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亜寒帯のオフィスを出て
果てしない温水プールを
東から西へ

亜寒帯の百貨店を目指し
思考停止のままの潜水で
東から西へ

最後の力を振り絞って
エレベーターのRボタンに
タッ ....
そうか痛いか胸のうち

ひとは過去で今を見る

そうかおまえか

初めて会うのは

あのときぼくは

どんな過去でおまえを

見つめていたんだろう


夏の夜の紙袋

 ....
小さき花のテレジアは 
修道院の姉妹等の 
冷たい目線が心に刺さり 
獄中で鎖に繋がれた 
ジャンヌ・ダルクに自らを重ねる 

「風の家」に住む井上神父は 
老いた体に嘆きつつ 
在り ....
おしっこの夢や単位が足らなくて卒業できないというような夢ならよく見る

でもフロイトの考え方は苦手だ

夢をあたかも神からの啓示のように尊重するような考え方が苦手だ

夢をすぐ不安や性的な ....
およそ七十億の人間が
仮に敵になったとしても
たった一人の君が居れば

強烈な眼光も
手に握らされた刃先も
何も痛くない

およそ七十億の人間が
仮に煽てに来たとしても
七十億の中 ....
また、夏が
また、あの光景が見えて来る
田圃の畦道を
母と一緒に歩いている
手を繋いで歩いていく

畦道の陽射しは強く
麦わら帽子の隙間から
頭髪の汗をさす
揺らめく道端
青い稲
 ....
                    120801

根抵当権を掘り出しては日に曝し乾かして燃料とするのだとよく分からないことをおっしゃるあなたはのの字を掌に書き飲むふりをする
同じことをしま ....
昨日夕方、あの人に偶然会いました。

表情も分からないくらい遠い距離だったけれど

大きく手を振ると

大きく手を振り返してくれました。

あの人は急いでいる風で

わたしは足 ....
窓を叩く水滴の音
静かな部屋に溢れて
今は遠い場所で暮らしてる
貴方を思い出した

インスタントコーヒー
寂しさに慣れたつもりの
強がりで震える心を
優しく溶かして

会いたい時に ....
こわれたラジオの部品とか
いろんなガラクタくっ付けて
こさえたぼくの宇宙船
飛ばないことは百も承知さ
けれども心は飛んで行く
誰も知らない惑星へ

わたしたちは飽きもせず
あちらこちら ....
青天の霹靂のような

電光石火のマイガール




妄言多謝
                120731


形状記憶合金の哀しみをトイレに流し
ミズノさんはネクタイを締め直し
夜会に出かける
夜会というのは某歌手の定期公演で
筆者も行ってみたい ....
一番信じられないのが自分なら
その
自分を信じてくれるあなたを
信じてみよう
そう思う朝

理由を無理に探さずに

あなたを信じる自分を
少しだけすきになろう

あがる温度に
 ....
小さな命は消えてしまった

新しい駅を造るために
もともとあった川はせき止められ
ある日
ただのどろの土地になっていた

川を移転させるらしい

駅がほしいのは
人間だけで
川に ....
きのうのよる
ゆめをみたの
あたしのおじいちゃんと
うどんやさんにはいって
なにをたのもうか
めにゅーをみていたゆめだった

あたしはまだかんじがよめなくて
よめるきつねうどんにすると ....
ポエケットではなくエアポケット
チケットのない旅を君と

母が亡くなって最期は点滴でも間に合わない
栄養失調のまま昏睡状態で逝った

体格のいい人で骨壷に入りきらずに
納骨の係りの方に
 ....
光が速度をはやめて
影をうみおとした
次の瞬間 車窓からの景色は、融けあい
流線の模様をなした_


ユ−ラシア・ライト・トレイン
光速の旅は、心地よく
重力抑制された コンパ−トメン ....
あなたと二人
見上げる最後の花火が消えて
暗闇に抱かれたまま
星空に私は願う
この一瞬を切り取って
すべてが止まればいいのにと
 

100万年後
アルタイルの科学者が
とんきょう ....
ぼくは麻酔類の効かないからだのようだ
25歳の時に盲腸の手術でそれを知った

局部麻酔なのにいつまで経っても
まったく麻酔は効きはしなかった

オペの開始を待っていた医師は
業を煮やして ....
 
