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耳を塞いで
鳴らすように駆け登り
落ちていく
落ちて行く途中さ、
すくわれて
ゆっくりと地上へ立つ

飛び出して
飛び込むように、
そこには
何もなかった

拾った
歪な四角 ....
そしてボクはさかなになった


流線型にふちどられ
いつまで続くかわからないうねりを眺め
光の乱反射を遠くに感じながら


このまま泳げたらいいなって
明日も明後日も
ずうっとずう ....
孤独は ビタミン
孤独は 存在
孤独は 原子核

私の小さなマイナスを あなたの周りへと投げる
電子のひと粒で

私たちはつながっている
ように見える

私たちは触れあっている
 ....
せせらぎは 
言葉を濁すことを知らない

そこはかとない波のゆらめきに
疲れた手を浸し 剥がれてしまいそうな
うろこか言葉かわからないようなものを
さらさら、と流し
そして しぐさを落と ....
病と闘いながら
貴方の描いた自画像が
私の心を離さない


貴方は 男らしい顔だった
しかし 貴方が描いた貴方の顔は
左右の顔がアンバランス


貴方が塗った背景は
燃え立つよう ....
住む人の居なくなった実家
風を通すために帰省して
東京に帰る日の昼食は
味噌ラーメンが美味しいと
親父が通っていた店で食べる

 若いころ札幌で食べた
 味噌ラーメンの味に魅せられた親父 ....
何気ない気遣いが嬉しくて
立ち去るあなたの背中を見つめてしまう

父とは違う
兄とも違う

これが初恋ってことなのかな

山吹色に姿を変えた銀杏並木が
来る春のときめきに思い巡らすよ ....
歩き出すことを知りました
ひた、
ひたり。
らしさをどこかに求めて
あまやどりをしました
ぽたり
いつしか涙も流しました
そうしてぎこちなく
笑ってしまうの、
わたし
ことばに詰ま ....
雨雲がはびこった空へ
僕のねずみ色の狡さが
こっそり飛び去っていくのを
ぼんやり見落としながら
また天気予報がはずれたと
君は唇をとがらせた

ガジュマルの葉っぱに
君の赤毛のした ....
気がつけば
柔らかな布団が体を包みこんでいる朝
遠くから聞こえる踏み切りの音
肌寒い朝の目覚めは私を憂鬱にさせる

嫌なことを思い出させる季節、冬
雪の如く心に降り積もり熱を奪っていく思い ....
 
砂の神様が遊ぶ町
子供の人形が溶けて舞う空
誰かの吐息や、タバコの煙すら
その空気に必要のない、神聖な領域
 
踏み締めたガラスにつまづいた少女は
どのまどろみに消えてしまっただろう ....
小学生の時
わたしは薄水色だった
黄色のハンカチ
黄色の傘
黄色のお気に入りの服
だけど、わたしは
小学生の時
薄水色だった
黄色の長靴で
水溜まりに入るのが大好きだった


 ....
人に聞くものでも
道に聞くものでもなく
恥じらいの衣を脱いだとしても
僕たちは凍えない


世界中のどんな子猫よりも
いたずらに柔らかくて
鳥にでもなってしまいそうな
かけが ....
 
 
近所の用水路で小さな魚を捕まえた
家にあった水槽に放し
部屋の日当たりの一番良いところに置いた
魚は黒く細っこくて
その頃のわたしは
なんとなくまだ幼かった
 
+
 
 ....

