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やさしくありたい
でもやさしさって何
あなたのやさしさは十年前の私には届かなかった

星の光のように
遠くからやっと届いたんだ
今そのぬくもりをゆっくり吸い込んだ

もう愛の押し付けは ....
喜びが
駆け出していった方向を
振り返る

用心深く植えつけた
日々の暮らしが
そよいでいる

怒りが
駆け出していった方向を
振り返る

自分の窪みに貼りつけた
絆創膏 ....
夜と同化して
身体はだんだん透明になる
身体が透明になるにつれて
意識が広がってゆく
五月の夜の世界に広がってゆく
魂の内側で明滅する光
それにつれて魂の外側で
それに呼応するように
 ....
壁当てのスカッシュは味気が無い
生きた球を直に跳ね返したい

山頂からのやまびこは少し虚しい
生身のあなたとお話がしたい

ボイジャーのレコードは どなたかお聴きだろうか?
星屑になる前 ....
額縁に収まる 
向日葵の絵は 
無数に{ルビ煌=きらめ}く 
ひかりの種子を、{ルビ孕=はら}んでいた 

頬のやつれた青年よ 
いのちの歓びを高らかに 
空へと歌う 
向日葵の絵を、 ....
選択肢が重なり合う分岐点は 一同が集える。
互いに愚痴を言い合い 励まし合い
なんでこっちを選ばなかったと からかい合う。
同じ自分なんだけど 
選択しなかった向こう側の違いの分だけ
お互い ....
だってなにしろ
どんどんと
すべてとの関わりというものが
変わってゆくので
つかもうとしてもただ宙を掻く手の
指のあいだから見えるものを
過去とでも呼ぶしかないじゃないか

なにし ....
 だれとも一言もしゃべらない
 この日の
 この状況を客観的に
 死と捉えるのであれば
 きょう一日は
 死んでいたのも同然だったかもしれない

 めざめたら小人の国というのは映 ....
左手の親指が上で 右手の親指は下に
何回かこする。 不思議と落ち着く。
今日はもう満ちるつもりはないみたいだ。
見ていても分かる その粒の1つ1つは
ナイーブなくせに とても頑固で ほっとけな ....
はらっぱで
たばこにひをつけると

いきていくために
ひつようのないことばかり

どこまでも
ひろがっていく

けむりばかりが
どこまでも
今日もまたブルーに沈む
青い視界には曇りがない
僕の頭の上では
さやさやと木々のささやく声
風はやさしく髪を撫でて行き
時折聞こえる鳥のさえずりに
僕の夢は{ルビ現=うつつ}をさまよう

僕はいつもここで夢を見ている
心地良い木の肌の ....
ことばにしなければ
なにもつたわらないなんて

そうなってしまったら
にんげんはおしまいだ

ぼくらはすこし
きようになりすぎた

ありがとうといえば
ありがたいという ....
見捨てられ
見守られている
みなしごのはだしの歩みで
ちろちろ歩く
ああ僕らは本当に
時代の縁を歩いてきたんだな

そして時代という言葉が
うすっぺらくなった時代を知っている

 ....
{引用=こうして綴るべきものたちは
とめどなく巡りめぐって押し花となる
慌ただしい時の合間に見つけた
ひそやかな灯りを
四季からの贈り物としよう
望むならば
手が届くほど近くに
揺らいだ ....
背中の波が剥がれて泣いて
海が誰かを呼んでいる
あなたのことを考えてみる

体を循環する器官のひとつひとつを
ていねいに洗う
みずの流れに臆病になると
腰にひびが入るんです

ゆるや ....
ふせていた目をふと、上げた 
窓外の庭に 
今年もわすれな草の花々は 
空の太陽に向けて 
青い小さな笑顔達を咲かせている 

去年の今頃は
杖をつき、背中を曲げて 
わすれな草の花々 ....
裏山で雪に潰され 折れた枝を集める

曲がった杉の木に足をかけて 
土と雪を這い上がり 山道に出ようとすると
蝉の抜け殻が
木の根元 小枝にまじってあった

雪溶け水の下る 
山道 ....
平均寿命ではワタシが上
この社会ではワタシが下
生き延びるには勇まし過ぎる甲冑

丸腰では同等になれない
歯がゆいけれど
それが土深く根を張る掟

月末月初は精算・請求・雑多の山
デ ....
躰ごと何処かへ消えてしまうように
5限目の授業中は
夢の海を泳いでいた。
手前の 二段に詰まれた段ボール箱 ぴったり揃ってない。
上の段ボール箱の下部面積中 外側に出てる部分がやや多め 
だから 自分が前方部分に座って 
そん時はそん時で 後ろに倒れるのを回避している ....
東京

