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ごらん あれは
眠りの間際の窓辺たち
ごらん あれは
烏賊を釣る船の漁り火
人々の暮らしは在り続けていてくれる

汗をにじませながら
涙をうるませながら
人々の暮らしは在り続けていてく ....
目を閉じてひゃく数えるあいだの
静けさがこわかった

(いーち にーい さーん)

ぼくはずるだと言われるのがいやだったから
はんぶん泣きそうになりながらゆっくりと

(しーい ごーお ....
夢を見た

声を聞いた

{引用=流れ星に願いを。。。}

夢の中で
共に願ったその言葉を
私は一生忘れないだろう。。。



運命と欲望を
波打つ海に捧げた

それはま ....
一夜の戯れ 夢や現つや
うす桃色の 紅のゆくへや

君の御手の うなじに触れなば
わびし心に 月の灯らむ
荒れ野の果ての 草木を分けて
あえかなる身に ....
せっかく外に出たのだから
妻と娘に土産を買って帰りたかった
二人が泣いて喜ぶようなものではなく
小さな包みのもので構わない
ほんの少し甘いお菓子で
お土産買ってきたよ
あら、ありがとう ....
そうして朝には
ぼくはいつもどうりに
仕事にいく

やがて間違いも少しづつ
馴染んできて
気づかないくらいうっすらとなる

ありがとうという透きまから
空がみえるとき
眩しかったり ....
ねえ、きみ
そのみせにいこうよ
きみのひみつのみせに

ねえ、きみ
そのみせではなそうよ
いろんなことを

みっつのころ
たけざおにたこいとつけて
ぱんのみみをえさに
ちんまりと ....
おしまいのひ
がやってきた
おきにいりのふくをきて
しっかりごはんをたべて
にゅうねんにはをみがいて
あたらしいくつをはいて
いってきます
そとへでた
きもちのいいかぜが
ふくた ....
押入れの奥から出てきた 段ボール箱は
ガムテープで 厳重に ぐるぐる巻きにされていた

封印のように巻かれた 茶色いガムテープを剥がして
中を覗いてみると

コロン と 青い透明な「キモチ ....
それは不思議な空でした。

じっと見ていると、吸い込まれそうなほど青くて綺麗で・・・

それは不思議な空でした。

ずっと見ていると、燃えるようなほど赤くてあつくて・・・・

それ ....
ざあざあ雨の日の赤信号
私は傘の代わりにバックをかぶっていた
足元にいた雨蛙が
私を見上げて
ゲコゲコゲコリと笑った
逃げもしないで

お前も信号を待っているのかと訊くと
雨蛙はまんま ....
まなこ に にちりん

もろて に こがらし


つち の かんむり しろ こだち 



かぐわし みつ むし

たわわ の やま つき    


かぜ の ふところ  ....
いつまでも
どこまでも
そんなこと
どうでもいいくらい

まっすぐつづく
ぼんやりした
みちしるべ
ぽつり ぽつりと つづく

あぁ、
やわらかな こっかくに ひかる
 ....
おかえりなさい、が あったのだよ

ひらけば其処に
おかえりなさい、が あったのだよ


そとから帰って
よごれた手も洗わずに

とってもとっても
温かかったのだよ

 ....
明日をうたがい おそれながら
大審問の つらい夢からさめる
また朝の
灼金のひかりのなかに立ち
荒野のひつじのむれを見る 
ふと遠いところへ行きたくなる

通過電車に手をのばせば届きそうで届かない
本気で身を乗り出すと本当に連れ去られてしまうから
「危険ですから、黄色い線の内側までお下がりください」
というアナウ ....
目が覚めると
広い窓の部屋にいる
鍵穴にくるり、と
鍵を差し込むのはもう何度目だろう
潮の香りがする
海が近い、ようで
不透明な窓から
青いはずの海を想像してみる

仕方が無い、のか ....
言葉にならない不安が
言葉にできない不安が
からだ中を駆け巡る

自信なんて持てなくて
自信がどこから来るのかなんて
分からなくて
喧嘩もしたくなくて
嫌われたくもなくて
何も言えな ....
すずしいかぜが ふいてきた
なつをすこしづつ
つれていってしまうよう
ぱたぱた ぱたぱた
あつあつ こぼして
このからだ
そっと
なつごこち

