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さびついた
すいどうのじゃぐちを
ひろってきてくれたひと
さぁて きせきとやらを
おこしてみようか
ぐるぐるうでをまわしながら
ほんとなんにもないなあ
おしいれやどうぐばこをぶっしょ ....
冬の陽射しの中

公園のベンチに座って

君のことを想う


悲しみの後には

きっと喜びが来る

凍りついた涙も

きっと雪解けのようになくなる


冬の陽射しの中
 ....
すこしだけ、遠くを考ることにして
足元の言葉など
深めの空へ向けて投げる
そこまで
届いた音を見届けてから
ぼくの窓からロケットを打ち上げる


高いところ
見渡せる、空が近い
た ....
地面を打つ雨の音

ぽつぽつと ぽつぽつと

惜しむように奏でられる水上の音楽

とつとつと とつとつと

長雨の予感 ほわんと浮かび去る吐息
硝子の向こう まどかに映える懐かしい ....
夜の浜辺で一人
寂しい叫びを{ルビ宇宙=そら}に放り投げる

震える声は
一枚の手紙となって、舞い上がり
静かな波の唸りの上を、舞い上がり
海の{ルビ面=も}の、
月の光の道の上を、舞い ....
今朝、あつ子は眼鏡だった
俺はあつ子をかけて新聞を読んだ
悲しい記事をであつ子は泣き
楽しい記事をであつ子は笑う
俺のあつ子、眼鏡は泣きも笑いもしないのだよ
そう言うとあつ子は黙って ....
道路の端っこに弟が寝ていた
こんなに寒いのに
と思いながらも弟らしい寝姿に
つい笑ってしまった
半身を起こし後ろから両脇を抱え
ズルズル引きずる
小さい頃はよくおぶったものだ
気づかない ....
これは1618年にロバート・フラッドという名の錬金術師が発明した永久機関です。さしずめ「アルキメデスの螺旋」の応用といったところでしょうか。この螺旋の管が水車の力でまわると水は上方へ運ばれそこにある枡 .... おおきくいきをすいこんで
少しずつ、大きくなっていく
何かをひとつ手にするたびに
少しずつ削られていくとして
今ポケットの中で
残されているもの


ひかりが、まぶしい
冬の午後
 ....
だいぶ ちかくに きたね
きみが よわさを ぽろりと こぼす
てをつなぐより こころを つなぎたい
みえないことを わかるのは むずかしいから
わたしの こころの うつわに ころんって
 ....
重たい言葉を呟きながら
折った鶴はくずれた格好でいました
尾なのか頭なのかわからない二本のツノは
怒っていました

指がふるえて
上手に折れないのですから仕方ありません
せめて寂しくない ....
ひょうめんには
あらわれない
ぽっかりした
たましいの かたち

なみだが
でるわけでもなく

ただ かぜが ふき

ただ おとに ならない
みぎにねがえりをうったら
ゆめが
ころがってきた

ひだりにねがえりをうったら
ゆめがまた
ころがってきた

ころがりでたゆめは
うずをまき
すぱいらるの
かなしみに
なみだし ....
大好きな人がいて
大切な人がいる
その人に
他の誰かよりも
ほんの少しだけ
大切に思われたくて
頑張ってきた自分がいる

その人が好きそうなモノ
その人が好きそうな装い
その人が好 ....
さみしさはあなたに伝えない
寄りかかるためのことば
ことば?

誰か私の手をとって

さみしさはあなたに伝えない
あなたを追い込んだのはきっと私だ
あなたはひりひりと私を捨てる
私は ....
流れた

   ふ   う    け        い

目の端に
    ひ
     っ
      か
        か
         った


まま
ぎりぎりいっぱいに

歩いている

やたらと広いはずなのに

歩けるところは

ほんの いくとおりか

ふみはずすと

死ぬか 崩れ去るか

それでも

けっこう ほい ....
小指を口にひっかけて
人差し指で垂れ目をつくる

ほら、こんなにおかしい

薬指で鼻を上に向け
やり場のない親指と中指

ほら、やっぱりおかしい

お前、ちっとも笑わないね
そう ....
遠くに咲く
    桜の写真
浮かべて 流れて
 さらに さらに 霞みゆく
Gが高めの空気
    追いかけていきそうになる沈黙へ