何でもあるが
大したものは無い
唯、女に綺麗を許してくれる
好きにさせてくれるのだ
そこが大阪とも福岡とも違う
半ば人の幻想で造られている東京は
だから墓地によく似た姿をしてい ....
眠りからとけると
部屋はあいかわらず
自分色に汚れた壁床

今日こそ外へ
世界を捉えにゆこう
風に晒されにゆこう

くるまるシーツをはがし
自己臭に鈍った嗅覚でさえ
感じる匂い ....
にゃーちゃん

その首筋に
そっと
顔をうずめると

とても
安らいだ
気分になるんだ

ほのかな
洗濯の匂いと
慣れ親しんだ


ぐぅぐぅと
寝息をたてて
ぐっす ....
 すでに川は
 平坦な静けさの原野にひとを集めて橋をつくり
 横たわる大蛇の骸であったから

 サンタクルス
 ナザレ海岸の大西洋の落日を眼鏡に映して
 修羅のあゆみはヨーロッ ....
上手に絵を描こうとしても
それが思い通りにならないように

ある夜夢の中で素敵な未来を見てしまったら
現実的な未来を考えることは
遥かに遠い星に辿り着こうとすることに似ている

誰にも約 ....
つまがつくってくれた
べんとうをたべるのは
いったい
なんどめなのだろう

けんかしたかずと
おなじくらいに
なったんだろうか

であったときは
いちどきりなのに

 ....
長く歩いてくると
道に落ちているゴミの類い

しがらみという糸屑や
負い目というガムの滓
義理という不燃物
扶養義務って言う海綿動物の亡骸

みんなすねに絡み付いて
どうにもこうにも ....
私は子供、刃物が怖い
私は子猫、太陽が怖い
私は綿飴、割り箸が怖い
私は信号、視線が怖い

私は耳、イヤフォンが怖い
私は目玉、テレビが怖い
私は骨、布団が怖い
私は声、壁が怖い

 ....
満たされなければ
埋め尽くそうとする奔流が産まれて
満たされてしまえば
表面張力に負けそうな不安に

何処までも落ち着く事の無い
彷徨う旅のように
今日も私は貴方の捜索を始める
beebeeさんの自由詩おすすめリスト(5731)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やさしさを贈りたい- れもん自由詩6*11-5-8
喜怒哀楽- nonya自由詩17*11-5-8
夜と同化して- ジム・プ ...自由詩1*11-5-8
どなたかいますか?- subaru★自由詩5*11-5-8
太陽の花_- 服部 剛自由詩211-5-7
集い- 電灯虫自由詩4*11-5-7
開けて閉める日常この不可解なもの- シホ.N自由詩311-5-7
非ガリバァー旅行記- 石川敬大自由詩9*11-5-7
うずまき- 電灯虫自由詩4*11-5-7
考えすぎの日々- 小川 葉自由詩8*11-5-6
ブルーに沈む- れもん自由詩411-5-6
緑の夢- 未有花自由詩11*11-5-6
ありがとう- 小川 葉自由詩2*11-5-5
行進の果て- シホ.N自由詩111-5-5
May- 理来自由詩611-5-5
ゆるやかにおしまい- りこ自由詩20*11-5-5
わすれな草_- 服部 剛自由詩311-5-5
巡礼- 砂木自由詩14*11-5-4
mannish- subaru★自由詩2*11-5-4
午睡- れもん自由詩8*11-5-4
アプローチ- 電灯虫自由詩7*11-5-4
5月3日- salco自由詩6*11-5-4
道を歩いて- シホ.N自由詩411-5-3
にゃーちゃん- 森の猫自由詩14*11-5-3
修羅の影ではなくて- 石川敬大自由詩11*11-5-3
幾千通りの未来- ベンジャ ...自由詩611-5-3
ひとつ- 小川 葉自由詩311-5-3
支払い停止を宣言しよう!- ……とあ ...自由詩6*11-5-3
私は- プル式自由詩4*11-5-3
searchin'_for- れもん自由詩311-5-3

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