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光と風は紡がれて

空の中で弾けて散る

今、滔々(とうとう)と波は揺れ

君はうたた寝を始める

昨日見た夢の続きを

君は夢の中で演じて見せる

それは悪夢の続き・・・君は ....
ねがいごとはありますか?

あたらしいゲームがほしいとか
せかいのへいわとかということでなく
じぶんひとりのなかでおもいうかべる

そんな ねがいごとはありますか?

おおきいとかちい ....
ああ
恋しいあの人の海で溺れたい

そして
きつく抱き締められながら終わりたい


秋の夜は
ロマンチックに
エロチックに
 春はGじゃん。卒業生の賞状筒携へてときめく去りぎは、風も温みて、
毛織物など{ルビ藍=いんぢご}の内にこそ重ぬれば綿の膝丈{ルビ袴=すかーと}ひらめきたる。

 夏はのーすり。日頃の腕立てすれ ....
「夢のような世界でした」と

老人は語る

戦争が二つ起こり

三つの大きな恋をして

今、一つの命脈が尽きようとする

「夢のような世界でした」と

老人は語る

「今、 ....
木枯らしが吹き

去って行った男たちを
つらつらと思う

あったかい口づけ
厚い大きな手
柔らかな髪
広い背中
甘い匂い

熱くなる
ほめ言葉

リフレインする 声
声  ....
降り積もる季節になりました
おもいが
私は忘れていた何かを思い出し
振り向いたり振り向かなかったりします
移ろう
というのは少し悲しいことかもしれません
それとも私は悲しいということば ....
茶色い段ボール箱
何を入れてあげようか

寒くなってきたから
やわらかい膝掛と
寒くなってきたから
暖かい手編みのマフラーと

あの子が寒くないように



茶色い段ボール箱
 ....
 1)

庇には樋がなかった
コールタールの屋根をはげしく打って 
雨は黒い路地に、まっすぐ流れおちた
ひくい窓を大きくあけて
わたしは雨の音を聴いたはずなのに
路地に敷きつめられたコー ....
精神科医はメトロノーム的に物事を計る
雨の音も分析対象

手のひらの熱で溶けだす粒子は何だ?
答えの為に問いを作る偽善者は誰だ?

ストレスと食欲と金と孤独と必要最低限にも満たない愛
そ ....
小皿に食べかすの

干からびた梅干しがのっていた

なぜか醤油の渇いたぶつぶつのシミもあった

これ、おまえの食べかすやろ、

ぼくがそう言ったらきみは笑った


俺、梅干しデカ ....
ただいま

大きい声で叫んでみた

あなたにも
あなたにも
あなたにも
会いたかったんです
ずっと

でもね
詩の神様が留守だったから


ただいまが言えなかったんです
 ....
わたしは、また、根をおろそうとしている。



移ろわないことに、安定と安心を見出だしつつ、反面、息苦しさも感じている。何をどうしなければならないか、決まっているところがある。それ以外に、わた ....
心の溝にくゆる{ルビ煙=けむ}
二分ノ一の修羅妄執

言葉の{ルビ辺=ほとり}に滴るそれは
烏合の如き矢を降らす


空は鈍色にして晴天
惚れた晴れたの夢枕

潤む空気はコンクリヰ ....
少し前から
光合成をしなくなった

薄らいでいく光を
見過ごして
遠ざかっていく水を
遣り過ごして
余った二酸化炭素を
夢にすり替えることもできずに
ただ乾いていく

カサコ ....
裸で歩いてても怒られない部屋
人恋しくなるから お酒は きらい きらい きらい
誰かに触れてほしくなるなら 初めから終わってて
退廃的な歌におぼれれば 少し楽かな
みえない 感じない 何もない ....
おおらかだ
笑い声って おおらかだ
笑い声に出会えた日は 幸せだ

高台にある 小学校に
ソプラノの歌 響いて
ひざしが からっぽになる
水は だしっぱなし
生けすの 魚がはねた
 ....
どこかで誰かが泣いていた

悲しくて
それとも恋しくて




悲しさに理由なんていらないけど
流した涙はしょっぱくて
それでいて仄かな甘さなんて感じてしまう

なぜって
 ....
新宿駅南口は
ぶらぶら帰りの若い子で華やぎ
オバサンは疲れて足が痛いぞよ
外は
シケた地上よりも夜空が明るい
振り向けば
丸八真綿の看板横にぽっかりお月
かじればパキンと割れそうな
お ....
月夜の晩
森の駄菓子屋で
自由を買ったら
孤独がおまけでついてきた

