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きみをたべたい
しゃくしゃくっと
たねはぷぷっとだして
そしたらそこからめがでて
またきみがはえる
ぼくはそのあいだにつちにかえるから
きみはそのえいようでおおきくなるんだ
きみにとりこ ....
ぼくは鷹のように悠々としていて

コアラのようにぼーっとした少年だった

あるとき町に楽団が来た

ぼくは楽団のあとについて町中を歩いた

手拍子しているのは最初ぼくぐらいのものだった ....
どんでん返しの日常の繰り返しで
あわてて僕は
鍋から落ちそうになったこんにゃくを拾おうとする
わかっているのかな
この僕を
こんにゃくはぬゆりと簡単には掴めない
のっぺらぼうで無愛想
角 ....
目がさめて
自分が変わっていないことにがっかりする

今日は曇り空で
少しひんやりしている
まるで
太陽だって疲れてるみたいに

癒されたいと願うから
だれかに優しくしたい
そんな ....
 金之助

小さい時かかったインフルエンザが元で
鼻茸ができた金ちゃんは
いつも 右の鼻腔がピーピーしていた
(インターフェロン3本打っても治らなかったんだぜ?)
(するうち自然治癒で解熱 ....
ことばの世界から遠ざかってしまったのは
見ようとしても見えなかったものが
見たくないのに見えてきてしまって
見えるものだけが正しいと思ってしまったからだった
気がついたときにはもう
粘着質な ....
秋の予感がする夜に
金色の蛾は
星をなぞってとぶ

さみしげにゆれる
夏草の穂に沿って
古い時間がとむらわれる

月に咲く花
ただ一輪の歌
真空を呼吸して
たましいたちを導く
 ....
いろとりどりの星をみる
どんな人もこの空の下にいるだろう
みてるだろう
そのぜんぶをゆるせるような

気持ちになる夜のとき
できるだけ優しい心で接したい
また同じ誓いと知りながら

 ....
焼け跡の町に響き渡る槌音
鋼鉄の爆ぜる音 クレーンが上下する音
再開なった船渠に 巨大な 鉄の フネが
進水を待っている
小学校の青空教室をこっそり抜け出して
造船所の裏山へ毎日通 ....
こんな部屋の空気でも
胸いっぱい吸いこんだら
涙をとめるくらいにはなったようで

あんなに泣きたかったのに
涙の な の字も出やしない

我慢しなければならないことが
次から次へとあふ ....
どんなにダメだと言われたって
どんなに許されないと言われたって

もう出会ってしまったから


なんにも手につかない
なんにも考えられない

アナタ以外は見えないし
アナタ以外は見 ....
どうぞお好きに
すきなだけ

貪るあなたは
貪られている

気づかないままで
どうぞ
お好きに
アスファルトは
いまもなお
死後硬直
から
逃れられることが出来ず
深々と刻まれて
轍でコッカク
を保った
その下

黒い
焦土の
においを
塗りつける
コッカク標本
 ....
回転鮨が回ります ひさしぶりです
回遊魚が回ります ななつの海を
回転鮨が回ります なまえを呼ぶと応えます
回遊魚が回ります 親潮黒潮リマン海流対馬海流 暖流寒流に抱かれて
回転鮨が回 ....
離れている

離れている


離れていることは
また仲良くなりたいから

遠いのか
近いのか

あたしの目線で
追っている

離れてみる
離れてみよ

縁があったら
 ....
エス・ピー・オー・ツー
85・86・85・84・・・

分かっていた
{ルビ他人前=ひとまえ}では我慢してたこと

だけど
私達の前では子供みたいにワガママになって

うん
あなた ....
新しい職場の老人ホームで 
初めて司会のマイクを持った日 
お年寄りの皆さんに 
塗り絵用の色鉛筆を渡した 

十二色の鉛筆の先っぽは 
どれもきれいに尖っていたので 
今日は鉛筆削りの ....
雨は静かに世界を
洗っていった
この僕を清めてくれたかな

罪なんてだれでも
おかしてるのに
だれより自分が許せなくなった
壊れてしまえと願う

だれかが僕の
ために流した涙が雨に ....
ありきたりの日常に頬杖をつく人が 
目玉を丸めて、飛びあがる 
手造りのびっくり箱を 
日々の暮らしに、仕掛けよう 
防風林を挟んで海
時おり見える青があって
暑い暑い夏のまっすぐな道は揺らめいて

