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曇り空は迷子の心
今にも泣きだしてしまいそう
こんな日は気分まで憂欝になるから
誰かのそばにいたいと思う

遠くの空から雷が鳴ると
怒られたみたいでお腹が痛くなる
私は音が聞 ....
雨に打たれて
溶けて私は水になり

土にしみ込み
消えてしまえたら

雨上がりの強い日差しに
裁かれて
細かな気体になり
空へと舞い上がれたなら


どんなに楽であり

そ ....
心変わりをしたい
あなたなんか忘れて
知らないひとについてゆきたい
青い嘘だと知りながら
甘い言葉をささやくひとに
さらわれて夜の向こうに
ジプシーなんかのように
なだれこみたくて
誰 ....
左眼から流れた
涙のひとすじが
君の新品のスニーカーに
落ちる前に
わたしの



心は


気を失いかける。



予想外れの
天気が


わたし

 ....
さいきん

女との別れはぜんぶメールだ

この世にメールがなくっても

既婚者の恋愛には

ゴールがかならずあるんだよお


なにか意味でもあるんか

その、なんだ、

 ....
枯れ色を顕わにした麦畑は
豊穣の実りを得て
収穫を待ち受けている

その風景を見慣れない僕は
寂しい色としか捉えられない

咲き競う花々
明るく輝く若葉

新緑が萌え立つ季節に
 ....
扇風機なあなたに。ふきとばしてください
シャワーなあなたに。うるおしてください
百円ライターなあなたに。もやしてください
植木鉢なあなたに。うめてください
そばにいたくなる。なにかをください
子どもの頃夢中で集めた
爪楊枝でできた小さな旗
戸棚の奥から急に出てきて
捨てようか一瞬悩んだ

デパートに行く日は隠そうとするから
着いていきたくてだだをこねた
5Fのエレ ....
 {引用=見上げた空のたかさを
  とおく 感じて}

皮膚はまるで
とうめいなガラスのようだった
ふりそそぐひかりを
全身で吸収していく


こころに咲いた
まだせかいを
知ら ....
いつも適当な友人A
お互いからかいあってばかり
真面目な話も軽く受け流すから
たまに本気でイラっとくる
そんなアイツが急に「悪かったね」
しまった胸を火傷してしまった

いつ ....
プール清掃の前 ヤゴ捕り大会があって
捕まったヤゴたちは巨大なペトリ皿に移される
ヤゴはそれぞれの教室に置かれ、トンボになるまで観察される

子どもたちが最初に目にしたのは、なんと共食いだった ....
夕べ好きだと

しゃがれている

透明な

ロックンロール

心のなかで

心たちが

みっともないデモ行進


泣くなよ泣くな

オレンジの沿線を

ぽつぽつゆ ....
青いユニフォームが体育館にいます
3人の外国人選手と2人の日本人選手は
背が高くてスマートな18歳です

彼らはスピーチの後にゲームをします
体育館がいつの間にかコロシアムになり
ボールが ....
郵便受けに入っていたのは
営業スマイルの葉書と
ネクタイをきちんと締めた葉書

営業スマイルの葉書を開いてみると
べりっという音を立てて
用のないパンフレットを差し出してきた
次から次へ ....
喧嘩ばかりだけど
泣かされてばかりだけど

私はあなたが大切


悪ぶっても
強がってもダメ

隠れた本心知ってるよ


みっともなくて
気にしすぎで
心配性で
弱虫で
 ....
着ているのを忘れるほど着なれたにおいの上に
すっとしてほっとするほのかなにおいをはおり
むわりと包み込んでくる空気を受け流しながら
いろいろな顔の一面をのぞきにいった
家から抱えてきたざらざら ....
突き抜けるほどのブルースカイ
爽やかだけど違和感がある
そうか雲が無いからなんだ

快晴の空はこの町を飲み込んで
日常の景色から輪郭を奪う
まるですべてが合成であるかのように

ホリゾ ....
可哀想な兄弟
鎖に捕らわれて
狭い部屋で
声を重ねて歌うよ

昔に聴いた子守唄
眠れよ眠れ
静かに眠れよ
響き合う声は透けて
やがて光を呼ぶ

兄さん、聞いて
僕たちは
呪わ ....
あの日
びるのてっぺんは
どれだけ
さみしいひかりがみえたの

むてっぽうなことで
きみも
やっぱり そんを したのだろうか

そっとちかづこうとすると
花をちらすみたいに ....
楽器を操る人から
音楽が聞こえてくる
ジャンルを語る人から
うたが聞こえない
欲しいものはなにかの名前
なんかじゃない

