8:8:6で配合し、苗を植えつけて行って下さい。」

手に取った苗は
陽の輝き ....
恋をしたら
ひとはみんな
詩人になるっていうけれど

詩人のつもりのぼくなんて
いつまでたっても
恋ができないのでした


六月の
ベルベットの小道を
今夜もぼくは歩きます

 ....
なんじゃもんじゃのはなを
きっとみようね
みにこようねと

こがらしのふくひに
きみは
自らの愚かな手で
目の前をさえぎる沼を
つくり出してしまった時は
でくのぼうとなって立ち止まり
かけがえなき友の背後から吹き抜ける
風の言葉に耳を澄まそう

私は木になりたかった
幾 ....
部屋の中で素振りをしていると
外は激しい雨が降っていて
どこかとても遠いところから
僕の知らない動物の鳴き声が聞こえる

シマウマはたてがみも縞模様なのだと
テレビ番組でやっていた ....
毎日が 
ずっと、遠浅だったらいいのに

って、言ったのは
あなただったか、わたしだったか、
もう わすれてしまった
うつろいやすいふたりだったから
ただ
手をつないだ

波が
 ....
心臓破りの坂
に破られる心臓
そして
けたましく鳴り響く電話機
に似た形のビニール袋
に梱包された
けたましく鳴り響く電話機
の絵

範囲内の限りにおいては
どうにでもなる
 ....
きみのへやには そらがあって
くもが ぽっかり うかんで
よるが こない

つないで ひらいて こぼれた
ほしの かずだけ みらいの はなしを
きかせてあげる

うつら うつら し ....
食後に飲むはずだったビタミンが
テーブルの上で醗酵している
その熱で君の言葉は燃え尽きてしまった
僕らはたくさんの窓や部屋を投げあって
ぶつけあって、お互い
何となく傷ついてる
夏 ....
夜店行くと いつも買ってた
友達と みずあめがついた二本の割り箸くるくるまわして
透明な みずあめが空気をふくんで真っ白に変わる
しろぉーくなったら もぅ一本貰える
もぅ一本欲しくて
 ....
きらめく星空 瞬く間に見た夢
あぁ 手を離さないでいて 
波打つ心 雲間の向こうで微笑む{ルビ未来=あした}を掴めるの?

”I miss your smile”

突き抜ける青空 はばた ....
命令に従うまま

とじた視線の先に蠢く

はかない炎の中に

何れとも知れぬ炎が また消ゆる

でいごが僅かに開く

すずやかな風は何処へ行く

かぎりない空へと

毎日たくさんのものが
あなたから生まれることを知っている
それは言葉であったり、声であったり、感情であったりする、けれど
それらはあなたの分身でしかないことも知っている
そのことをあ ....
いのちの たづなを つかんできみは

あしたへの ベールに またたきする

あのとき かんじた こわい、こわい

きもちを しかい いっぱいに かんじて

せかいの ただ いってんで  ....
人の数だけ性格も違う
ぶつかることも あるやろし ありました
今後もあるやろし
正直 今もある
腹立たしいことは 直接相手に言えるようになった
はら黒いから はら白くなった
でもなっ はら ....
いつも遠くから見ているだけの君へ
今日は花を贈りたいな
どんな花が好きなんだろうな?

びゅーっ

世界各国の素敵な花たちをどこからでも
プレゼントできるよ
どんな花でもリクエストして ....
駅のホームで
迎えを呼ぼうと取り出した
携帯の電池が切れていた

取り残されたように
吐き出されてゆく人の群を眺めながら
一つの世界から切り離されれば言葉も出ない口を
カタカタとモールス ....
自転車にひょっとこ
荷台ボロボロ
俺、激しくペダル
自転車にひょっとこ
走れ
俺号
うおーっ、うおーっと雄叫び
おまえの背中が春に似ていて、俺
自転車にひょっとこ
泣けるねえ ....
一人で立っている
あなたは
吹きすさぶ風に向かい

横顔しか見えない
見せてはくれない

風があまりにも強いので
あなたは
目をしばたいていて

けれど
目を背けることはなく
 ....
花を摘んだの?

群青に沈んでゆく
風の流れてゆく
窓辺で
聞かれて

君の後れ毛を
遠くに感じて

僕は急に
君の腕をつかんだ
とてもやさしい腕を

君は驚いてそして笑っ ....
なくもんか!

大声あげて泣きじゃくる君の少し離れた部屋の隅
ボクは天窓から見える月に向かって固く誓う

だって

男が泣いたら格好悪いじゃないか!
ボクが泣かせたのに泣けるわけないじ ....
ひよりさんの自由詩おすすめリスト(2565)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふでばこ- たもつ自由詩1305-6-9
空をみていた午後- 望月 ゆ ...自由詩49*05-6-8
なつのよる- 玉兎自由詩4*05-6-6
みかづきの_うえで- 玉兎自由詩7*05-6-5
旅の果て- たもつ自由詩1605-6-5
すべてのあとで- たもつ自由詩4705-6-2
めくるめくなめくじ- ベンジャ ...自由詩37*05-6-2
ほたる- 草野大悟自由詩12*05-5-30
メタファー- たもつ自由詩1705-5-30
- ふるる自由詩9*05-5-30
恋をしたら- 青色銀河 ...自由詩905-5-29
なんじゃもんじゃ- 草野大悟自由詩3*05-5-26
羊雲を仰いで- 服部 剛自由詩14*05-5-25
素振りなら負けない- たもつ自由詩1605-5-24
とおい日の、ホライズン- 望月 ゆ ...自由詩19*05-5-23
あの日- たもつ自由詩605-5-23
きみに_とけこむ- 玉兎自由詩4*05-5-22
過ぎていく- たもつ自由詩605-5-22
みずあめ- piyococco自由詩7*05-5-18
AngeL- もこもこ ...自由詩3*05-5-16
Answer_is__unnecessary- HEDWIG自由詩3*05-5-16
あなたから生まれる- ベンジャ ...自由詩14*05-5-16
さんびか- 玉兎自由詩3*05-5-15
腹黒腹白- piyococco自由詩1*05-5-15
続・あっち?こっち?- もこもこ ...自由詩3*05-5-15
伝えたい言葉を伝えるために- ベンジャ ...自由詩4*05-5-15
自転車にひょっとこ- たもつ自由詩1705-5-12
横顔は- ふるる自由詩13*05-5-9
花畑- ふるる自由詩14*05-5-7
月の涙- もこもこ ...自由詩4*05-5-7

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