あなたへ直線をひけないので

円をかく

今日も円をかく


 
温かい営みの後で
身体が小刻みに震えていて
心を引き離そうとする
宙吊りにされたロマンティックな機械が
風ではない力によって
ゆらゆらと揺れている
もう時間が来たのだと
その時に思う
 ....
ちりとりのゴミを玄関の外に捨てると
蝉が羽化に失敗して 転がっている

またか
この時期 たまに見る
壁によじ登っては 落ちる 蝉 とんぼ

ぐちゃぐちゃに柔らかくて 体に触れない
死 ....
宵の静けさが
夏のためだけに
風鈴を鳴らすので


ひとり
耳を澄まし
感性を横書きする
夜空いちめんに
きれいなさびしさを散りばめて消えてしまったのは
君だったんだね

始まらない世界と
終わってしまった世界ばかりが
僕らのまわりに転がっていたけれど
君はそれらのあいだを軽 ....
耳鳴りのような白日が暮れ
まだしも今夜は
築地渡りの湿った風が吹く
朝からの汗で油染んだような
背中の生地のこわばりが不愉快で
ストッキングは梅雨明けから
本当はスカートも履きたくない
 ....
親しい人が逝くとき
声にはなりません

時間がまきもどり
自分が小さくなります

ああすれば
こうすれば よかった
と 頭をかかえたくなります

静かな夜になると
星や月がそっと ....
誰か私をさらって下さい。


鼻緒が切れたことにして


立ち止まっているのです。


そんな嘘も聞き飽きましたか。



明日晴れたら白状します。


愛 ....
蔓延っている
筒抜けている
燻ぶっている
こりゃ正に混迷

{ルビ捩=もじ}ったトラウマ
ひん曲げた童心
格式高いサイレンス
そりゃ実に滑稽
結構結構コケコッコー

愛憎ジレ ....
否定と廃頽の中
私は肯定のあなたに出会った
あなたは無数の「ノー」をいとも簡単に
「イエス」へと捻じ曲げる
あなた自身がたった一歩、前に進む事によって
つかみどころのない

微熱にうかされたみたいな

深刻で他人事のような寓話が

ぼくの星の王子様だ


ちいさい頃読んで

ぶ厚いハードカバーの絵本なのに

絵が白黒だったり ....
beebeeさんの自由詩おすすめリスト(5726)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ビアガーデン- nonya自由詩16*12-8-1
そうか痛いか- 吉岡ペペ ...自由詩712-8-1
テレジアの花_- 服部 剛自由詩612-8-1
一生懸命生きてやる- 吉岡ペペ ...自由詩412-8-1
七十億分の君- subaru★自由詩10*12-8-1
夏休み- ……とあ ...自由詩17*12-8-1
- あおば自由詩7*12-8-1
昨日夕方、- 永乃ゆち自由詩8*12-8-1
雨降り- 1486 106自由詩112-8-1
ガラクタ宇宙船- ただのみ ...自由詩23+*12-7-31
ポエム- 自由詩4*12-7-31
追いかける- あおば自由詩5*12-7-31
しぜんたい- 朧月自由詩412-7-31
小さな命- そらの珊 ...自由詩10*12-7-31
新創世記- HAL自由詩9*12-7-30
エア・ポケット- 梅昆布茶自由詩2212-7-30
4o12- 月乃助自由詩9*12-7-30
星の記憶- umineko自由詩7*12-7-30
悟り- HAL自由詩5*12-7-30
円をかく- 殿上 童自由詩39*12-7-30
即興情熱- rabbitfighte ...自由詩312-7-30
どんでんがえ_し!- 砂木自由詩19*12-7-29
夏(ひとり)- かんな自由詩6*12-7-29
夏の万華鏡- 塔野夏子自由詩4*12-7-29
怪談_をんなふくら萩之変- salco自由詩4*12-7-28
さようならの夜- 朧月自由詩512-7-28
白状します。- 永乃ゆち自由詩10*12-7-28
煩悩アジテーション- faik自由詩8*12-7-28
肯定のあなた- yamadahifumi自由詩412-7-28
星の王子様- 吉岡ペペ ...自由詩512-7-28

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