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フセイン、昨晩おまえの夢を見た
おまえは壇上から民衆に向かって演説をしていた
それはおまえの国の言葉なので俺には聴こえなかった
サダム・フセイン、俺がおまえの夢を見ているとき
おまえは俺の ....
その女性は美しい言葉を使う女性だった

私のようにありふれたストレートな言葉ではなく
詩のようなお伽話のようなあんず色の言葉を使う女性だった

それが私の想像力を掻き立て私を苦しめる
その ....
明日は燃えないゴミの日だから

人をまとめて

玄関に置いておく


翌朝

人はバラバラになっていた

どうも統率に欠けている

これでは回収してもらえない


結局 ....
自らのおぼつかない足どりに
黙って下を向いてたら

「歩けるかなぁ ・・・
 じゃなくて、歩くのよ!」

隣で僕を支える君が
猫背をたたき
ぬくもった平手で「気」を入れた

 ....
あなたが本の真似事をしている
ぱらぱらページをめくると
良いことが書いてある
わたしは少し良い人になる

わたしも何かを伝えたくて
ささやきの真似をしてみる
音のようなもので
あな ....
生きること
死ぬこと
違いって何?
違いなんて
存在するの?

生きていても
死んでいるのと
変わらない人もいるのに
それも生きてるって言える?

生きていることが
死ぬことよ ....
世の中は不公平さ
幸せ者が居りゃ不幸な奴も居る
世の中は不公平さ
だけど それは本当かな?本当?



幸せ者でも悩みや苦労は絶えないだろう
不幸な奴も嬉しい事や幸せな一時はあるだろ ....
1

正直、高校を卒業した時の成績はよくなかった
偏差値にして40前後
空を飛ぶ試験にうかるには絶望的な数字だった

なにしろそのころ
空を飛ぶための試験を通過するには
偏差値にして6 ....
ぺたりと落ちた1円に愛想笑い
いつかお世話になるかもと
いやらしくお辞儀

文房具屋の駄菓子を
思い出せるだけ持って
1円 足りずに
レジ横へお菓子の山を
全部置いてきた夕方の ....
俺は

謝られても

許せなかったり

かなり

勝気で戦闘的だった

もう

そういう

重たい鎧は脱ぎ捨てる

役にたたないからさ

もっと

大きな懐と
 ....
隣の部屋から

大きな笑い声が聞こえる

俺は

ここ1週間で本当に笑ったか

テレビもボォーっと見ていて

面白いものなんてなかった

友達にも会わなかった

俺は

 ....
駅のホームで国歌を斉唱します、国歌を斉唱したいのです
どこの国歌でも構いません、僕は斉唱したいのです
恋人はホームの先端でフェンスを噛み砕いています
ものすごい音をたて、あるいは音をたて ....
葉桜から降ってくる毛虫の事を思うと
五月の桜の木の下
自転車をこぐのは憂鬱

未だ残っている桜の花と
例えば鳴く鳥のために懸命に散る花びらを思えば
晩春の桜の下
土の道を行くのは生きる喜 ....
僕は

君の笑顔をみるだけで

元気になれた

電話番号を聞いてみよう

どの辺に住んでいるか

聞いてみよう

思い切って

食事に誘ってみよう

そんなことを考えて ....
赤とんぼ食堂の他人丼の味と
裸電球の熱は変わってなかった



そんなことで
たったそれだけのことで
さんざん無理して
気付かないふりしてきた僕が
すぐそこで笑っている
淋 ....
後悔なんぞしてやんない
ひたすら顔をあげるのは難しいけど

嘲笑するなら{ルビ嘲笑=わら}えばいい
馬鹿にする位なら馬鹿にされてやるよ

染み付いた汚れはとれないよ
洗ったって 拭えやし ....
ざわざわと鳴り響く
変わらずに続いていく音
私の内側で広がっては消えていく
潮騒のようなもの


潮騒の降る
そんな街に出掛け
片耳で受止めながら
海沿いに伸びる道を歩いたりする
 ....
ぷよぷよ頭のシロイルカや
花火のようなくらげをみて
三人でおおきなアイスクリームを食べても
小さな女の子はそっぽを向いたまま
だから水族館から海へ向かう砂浜は
お母さんと君だけで歩いて行った ....
ニュー。ニュー。
新しくなることについて考える昼すこし前の柔らかい光だ。


