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忘れていたよ

こんな青空

抜けるような空に飛行機雲

太陽めがけ迷わず突き進む



昨日までの雨が嘘のように消え去り

透き通った空気は胸のつかえを取り除き

深呼 ....
 
 あかい傘さして
 お風呂にはいる
 もみじのようにみどりのお湯が
 まっかにそまる
 ゆうやけでもないのに
 
    雨漏りがしているわけではない
    酔狂でしているわけで ....
たったひとつの睡眠を
羊たちと分かちあって眠る
もこもこしてるね
なんて今日は言わない
めえ、と寝言を言っても口をふさがない
数をかぞえない
何も思い出さない
送り先が何処だか分かりませんが
先生宛てに手紙が来ました
なんでも皆さんが使っている辞書の
「愛」の項目が間違っていたらしいのです

でも手紙には
これしか書かれていませんでした
 ....
 


 夜明けはちかい
 けさは3時から起きて
 調べものをしている
 ほんとうはきょう
 水曜日はぼくの公休日なのだが
 うちあわせがあって午前中だけでも
 でてくれといわれたの ....
私は踊る郵便屋
幸せのお手紙をみんなに届ける
悲しいお手紙は川に捨てちゃう

ホップ・ステップ・サイドサイド・ジャ〜ンプ・ダウン

さあ
幸せのお手紙よ

でも
私の心は少し寂しい ....
                  「メリーゴーラウンド」 10


  メリーゴーラウンド


ようくんが死んでしまう夢を
わたし なんど見ただろう
そうやって
ようくんの命を ....
暗闇の中の大きな木
紫色の花がぼんやりと咲く

濃い緑と紫の混ざった匂いの下
わたしは靄のかかった月を見上げる

これはぜんぶ
いまわたしだけ
となかい

いなかとか

とかいとか

いかない

となかい



なかい

なかない

いかない

なかない

となかい

なかない

なかなか
 ....
ゆきちゃんを迎えに行くと
金木犀の香り
静かなおうちの中には
病気のおばあちゃん
少し日当たりの悪いお庭に咲く
石蕗や

藤袴

「お勉強するから遊べないの」
そういって、優しく ....
確かめる方法はないけれど
ここに記しておけば
君がいつの日か
読んでくれるかもしれないから


ぼくは君が好きです。
仲間の中には
いろんなこと 言う奴もいるけど
ぼくの一番の親友も ....
市電のレールは暁に根負けし
夏のそれとは違って
鰈のように臥している
遠くまで伸びる 秋色
同じ窓から、庭先の蘭も
肩を落としているのが見えた。
あぁ、
そんなこと忘れるくらい
片 ....
微笑みの匂いがする最後の頁を
めくるかのように
僕が女を忘れたころ
女はいつもと同じ場所で
いつもと同じ歌を
歌っていたそうだ
未明
人も車も動き出さない冷たい駐車場
空を見失 ....
色付いた葉が落ちる音、が
聞こえるような
そんな
ある日
静けさは、遠く
連続している朝は
同じように連鎖していた

ありふれている

一杯のコーヒーを
少しだけ苦くした
新聞 ....
心は冷めてる
君が残したメンソールの残馨
夢見た事を描けずにキャンパスの前

視線は鋭利
君が唯一残した一片の思い出
紫の夜に透かして 凍る風の中

また 秋が来たよ
君が一瞬にして ....
牛車を曳く農夫
遠くを望む展望鏡のすぐ目の前には
トーチカが控えていて
漢江は緩緩と流れている

車は無く、舗装された道さえ知らないであろう人々が
彼らは幸せを感じているのだろうかと思える ....
いちょうのにおいをかぎわけるころに
どちらからともなく手をつないだゆうぐれ
言葉を待っているでもなく
色づいた葉が落ちていくのが
コマ送りのように目に焼きついて

図書館前の噴水は
夏を ....
気になりだした 老人ホームの献立表を

ぐるぐる身体にまきつけてランバダ踊るよ

3名で(正確には5名)

ほしいものは、200万画素以上の携帯電話を

ほしそうに見つめている高田の心 ....
正月中の 夜行列車は満席
故郷から 帰郷帰りの人々

暗い駅から ひとり 
座れないので
戸口のすぐ前に陣どる
会社は あさってから

荷物はひとつ
一晩中 立つのか
 ....
目覚めなさい
街中いたるところがオープンカフェになり
銀杏並木が黄金の絨毯を敷き始めたから


目覚めなさい
美術館は壁を塗り替え
ヨーロッパの紙のインクの匂いがするから


あな ....
おとうさんが
とてもおおきなつぼをもらってきた
かぞくぜんいんで
おおさわぎしながらいえにはこびこんで
りびんぐのすみっこをかたづけて
なんとかおくことにせいこうした
きれいなもようが ....
煙ばかりを相手に
暮らしてきた人生だったと
したたかに酔ったオヤジが
丸卓袱台のそばで
腕枕しながら
ゆらりゆらり
語っている

現職のころオヤジは
仕事から帰ると真っ先に
風呂場 ....
雨が垂直に
突きささったまま
凍りついた
野の どこかに

愛のひとは
ふしあわせだ
与えるばかりで
奪われない

そんな物語の
かいてある石版が
埋まっている
らしい
  


  ぼくはあなたと
  落ち葉をひろいに
  坂を上った
  あなたは若い作業療法士
  そうしてぼくは
  モン・ベルのTシャツとジーパン姿の
  ピーターパン
  猿 ....
火、纏いedに緯度の上の巣、ペースメイカーのスペースに
炎苛性胎陽、Redに爛れed-肢他死し多幸-した球体の肌ハゼる
とモーツァルトが審バル鳴らす意-再度-が羊水を震えさす幽星
融says誘声 ....
きみどり色したおじいさん
果物片手に宙を舞う
いっつも横切るあの場所も
今日は不思議となつかしい
あんまりさみしくなっちゃって
でんぐりがえしで言葉も逆さ
みんなみんなでお家にかえるよ
 ....
「海のような空」と言った時
幸は詩人になった

果てしなく拡がる青は
幸に詩を届けた

鳳凰三山から伸びる
空の清々に
視線を送る眼差しは
心なしか詩人であった

そんな詩人は好 ....
    

   十月はたそがれの国
   と呼んだのはレイ・ブラッドベリだ
   木の葉が散っている街路樹
   シャベルでかき集めては掬うのだ
   そうよんだのはジャック・プレベール ....
子供の僕とくるくる堂のおとちゃん
右足いっしょに出してみた
ぐにょりんこ、ぴ、ぴ、ぴ
じーっとじーっと覗いてみたよ
そしたらあらあら、まあ〜まあおとちゃんが
存在自体を消されたよ 

一 ....
一時間に一本だけの電車の中で居眠りをしてみると
回想の中で自分の自分に逢えるので
もう一度と思ってみても
一時間に一本なものだから
すごく困ってしまう


ぼくらは、たまに
どうしよう ....
ひよりさんの自由詩おすすめリスト(2565)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_秋晴れの日に_」- 椎名自由詩2*04-10-6
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楽しい郵便屋さん- 初代ドリ ...自由詩5*04-10-6
メリーゴーラウンド- アンテ自由詩804-10-6
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処分- 湾鶴自由詩604-10-5
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ずうずうしかったような- 砂木自由詩11*04-10-3
fine_arts- たかぼ自由詩204-10-3
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炎苛性胎陽-出産- 六崎杏介自由詩104-10-2
こうろぎ- もるびん自由詩304-10-2
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おねんこ月- もるびん自由詩204-9-30
故郷日和- 霜天自由詩1804-9-30

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