あの水たまりみたいなものは何?
たまに見るよね すごく不思議
あれは逃げ水
蜃気楼の一種さ

逃げ水 ....
粗食・外食続きでスタミナを欲する体が
ずぼらでストイックな私のマインドに
今日はカレーを作らせた
大量のみじん切り玉ネギを飴色になるまで炒め
コリアンダー、カルダモン、クミンシードを挽き
ニ ....
額ぶちを
ばさりと
鳥が斜めに横ぎった
びくりと
骨ばった視線の止まる
瞬間

空腹も満腹も
傷口もかさぶたも
窓の光に
照らされる

額ぶちの
向こうからの光に

 ....
眠りに
おぼれるように
眠る

睡蓮の花がひらく

想いに
おぼれるように
恋する

過去さえ今日に見て

同じ地球にいて
すれ違う時の中で
理解したいと
こころが疼く
 ....
おばちゃん 忘れ物だよ と
玄関から 姪っ子の アッシュが
車に乗り帰りかけた私に叫ぶ
四歳の女の子が 握りしめてきたのは
実家の回りに茂る草をむしって入れた
透明なビニール袋 ふたつ
は ....
その橋の欄干から身を乗り出せば
清らかな流れの中ほどに石ころだらけの中洲

別段、川の流れに抗う姿勢をみせるでもなく
上流に夕立でもあればあっさりと荒くなった流れに呑まれ
ちょうど今ごろの季 ....
ジョルジョ・デ・キリコの静止画
大量に発汗する

焦るぜ

外気温 摂氏三六度三分

平熱だと医者は言う

医者の持つ寒暖計はデジタルだが、
モノクロのため眼がしょぼつく

熱 ....
カラのコップに残る
冷ました 後の氷

気体になって 闇になり
朝方から 光に変わっていく

眼から光は入り
指先から 出ては
小さな声で笑う

寝癖で まとまらない髪の中
 ....
抱いて

あなたが
海を渡ってしまう前に

強く
優しく

あなたの印を
いっぱいつけて

あたしを
ふるわせて

ねぇ
抱いて

身支度をする前に

とろける ....
肌に吐息を
響かせる

指に匂いを
響かせる

声に憂いを
響かせる

そのようにして

生に命を
響かせる
目の前の何でもない風景は 
独りの画家が絵筆を手に取れば 
真っ白なキャンバスにあらわれる 
一枚の美しい夢になる 

たとえばそれは 
{ルビ陽炎=かげろう}揺らめく夏の坂道を 
杖を ....
beebeeさんの自由詩おすすめリスト(5726)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
なつのいのちはめまぐるしく- 小原あき自由詩6*11-8-19
ありがとう- 吉岡ペペ ...自由詩211-8-19
こんにゃく- 乱太郎自由詩19+*11-8-19
曇り空の処方箋- 朧月自由詩211-8-19
師匠- salco自由詩7*11-8-18
羽のない鳥- 士狼(銀)自由詩10*11-8-18
月に咲く花- あまね自由詩1211-8-18
流れ星を追って- 朧月自由詩311-8-17
フネ- yumekyo自由詩211-8-17
泥をぬる- blue自由詩411-8-17
星合- 涼深自由詩511-8-17
貪る- はるな自由詩111-8-17
カブトムシ観- 塩崎みあ ...自由詩8*11-8-17
竜の匂い- るるりら自由詩9*11-8-17
離れている- 森の猫自由詩8*11-8-17
共有- subaru★自由詩14+*11-8-17
無数の手_- 服部 剛自由詩511-8-16
雨は静かに- 朧月自由詩311-8-16
箱を置く_- 服部 剛自由詩411-8-16
夏の日に- ささやま ...自由詩8*11-8-16
今日はカレー- salco自由詩7*11-8-16
- シホ.N自由詩411-8-16
- はなもと ...自由詩7*11-8-16
ち_よ- 砂木自由詩7*11-8-16
甘噛みのひと- 恋月 ぴ ...自由詩25+11-8-15
キリコ- ……とあ ...自由詩5*11-8-15
夏の実- 砂木自由詩9*11-8-15
抱いて- 森の猫自由詩13+*11-8-15
響かせる- はるな自由詩211-8-15
白いキャンバス- 服部 剛自由詩411-8-14

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