花びらが散る

クリスマス、雪に見立てた紙吹雪。 ....
とびっきりのえがおが
かけてくる
じかんのながれをぬけて
まほうのように

こがらしのふくみちに
ひかりがあふれ
かれはたちも
かけてくる

かくれていた
あのころや
たちすく ....
絶望を語る人は
絶望を語る上において
楽しそうだ

恋の苦しみを語る人は
恋の苦しみを語る上において
楽しそうだ

国を憂うことを語る人は
国を憂うことを語る上において
楽しそうだ ....
あなたと手をつないで
私が少し流れていきました

今までは1だったのに
あなたに少し流れて不安定になりました

つながって
感情が流れていきます

あなたの中に私を見るわけです

 ....
始発駅が真っ直ぐになっている
僕らはここから始まって
ここで終わる
発車のベルがいつまでも鳴らないので
自分で押しに行くと、扉は閉まって
置き去りになる
少し笑いで僕は歩き出す


 ....
ことばの夢の季節のような図鑑のなかで
あしたの少女たちが眠っています。
かすかなひびきがきこえます。
青い虫の名前のようにそっとゆれてることにしましょう。
  夕暮れの図書館で
  あなたは時間を忘れて頬杖をついていましたね
  わたしは夕焼けに見惚れるふりをして
  ずっとあなたを待っていたのですよ
  あなたがわたしを思い出すまで
   ....
言葉には1つ1つ魂がある。
誰もがカンタンに思っている言葉には、
人をキズつけることも、喜ばせることも、
哀しませることも、殺すこともできてしまう。
「死ね。」の一言に、大きなキズが心にできる ....
気付きもしなかった。



こんなにも空が変わらずに流れていたこと
雲は世界をみまもっていたこと
時が流れても、なにひとつ変わっていなかったこと
永遠を信じられるくらいのうつ ....
午前一時
俺のあのころが
反転する

ベレー帽かぶった美知子が
学生集会からとび出し
目の前に現れる

上気した頬に そばかすをちらし
瞳をキラキラ輝かせて
俺にささやきかける
 ....
  古い町並み
  もう、思い出は薄れて
  それでもまだ
  オルゴールの音はかすかに響いた

  緩やかな下り坂の終わり
  あの曲がり角を越えて
  少女時代が
  降り積もった ....
俺の見つけた法則

聖子ちゃんカットの女の子が走ったりすると
必ず前髪をそろえながら走るいう法則

凄くイライラしたこと

久しぶりにバッティングセンターへ行った時
球が当たらなくてイ ....
ひよりさんの自由詩おすすめリスト(2565)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
もしもし- アンテ自由詩805-1-29
★127_ハト- 貴水 水 ...自由詩605-1-28
ロケット- 霜天自由詩705-1-28
夢幻の風景- 成澤 和 ...自由詩8*05-1-25
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明朝- たもつ自由詩1205-1-25
靴底- たもつ自由詩505-1-24
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みえないもの- 玉兎自由詩205-1-24
折り紙- ベンジャ ...自由詩9*05-1-23
たましい_の_かたち- 玉兎自由詩405-1-23
ゆめ- 草野大悟自由詩605-1-22
I_want_to_be_only_one,_not_to_ ...- Lily of the ...自由詩3*05-1-22
Daisy- umineko自由詩4*05-1-22
列車- ふるる自由詩7*05-1-20
歩く- こむ自由詩105-1-20
にらめっこ- ベンジャ ...自由詩4*05-1-20
- 湾鶴自由詩705-1-20
えがお- 草野大悟自由詩105-1-19
賢者は多くを語らないと想像していたい- 煙と工場自由詩1305-1-19
流れる- ふく自由詩4*05-1-19
レイルロード- 霜天自由詩705-1-18
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夕暮れの頃- 嘉野千尋自由詩12*05-1-15
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夏の終わり- なるせ自由詩305-1-15
あのころ- 草野大悟自由詩405-1-15
オルゴール- 嘉野千尋自由詩9*05-1-14
俺はトラックの運転手なのだ〜1- 純太自由詩605-1-13

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