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友よ
あなたがこれまで流した涙の量を
知る由もないのだが
これからは僕の頬を使えばいい

友よ
あなたがこれまで吐き出した怒りを
どこで燃やしてきたのか
これからは僕の手を焦がせば ....
真昼の高架下
薄暗い小さなトンネル
壁面にスプレー缶で書かれた

HELP

よくあるいたずら書き
誰に向けられたわけでもない
行方を持たないメッセージ

どうせなら
HOPE
 ....
「きゃりーぱむぱむって噛まずに言えるもんね」 
『言えてないやん』 
「言えてるもん」 
『言えてないやん』 
「言えてるもん」 
『言えてないやん』 
「言えてるもん」 
『きゃり ....
さやつきグリンピースを買う
今年も
豆ごはんを炊こうと
薄緑色の愛らしい洋服ごと買う

冷凍グリンピースは
便利なのだろうけど
買おうとは思うわない
この時期限定で出回る
さやつきグ ....
泣いても泣いても零れて止まらぬ泪よ

この雨と一緒となって流れてしまえ

悔しいことも辛いことも嫌なことも
全部全部この泪と雨と一緒に流れてしまえばいい

もし明日晴れたら
全部が綺麗 ....
まだ続く冬の路
の途上にて
たずねれば
あなたはそのままに
墓標が伝える
笑顔
この冷たさに
凍えもせずに
思い悩んでいる
わたしあて
何かを
言いたそうに
視得るのは
ただ ....
ニーラは{ルビ主人=マリック}の為に
四種のカリーを毎日作る
チキンのカリー 豆のカリー
マトンかさかな 野菜カリー
グジャラートは三人の女中に
朝昼晩を割り当てている
そうしてその日一等 ....
知っているか 心には本文があることを
もし君が嘘ばかりついていたら
君は自分でその嘘を信じて
君の顔は仮面そっくりとなって死ぬ
その君の死の時、ようやく仮面はゆっくりと剥がれ落ち
自然は自己 ....
                   120428




ムンクの本当の叫びを60億円で落札した
個人蔵だったから始めて見る人も多く
予想外にオークションは落ち着いていて
競合 ....
明けない夜はないが
晴れない朝はある
止まない雨はないが
笑えない昼はある
暮れない一日はないが
つれない人はいる

そして夜
幾つもの夜を耐えて
人は強くなると言うが
ちびち ....
少年は、石段の途中でふり返った
少女の気配を感じた、
そう想った





     ・・






ガス・マスクに着古したウェディング・ドレス
少女の姿は、そんなも ....
やり直せると思ってきた
天使たちが羽ばたき 飛び去った後でも
私は過去ばかりを見つめ 現実には気が付かなかった
衰えた私は 羽ばたきさえ忘れて
渡りができずに朽ち果てる 渡り鳥みたい

や ....
ゆるせないものが多すぎて困るんだ
面取りを忘れた大根の
尖った角にさえ傷つく
そんな自分の弱さや{ルビがさつ=・・・}さにさえ傷つくものだから
血はどんどん流れてきりがない

からだの中を ....
私の日常は 多分 あなたの日常とは違って
暮らしの大半は 日の当たらない部屋で
オンとオフの境目も曖昧なまま
鈍麻した感情を 刺激することもなく
何となく過ぎていくだけ

会話すらしない日 ....
暗い森の木の根元の茂みの中
闇に光る二つの目
光の反転した森の風景の中
鹿が逃げようとするが
矢庭に飛びかかる黒い大きな影

まず獲物の内蔵を喰らう
黄緑色の内蔵を喰らう
赤い筋肉を食 ....
おじいちゃんと森で薪を拾う
僕が手当たりしだいに
背負子に放りこんでいると
そいつはまだ早いと言う

幹を離れてまもない小枝は
水分を含んで
みずみずしい
生木の範疇を出ないものは
 ....
光はあふれる
白亜の{ルビ建物=ビルディング}の上に
海鳥の白い翼に
青くうねる海原に
光はあふれる

光は波打つ
どこまでも続く青い穂波に
涼やかに流れる川面に
青い空と風の中に
 ....
ぼくは人類におおきな迷惑をかけている

みんなぼくのことで

月曜日がいやになっている

日曜日がつまらなくなっている

世界でいちばんつらい死にかたがそれなら

ぼくこそそれが相 ....
雨が降っている
傘がない
濡れる

冷たい

ふるえてもいい
のだろうか
僕は

家への帰り道
あと十数分で
辿りつける

冷たい雨

ふるえる前に
拭き取ることがで ....
トラブルが起きると
誰かが泥をかぶる
誰かが猫をかぶる
噂が流れる知ったかぶる
怒りにブルブル
やがてはブルー


シンプルなことだ
プールの中で眠る
プルト ....
たとえば、試しに
全部デリート
ですね
脱皮したいならば

それを聴いてわたしは
混乱した
そして懐いていた哲学が
机上論で
偽りの主義
だったことを知った

永遠

を信 ....
遠い日に見た空
せいいっぱいにオレンジ
おさないわたしは
背丈を忘れて
そこへ渡りの整列飛行
はじめて仰いだ
自由
の具現だった

無理わかってた

無いから
地球に縛られて ....
雛は鳴いて 朝露流れる 雲白く
つたのからまる古木 陽が射し
巣穴からのぞく 黄緑の小鳥

アイビーの葉陰をすりぬけ
近くの木にとまる
尾をうちふり チチチッ

おはよう ナギ

 ....



無我夢中でおぼれた恋に
淡いアプリコットのソーダ割り
あなたを想う愛しく想う
けれど浮かぶはいつも

うしろすがた
あまぐも

垂れ下がる昼下がり

うっかり爪を引っかけたら
鈍痛を引き寄せてしまいそうな



あまがさ

濡れた匂いは嫌い

美味しくない想い出と憂鬱が
しつこ ....
 
恋には形があるからさ

だから、つくれるしさ

だから、こわれるしさ


 
かたつむりがね
いないとさみしいよね
木の葉の影の雨宿り
でもね
木のてっぺんにもいるんだよ
きっとね
だって だって
ひなたぼっこしたいから


アリさんがね
いないとさみしい ....
黒い卵を俺にくれ
できれば真っ黒な奴がいい
昔、ローリングストーンズというバンドに
「黒く塗れ!」という曲があったな
そう、そんな具合に
俺の手にも真っ黒な卵をくれ
俺はそいつをこの聴衆の ....
 
雷や台風は
学校を休ませてくれる
ありがたみすら感じる存在だった
 
初めて話す人には
ためらいなく心を開き
すぐに打ち解けられた
 
虫やカエルなんて
面白がってべたべた
 ....
泣けない
女もそこそこいくと
かわいくないのもの
ずしずしっとくるのよ
責任みたいなもんが。


思い出した
仕事失敗して上司にものすごくおこられた
年くってからの言葉が
ささる ....
beebeeさんの自由詩おすすめリスト(5726)
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