晴れた朝
海の駄菓子屋で
自由を買ったら
涙がおまけでついてきた


月夜の晩
森の駄菓子屋で
束縛を買 ....
色んな事で
頭が胸がいっぱい

誰かに聞いてほしいけど
誰かに聞いてほしいのに
誰にも言えなくて

まるで湖の底で
蝶を探しているような


ビルの屋上から
釣り糸をたらして ....
君は銀の鳥籠に
薄紫の星雲を飼っていた
窓の遠くに見える森の上の空に
時々神様の背中が見えると云った
僕は君にしずかな憧れをおぼえながら
でもただ淡々とあいづちをうったりしていた ....
いっしょに
としをとっていこうと
きみが
つぶやいたのは
わたしの
うまれたひ

かんそう
ちゅういほうの
あきばれのそらのした
あかい
ばらをいちりん
きみが
わたしに ....
{引用=
わたしらは雨の日には傘をさせばよかったんやと思う
のらりくらり運ばれよるうちに
ぜんぶの角がとれた小石みたいに
下流で山積みになってしもうたね
流れ星が流れたあとで願いごとするよう ....
猫 呑気にたんすの上
バスケットの縁に首をのせ
顔だけ見せてご挨拶
声にならない鳴き声で

名前を呼ぶとニャンと鳴く
小さな口でニャンと鳴く
小さな声でニャンと鳴く

今日も呑気の ....
きたないこころなんかない

こころに闇なんてないから

こころには光しかないから

みんな何かになりたいんだ

ただそれだけのことなんだ
 
あなたに刺さるだけの棘

あたいは花の咲かない薔薇だから

花の咲かない紅い薔薇だから


 
眠気眼のサラリーマンは
今日も大きなあくびをする
長いコートに包まれた
少し猫背なその背中

「いってらっしゃい」と声をかけたら
「いってきます」と言って
背筋をピンとのばした

 ....
ひものついた雪が
首の下で揺れる

残されているのに
しばられて

くずれていく 雑な音声

ふらついて
たてついて

鳴るはず も
ない すずやか
な 声
幾何学模様の視点から
感情の起伏の凸凹が取り込まれ
次第に次第に
抑圧され削り取られ直線

直線と曲線で囲まれた幾何学模様も様変わり
その視点で見ると美しいものも
グロテスクであったりす ....
beebeeさんの自由詩おすすめリスト(5731)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「大人の顔」と「赤ん坊の微笑」- yamadahifumi自由詩111-11-17
「流星群の夜に」- ベンジャ ...自由詩2+11-11-17
秋の夜は- 舞狐自由詩4*11-11-16
春はGじゃん- salco自由詩13*11-11-16
夢の世界- yamadahifumi自由詩211-11-16
去って行った男たち- 森の猫自由詩10*11-11-16
冬眠しないことば- かんな自由詩12*11-11-16
- 舞狐自由詩9*11-11-16
河口の地図_2011- たま自由詩28*11-11-16
精神科医のメトロノーム- 永乃ゆち自由詩3*11-11-16
梅干しデカ- 吉岡ペペ ...自由詩511-11-15
ただいま- 舞狐自由詩4*11-11-15
ホーム- はなもと ...自由詩711-11-15
煙雨- faik自由詩4*11-11-14
枯葉- nonya自由詩20*11-11-14
名前などない- 凪 ちひ ...自由詩311-11-14
ただいま- るるりら自由詩13*11-11-14
秋空のひと- 恋月 ぴ ...自由詩2811-11-14
儀式- salco自由詩7*11-11-13
いらない- 舞狐自由詩8*11-11-13
孤独- 舞狐自由詩8*11-11-13
神様の背中- 塔野夏子自由詩4*11-11-13
かんな/うまれたひ- かんな自由詩9*11-11-13
つなひき- 佐藤真夏自由詩7*11-11-13
猫と昼寝- ……とあ ...自由詩1211-11-13
- 吉岡ペペ ...自由詩511-11-13
薔薇だから- 殿上 童自由詩14*11-11-13
いってらっしゃい、いってきます- 三奈自由詩1511-11-13
声帯系- 砂木自由詩11*11-11-12
視点- ……とあ ...自由詩411-11-12

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