すべてのおすすめ
少しずつ溜め込んだボム
気を張ってないと
導火線の煙が
口から吹き出す
これから俺は爆発するんだ
新しいビックバンだよ
すべてをぶち壊すときが来たんだ
古い言葉を並べて
言い訳をしなが ....
きょう、美代子ちゃんと神社で遊んだ
美代子ちゃんに
「桃子ちゃんの持っている宝石を見せて」
と、いわれた
宝石のこと、ずっと内緒にしてたけど
キティちゃんのポーチを持ち始めたから、ばれちゃっ ....
私は東京の夜にサヨナラを告げる。


それは過去の対峙との決別、そして80数日後に待つ


であろう未来との暴動に対しての充電でもある。


嘗てこの夜が私や君を救った事は計り知れな ....
ふと孤独を感じた
頭をよぎる悲しい想像
俺の居るべき場所は荒れ果てた荒野なのかもしれない
俺はここに居てはいけないのではないか、と

ふと不安を感じた
疑念の気持ちに心が痛む
真実は残酷 ....
熱暴走に狂うことももう忘れ。
筋肉は緩慢に動き、表情は固定されていく。
刺激が欲しいと他人任せ。
知った被ることさえせずに、虚無主義の孤独へと踊る。

経験を知識と言い違い。
自己流で向上 ....
あなたの言葉はあなたなのか
あなたの言葉があなたなのか

ふと思い立ちあなたに問えば
心は澄んで何故かと思い
言い争う理由は彼方へと

虚空に眼をやり考えているあなたは
言葉を租借し味 ....
得てすらいないのだから
失った わけでもない
それでも周回数は
二回り以上
べた凪の水面がさざなみ立つのは
街で見かけるラクダ ではなくて
贈ってもいないのだから
とうぜん指輪を探すこと ....
ボクハ、オモツタンダ。




世界は少年の持つ


小さなビー玉の1つで在って


何時無くなっても可笑しくなかったり


割れたって仕方無いとか



 ....
低音に乗せた妖艶を


開けっ広げにして魅せた


貴方のタワー・オヴ・トキヲ


何色に光るのかしら





真夜中二時の


冷風を頬に感じて


「銀 ....
彼女は
他人のことを
一切話さない
でも言葉の壁
なんて何一つ
感じはしない

他の女性の話を
彼女の前で
したって
聴いていない
ふりをするだけで
毎夕 仕事帰りに
ドアを ....
ある夜
友達がひみつを打ち明けてくれた
今まであった つらくて 悲しい 出来事
ひとつ ひとつ 言葉を選び
ゆっくり ゆっくり 話してくれた
友達は泣いていた
いつも花のように笑っている友 ....
それはきっと

お月様
木漏れ日
嵐の夜の海
森深くにある空気
金木犀の薫り
我が子の寝息
君と触れ合う指先の
ぬくもり

当たり前にあるすべて

当たり前じゃない

す ....
チョットシタ羊雲の一匹にでも成って


世界中を旅してみたい


特にカムチャッカ


もしくはカルカッタ


気張りすぎて肩凝った


少し寝よっか、ストリッパー

 ....
美しい黒髪に、白い肌、大きな目
あの娘は綺麗

だけど、首にキスマークがあるのが汚い
きっと汚い男が残した
薄紫色のキスマーク
あの娘は、笑顔になる余裕があるのが許せない

 ....
ああ、
ほら、
もう、

お前が静かに歩かないから
雑誌連峰
映画岳と
音楽山が
崩落しちゃったじゃないか
かつて潔く閉じた手紙は風を巡り
伏せられていた暦が息吹きはじめている

朽ちた扉を貫く光は
草の海を素足で歩く確かさで
白紙のページに文字を刻みはじめ
陽炎が去った午後に、わたし ....
スーパーの弁当についている
オレンジ色のスパゲッティが好きだ
とんかつ弁当も
白身フライ弁当も
ハンバーグ弁当も
あれがあるから、おいしそうに見えて
つい買ってしまう
少ないから、一口で ....
ひとりぼっちの あなたとあたしで
手をつなぎながら サーカスの入り口を探している

青いテントのまわりはしんとして
群青色の空と地面と同化する

途方にくれながら 歩き続けて
寂れた柵を ....
一瞬だった
綺麗だった
華やかだった
輝いてた
笑顔だった
好きになった
するりするり近づいた

わかっていた
予想していた
わかっていなかった
予想しきれなかった
噛まれた
 ....
「序詞」

ゆりかごの中で
小さな戦があった

理不尽な理由とプラントが
長い海岸線を覆いつくした

けたたましくサイレンが鳴り響き

その海から人は
眠りにつくだろう
 
 ....
小学校3年生の時
弟が生まれました

その日は私の学校の春の運動会の日でした

けれど弟が生まれるので
誰も見に来ませんでした

お父さんも
おばぁちゃんも
おじいちゃんも…

 ....
JAROって何じゃろ?
これは切実な問題だ

すこぶる切実な問題だ

私はこのしょーもないシャレと30年間格闘してきた
JAROって何じゃろ?
答えはわかっている わかりきっている
問 ....
シオリちゃんは わたしを見つけるといつも
はじめまして、と言う
わたしも はじめまして、と言う

たくさんいっしょに遊んでも
次の日には わたしのことを覚えていない
でもシオリち ....
アサガオを育てていたはずなのに
大きなヒマワリが、ひょこっと生えてきましたよ
「あれ、どうしてこんなところにヒマワリが」
って
あなたのおどろく顔がおもしろかったから
ヒマワリと一緒に
わ ....
ショパンを弾いて
ノクターン
振り向かないでそのままで
夜をつむいで
夜をつないで
けして何処にも逃げないように

ショパンを弾いて
指先が
わたしを思い出さないように
雨をほどい ....
薄暗い部屋の中で何を思う
何故かこの空間はとても幻想的だ
世界の全てが嘘に思えてしまうくらいに
己の存在もよく分からない

全ては台本に書かれている
生きるとはそれに従うことだ
と誰かが ....
春の雨になりたい

あたし 春の雨になりたい



あなたはすぐに 春の砂にまとわれて
その嵐の中に {ルビ荒=すさ}ぼうと揺する

小さなオルゴールの中に
こころ を 忘れてきた ....
朝の
薄暗い雲の間から
朝だよって
太陽の光が差し込んでいる


昼の
地球で生きている
すべての生き物を育み
暖かく
時には生き物を殺してしまう
熱い太陽が光る


 ....
私はここにいたんですよ
時にはそっと問題を解くけれど
街灯が点いたり消えたりするから

羽のように笑っています
千切れた場所を見せびらかして
添い寝に意味なんてないのに
ベッドはやたら飾 ....
誰が教えたわけでもなく
指で三つ、をつくる
しいちゃんは
たくさんを
それはささやかなたくさんを
欲しがろうとする


絵本読んで、と
わたしの膝上に乗っかって
ほお擦りするように ....
beebeeさんの自由詩おすすめリスト(5731)
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