   百科事典が世界を壊していく
   たとえば民族
    ....
物心がついた頃
私の首には、細い紐で作られた長い首輪が掛けられていた
その時の結び目は確か、みっつ

毎年、誕生日に紐が切れる
だから毎年結び目が増える、ひとつ
そして毎年、少しずつ短くな ....
月光を手繰る振りをしていたら
どうやら海が釣れてしまった

窓を開けているんじゃなかった

部屋に溢れたいっぱいの海は
両手で抱えられる所かますます増えて
わたしは飲まれた

手 ....
季節の変わり目は
こころのどこかが騒がしい

きちっと折り目のついた夏服を
着ている君はいつもと違って見えて
気持ち良さそうに風が吹いてる

話しかけたら
振り向いてくれそうな距離 ....
両の人差し指でぱたぱた
ニワトリが餌でも突いているようで
思わず吹き出しそうになるけど

なにやら真剣に打ち込んでいる
あなたの横顔
見方によっては男らしいとも言えそうで

古いやつだ ....
{引用=
真夜中のはなし
ぼくは窓辺で涼んでいたら
ぼくのピックが
(ポケットからこぼれ出て)
となりで眠っている女の胸を裂いた
そうして
闇がひろがっていくのを
ぼくはただ見ていた
 ....
泡沫のような時代の中で
大切なものを一つ見つけました

移ろいゆく景色の中で
いつしかガラクタに変わっていました


その輝きを
誰もが追い掛けて
誰もが掴みかけて  ....
眠ってる場合じゃないぜ
ある午後
気が重たい電子音が浅く
光る地平の線が向こうの方で
本棚の背後から
脱走して拘束する両耳から
貫通するガラスの欠片のその輪郭が
つま先から冷たく繰り越し ....
十七歳のわたしは
高校という檻の中から抜け出せず

今日もこうして



いましか出来ないことがあるのだと
信じていたのだけれども
一つも無いことに気付いてしまった
疑 ....
院からの態度のデカい実習生
ツンツン頭を嗜められた
合コン来てるんじゃないんだぞって

気にする様子は無さそうで
焦点の合わない目で校庭を見ている



おせっかいな協力者
善意と ....
さっきタイヤで踏んだやつ
ビニール袋だったのかな?
何かの動物だったのかな?
暗くてよく分からなかったけど
動物だったらどうしよう

大きさ的に人間じゃないし
戻って確かめるほどでもない ....
beebeeさんの自由詩おすすめリスト(5726)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 1486 106自由詩2*08-6-12
消えて- 舞狐自由詩9*08-6-12
心変わりをしたい- 石瀬琳々自由詩6*08-6-12
weak- 桜瀬ろろ自由詩2*08-6-12
この世にメールがなくっても- 吉岡ペペ ...自由詩108-6-12
かれいろ- kauz ...自由詩8*08-6-12
かけがえのない- ここ自由詩508-6-12
お子様ランチ- 1486 106自由詩5*08-6-11
こころに写る空の色- こゆり自由詩8*08-6-11
素直- 1486 106自由詩3*08-6-11
ヤゴの飼育- 西日 茜自由詩13*08-6-11
夕べのデモ行進- 吉岡ペペ ...自由詩508-6-11
FC選手が来た日- 西日 茜自由詩3*08-6-9
客の来ない家- 小原あき自由詩19*08-6-9
あなたへ- 舞狐自由詩6*08-6-9
リピート- ここ自由詩208-6-8
ホリゾント- 1486 106自由詩5*08-6-8
犠牲- AKiHiCo自由詩408-6-8
てん、- はな 自由詩42*08-6-8
あなたは分類、されてしまった- たりぽん ...自由詩16*08-6-8
私の時間- ここ自由詩708-6-8
夜に溺れる- ミゼット自由詩5*08-6-8
「半そで_(初夏の風から)」- ベンジャ ...自由詩7*08-6-7
古いひと- 恋月 ぴ ...自由詩18*08-6-7
落下する星- ゆうと自由詩1*08-6-7
- 1486 106自由詩6*08-6-7
眠ってる場合じゃないぜ- nm6自由詩708-6-7
seven/還る- 春日自由詩3*08-6-7
WEEKDAY_STORYS- 西日 茜自由詩7*08-6-7
ビニール- 1486 106自由詩3*08-6-6

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