じりじり なく むしと
のう ....
久しぶりに自転車をこいだ


思いのほか重くって 
にわかに
ふくらはぎが 
注意報

堪え 
堪えて 
焼鳥屋を目指す 
男ふたり



「とりあえずビール」

 ....
せっかくのスカートが、なんて
君は
ふくれた顔で
片手にサンダル

フナムシも
フジツボも知らない
君は
おびえた顔で
片手にサンダル



ここは 
たまたまの国道沿い
 ....
湿った風が吹く朝に
君は薄い火を灯した幹から両手を離す


種の保存の掟は果たせたのだろうか
君の生き方は純粋で幸せだったのだろうか
最後は雲の切れ目から青空が見えたのだろうか


 ....
紙の船 砂に
海を ひらいて 進め
ためらうな そうしなければ
みえない ものばかりを
愛したからには
夕空は・・・

醒めてしまった想いを
包んで少し染めてみて
赤々と・・・

君へほんの気持ちです


青空は・・・

飛べなくなった気持ちを
軽々抱えて風に乗せ
青々と・・・ ....
君の心の展示会覗きたくなり

電車に乗りました。





カッタンコットン・・・

揺られて逢いに行きます。

窓から見える景色もコマ送りに君に近づきます。




 ....
詩を 描きました。 

小さな詩を 書きました。

相変らずそらは 真っ暗だと言うのに

いきがって 小さな 詩を描きました。

トラさんや タツノオトシゴさんは、

もう ずっと ....
ラクダと探偵が恋に落ちた
ふたりは愛情を育んだが
所詮は偶蹄目と霊長目の許されぬ仲
お別れの日探偵は
沈むことのない夕日をプレゼントした
ラクダは泣き疲れ
二つのこぶをなくし
変 ....
排気ガスの向こうに
こころだけを投げ出せば
いつだって僕は風になれる
鳥にだってなれる


部屋に戻れば
やわらかい布団と
あたたかなシャワー



守りが約束されているの ....
一冊の絵本のような生涯
浮遊するひとかけらの海
あれは君なんだろうか

思想のない森と夜の魚
そんな絵本だとしたら

月がちょうど半分 あとは少しの湿度
そんな海だとしたな ....
大潮の夜に
ふたり酔って
ふらふらと歩きながら
月を見れば

俺は笑う月と、
あなたは兎の耳と、
反比例の相関を示し

提示した相関係数マイナスRの
数値が0コンマいくつになるか
 ....
ひよりさんの自由詩おすすめリスト(2565)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
地下水脈- 千波 一 ...自由詩19*05-9-10
ぼくは鬼ごっこの名人だったんだ- ベンジャ ...自由詩13*05-9-9
This_is_an_illusion...- Lily of the ...自由詩3*05-9-8
くりごと- 落合朱美自由詩10*05-9-8
漂流- たもつ自由詩3105-9-6
- tonpekep自由詩8*05-9-6
ねえ、きみ- 草野大悟自由詩5*05-9-5
んっ- アンテ自由詩10+*05-9-4
段ボール箱の中身- 准々自由詩2*05-9-4
不思議な空- 天使自由詩3*05-9-3
蛙紳士- 日和自由詩7*05-9-3
みのりごと- 千波 一 ...自由詩19*05-9-3
郷愁- 玉兎自由詩4*05-9-1
小箱- 千波 一 ...自由詩15*05-9-1
そろもん(迷羊の話)- みつべえ自由詩605-8-31
夜の地下鉄は海の匂いがする- ベンジャ ...自由詩52*05-8-31
透明な葉書- 霜天自由詩605-8-31
Love_me,_please...- Lily of the ...自由詩4*05-8-31
なつじかん- 玉兎自由詩3*05-8-30
発泡の夏- 千波 一 ...自由詩20*05-8-30
磯辺の遊び- 千波 一 ...自由詩20*05-8-28
空蝉- しらいし ...自由詩15*05-8-27
そろもん(航海の話)- みつべえ自由詩705-8-26
そ_ら- しらいし ...自由詩5*05-8-26
油彩画展- しらいし ...自由詩7*05-8-25
墓所。- すぬかん ...自由詩18*05-8-25
ラクダと探偵- たもつ自由詩1305-8-23
ガードレールで夢を見た- 千波 一 ...自由詩17*05-8-23
手紙- 黒田人柱自由詩2005-8-22
笑う月と兎の耳の相関関係- 草野大悟自由詩5*05-8-21

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