上着のポケットにしまっていた石を垂直に投げる。加速度と重力。そう、加速度と重力がせめぎあうその瞬間の曇り空に、押し ....
春の電撃作戦。開始。
街のいたるところで僕らは耳に手をあてる
どかん
それは小さな破裂
作戦が始まった合図だ、ほら
そしてまた、どかん
コンビニで働くあの娘、最近きれいになったね
と ....
僕は

どうしても

君とひとつになりたくて

君のシャツのボタンに手をかけた

君は暖かくて

柔らかで

僕は幸せだった

君もそういってくれた

僕たちは溶け合っ ....
干し竿に捉まったやかんが
風をすいこんで
ふるりゆれ

蓋はいつの頃にも
なかったようす

雲が影って 
うつむき
口をぶらぶらしているやかんには
少し水が入っていて
のぞく顔を ....
望遠鏡で
月を覗いたら

傷が付いていた


のは

望遠鏡の方で


月は今でも

美しく欠けていて
無い知恵を絞っても
さまざまに思いつくことは
己一人の生き様だけで
それぐらいしか思いつかぬ
そんなものでこの世を測っても
いい加減が
疑わしい物を計るのだから
腑に落ちる話にはならない ....
白いバラのキャンドルから

透き通って射してくる

炎の揺らめき

俺には

とても暖かいぜ

だんだん

形が崩れて

なんだか解らなくなるまで

白いバラのキャンド ....
私たちの関係

それは君からのたった一言の

「おはよう」

と言う言葉でした

学校が違っていつも朝すれ違って

君にあこがれていた

でも 君からの一言で
 
今は幸せ ....
なんか今日は疲れたなあ
雨だったし

なんか今日はやる気がないなあ
酒のんだし

じゃ
そゆことで

明日も
また会えるでしょう
たぶん

たぶん ね
月の光り射す 真空の夜に
ひっそりと咲く 月下美人といふ花の
計り知れない悲しみは
茨となりて 一日たりとも
咲いてはいられぬ

私の この大輪の
白いドレスの花びらを
どうして見ては ....
僕たちの恋は

静かに終わったね

君はどうしているだろう

人が死なない日は無くて

人が生まれない日は無くて

人が別れない日は無くて

だけど

誰とも出逢えない日は ....
僕は

非常階段から夜空を見上げる

星を見つけようと思うけど

月を見つめようと思うけど

君の顔が浮かんで消えない

僕が寂しさと引き換えにしたのは

君と居た時だった
 ....
ひよりさんの自由詩おすすめリスト(2565)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢(サダム・フセインの)- たもつ自由詩1404-4-22
ごめんね。- さくらい ...自由詩404-4-22
人ごみ- あとら自由詩7*04-4-21
向日葵- 服部 剛自由詩6*04-4-21
FREE- たもつ自由詩704-4-21
Dead_or_Live...- Lily of the ...自由詩3*04-4-21
世界の秩序- HEDWIG自由詩3*04-4-21
自由をめぐる空想- ワタナベ自由詩17*04-4-20
月末- 湾鶴自由詩5*04-4-20
☆114_トレンチコート- 貴水 水 ...自由詩304-4-19
☆113_0・5ホ- 貴水 水 ...自由詩3*04-4-19
国歌斉唱- たもつ自由詩1704-4-18
散り際に雨- 小太郎自由詩404-4-18
★68_イエナカッタ、オモイ- 貴水 水 ...自由詩704-4-17
夕焼けのソケットさん- AB(な ...自由詩5*04-4-17
嘲笑- HEDWIG自由詩3*04-4-17
潮騒の降る- 霜天自由詩404-4-16
子供の日- まんぼう自由詩604-4-16
ニュー/ヒア- nm6自由詩21*04-4-16
春の電撃作戦- たもつ自由詩2004-4-15
★65_アオイシャツ- 貴水 水 ...自由詩304-4-15
やかん- 湾鶴自由詩904-4-14
月で満ちて- あとら自由詩1204-4-14
海の日- まんぼう自由詩604-4-14
☆110_モエツキズ…- 貴水 水 ...自由詩204-4-13
おはよう- 翠茜自由詩204-4-13
じゃ- みつべえ自由詩304-4-13
片恋の花- 千月 話 ...自由詩5*04-4-13
★64_デアイ- 貴水 水 ...自由詩504-4-12
★63_プレゼント- 貴水 水 ...自由詩6*04-4-12

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