星合
涼深
どんなにダメだと言われたって
どんなに許されないと言われたって
もう出会ってしまったから
なんにも手につかない
なんにも考えられない
アナタ以外は見えないし
アナタ以外は見えなくていい
もう堕ちてしまったから
鵲
(
かささぎ
)
の橋など要らない
年に一度の逢瀬じゃ耐えられない
運命が呆れるくらいに抱き合って
運命が諦めるくらいに幸せになろう
見えない鎖を断ち切って
二人ならばどこまでも
二人だからいつまでも
自由詩
星合
Copyright
涼深
2011-08-17 17:50:36