テーブルの上に
飲みかけのアールグレー
やりかけのジグソーパズル


ソファーの上で
読みかけのミステリィ
書きかけのソネット


静かに晴れて
開けっぱなしの窓
 ....
投げいそいだ十月

アウトローなうちの会社

痛々しいほど楽しく終わって

ひんやりと電車を待っている

そんなときだ

平凡であることについて考えるのは

そして

悲し ....
チョコレート同盟企画、連詩

星月冬灯&三奈





舞う桜の花びらよ
この想いもどうか届けて
風にのせて
あなたの元へ心ごと




太陽に溶けそうな僕
女神 ....
何事にも まず受け止める心を

遮ろうとする 弱い心を取り払う勇気



根にもたない やわらかな

大地のように うろたえない心で



潤いを与える 雨のように

悲し ....
  捨てられた魂は堕ちてゆく
  やさしく冷えた
  雪の中に輝きながら
  魂は堕ちてゆく
  雪の中に輝きながら


手のひらに
髪の毛に
コートの上に
鞄の上に
舞い落ちる ....
たとえ 私が死んでしまっても
あなたは知らないでしょう

長い間ログインしないうちに
彼氏でもできたのかな
と思うでしょう

さらに月日が過ぎたら
私を思い出すこともなくなるでしょう
 ....
もっと
川であれば良かった
素直に
下っていれば良かった

もっと
月であれば良かった
律儀に
満ち欠けしていれば良かった

もっと
波であれば良かった
健気に
寄せては ....
まだ*

{引用=
眩暈がするほど
大きな音で
音楽を聴いた
愛だとか恋だとか
言わない{ルビ詞=うた}を
一人で聴いた

  あの人を忘れようとする私と
  あの人との思い出を ....
夜間飛行も羽田に近づいて
徐々に高度を下げる飛行機の窓に
房総半島が見えてくる

太平洋の海岸線をなぞるように
細く光る帯がネックレスのように
暗闇をまとう陸地に連なる
その華奢なきらめ ....
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


大好きな色や音に包まれて眠っていたい
内なる声に耳を澄ませ
何かをつかんだ
からだのなかの、おと。

しょ ....
手首の傷は癒せたとしても
こころの傷は癒せない

ずきずきと痛むこころの古傷は
まるで親知らずの発する悲鳴のようで

嘆いているわけじゃない

こんな季節の溜め息は
寝付けない台所の ....
海岸線の弧が抉る
砂浜に埋まっている
息を
ひきとったはずの感傷が濃度を上げて
臭う潮風を
追放したい

 繋がった手の
 甲の皮膚から
 繋がった肩に
 鎮座するわたしの
 頭 ....
なんて
すがすがしい
朝の風

病院の
小さな中庭にも
そっと秋が
しのびいってる

芝生に寝転んだら
空も高く
パウダー・ブルー
眩しくて

こんな日

生きてる素晴 ....
 ありのまゝに あるがまゝに
 私は日々を過ごしている

 雲のように移り変わるよしなしごとも
 お茶のように喉をすらっと流れることも
 みな私をとりまいている

 ....
 ジャミロクワイの1曲「Virtual Insanity」の一節

 ♪Futures made of virtual insanity now
  always seem to ....
海で言うところの
水平線で
わたしは平たくなって
息をひそめる
かなしいことなど
なにひとつない
けれども横になって
うずくまると
涙がほほを伝うのがわかる

枕に染みこんだ水滴は ....
beebeeさんの自由詩おすすめリスト(5731)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
気が付けば、紺の- アオイリ ...自由詩308-12-2
そしてボクはさかなになった- あ。自由詩508-11-20
イオニア- umineko自由詩13*08-11-9
深い森- さくら自由詩17*08-11-9
自画像- 青い風自由詩6*08-11-9
味噌ラーメン- kauz ...自由詩26*08-11-8
はげみ- 恋月 ぴ ...自由詩19*08-11-8
伝えます- かんな自由詩11*08-11-8
迷彩- nonya自由詩8*08-11-8
眠り姫の冬の朝- 緋月 衣 ...自由詩6*08-11-8
閉鎖タウン- ゆるこ自由詩408-11-8
- 小原あき自由詩23*08-11-7
静脈- あすくれ ...自由詩8*08-11-6
ねむらない- たもつ自由詩72+08-11-6
君と僕と空と午後- nonya自由詩6*08-11-5
平凡な悲しみ- 吉岡ペペ ...自由詩408-11-5
チョコレート同盟企画「季節」- 三奈自由詩5*08-11-5
地球のような_寛大な心の人に- なつみか ...自由詩1*08-11-5
冷えすぎた夜明け_第二部- 北村 守 ...自由詩4*08-11-3
幸せな私- sekka自由詩108-11-3
後悔- nonya自由詩20*08-11-3
十一月の恋模様。- そらの  ...自由詩6*08-11-3
夜間飛行- kauz ...自由詩3*08-11-2
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空を切る- 伊月りさ自由詩5*08-11-1
ひなたぼっこ日和- 風音自由詩608-11-1
「ありのまゝに_あるがまゝに」_Ver.2- 長谷川智 ...自由詩6*08-11-1
「ともだちの、うた」- 長谷川智 ...自由詩1*08-11-1
眠る- かんな自由詩3*08-11-1

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