すべてのおすすめ
カーテンを開かなくても分かる 今日は晴れ。
眠気を感じず きびきび 起きれた。
迷いなくベッドメイキングをする。
積んでた本に 小指をぶつけることなく洗面所に行く。
歯磨きからコンタクト装着ま ....
死んだプラネタリウムのそばの
かろうじて灯る街灯の下で
指と指をからませあった
身を切るような12月だった


旅自宅の途中で
こっそりと抜け出してきた
き ....
3月18日
かかりつけの産婦人科にて、妊娠していることが発覚した。
5週2日だった。

エコー写真に写る、虫みたいな黒い影。
「これが胎嚢です」と、聞いたとき、
診察台の上で
鼻を膨らま ....
抱かれていたら
いっさいの言葉が消えてしまった
あきらめに導かれて
横たわる生活に屈した

詩人は 歌をもとめて
音楽家は 色をもとめて
画家は 言葉をもとめて
それぞれに寝床をみ ....
わたし
こども二人うみましたよ
あなたのご希望にそったかわいい女の子

それで
ホッチャレですか? わたし。
産卵を終わった
死ぬちょくぜんの女ですか? わたし。

わたしは、まいに ....
杉林 針葉の緑をすり抜け 
どこからか 舞い落りた白い花弁が
木蓮の紫の蕾近くを行き過ぎ
日陰に残る雪より先に 土に落ちた

山の 日が射す場所は暖かく
雪で登る事が難しいと思っている間に ....
転校
見かけだけでも明るい子になる

新規入社
しばらくの間仕事好きになる


朝晩マッサージをしてあげる

自分
肯定する

天気予報
ふざけるな

髪の毛
他人の ....
私の娘に出会ったら
どうか伝えておいてください
何一つ伝えるもの残すものはないのだと
ただそれだけを伝えてやってください

私が道のそこかしこに置いた石に
あのこが躓こうとも
教えられよ ....
こころの中に 
一つの家を建てよう 

どんなに激しい嵐にも 
どんなに揺れる地震にも 
決して消えることの無い、一つの家を 

地面に膝を落とす、日も 
涙の絞り落ちる、夜も  
 ....
言葉には温度があって
軽々しかったり 重々しかったり
しらじらしかったりするという

かき言葉に
それだけの意味を私が込めたとして
どの線からもそれは滲んではこない

私の指から離れた ....
日々
パズルのピースはかわっていく
何が昨日とちがうか
気づくこともなく
うつっていく

定められた正しさのもとで
裁かれて
選別されて
つぐなうつもりで傷をつけあい  ....
あぜ道にはよもぎの群れ
なつかしい香りがきて
足をとめ
瑠璃色の頂をあおげば
中空にひびく 
ひばりたちのクーラント


くり返されて
増幅されていく営み
遠ざかったもの
遠ざけ ....
張り裂けそうな胸を抱えたままで
整然とした街を歩いていく
君を失ったからではなく
単に空っぽな未来を想って
痛むこの胸がつらくて
知らないうちに奥歯を噛みしめている

若者たちが集まって ....
裏山で雪に潰され 折れた枝を集める

曲がった杉の木に足をかけて 
土と雪を這い上がり 山道に出ようとすると
蝉の抜け殻が
木の根元 小枝にまじってあった

雪溶け水の下る 
山道 ....
アナル、いわゆる肛門の奥には
秘密のスイッチがあって
それを押すと
あの町に行ける

真っ赤な部屋を抜けると
あの町、独特のモノクロの世界
娼婦の塔
高架を走る思い出
そして、涙に濡 ....
電車
降りる駅の看板が動きだす

見る
睫毛の間に雨粒の影

晴れ
瓦屋根の隙間から雀がでてくる

気配
振りかえると自分の影

授業
突然教師がさしてくる

歩行
つ ....
ひまわりの広告をみて
ひまわりだねえ
と言う
ひまわりだねえ
と返しながら
ひまわりをみている
ひまわり
桜がちりはじめているので
かなしい
かなしいと言ったら
かなしいのか
と ....
おまえだれだよ。
おれだよ。
おまえか。
おれだ。
みえないよ。
みえてるよ。
みえません。
みえてます。
おまえか。
おれだ。
かみきった。
きってない。
やせた。
ふとっ ....
思う言葉をなくした
何もしていない土曜日だった
今日もカラフルなため息を吐いている
駅前は とても 賑やかすぎた


何も言わずに
一人で夢を見ていたようだった
するべきことがあっ ....
とうもろこしの悲劇
太陽はもう輝かない


海の たより

夏の日の  虹のように
翼を/////ひろげて
寒い時 防寒着をかしてくれた人が居た
都会の職場へ戻る夜行列車の戸口で
切符の予約をとらなかった甘い自分を悔い
朝まで立つ気で汽車に揺られるさなか
途中の まだ雪の見える駅から乗り込み
戸口 ....
「探さないでください」

そんな手紙を残して
君がいなくなってしまったから

僕はちまなこになって探したんだ

押入れ、風呂場、トイレ
良く行くレストラン、レンタルビデオ屋

何処 ....
猟銃でメタ撃ちされた男の頭が首とはなれて
どこに飛んでいこうが
おれには関係ない
ただ、今日は、家族みんなで食事に出かける日だ。

この時間、このシチュエーションで、なんで
ろくでもない男 ....
 ざくざく
 道ができる
 ばさばさ
 草を抜く
 汗が落ちる 大きなお世話
 川の横がいい
 水の流れ
 雲の流れ

 虫を追い払う
 鳥を飛ばす
 車はくるな

 懐 ....
原発反対と言うデジタルな絶叫の3分の1は原子力で出来ています
3分の1は恐怖と愛で出来ています
残りの3分の1は何となくと言うノリで出来ています
みたいなだらしない冗談が口から溢れ出る
 ....
少女だった私が 紡いでいた唄は
大人になる私に 届かないで消える

全てをもう何もかも 過去にしてしまいたくて
あの頃握り締めていた 嘘を嘘に返し
踏みしめていたはずの 現実は未だ見えず
 ....
薄紙を
剥がすみたいに
ほんのりと
春が来ました

川沿いの桜は
もう
ほとんどが散り終えて
ラブホ通りの
車道を埋める

カッターシャツのお兄さん
二人がかりで
お掃除
 ....
白く降り止まぬ豪雪に立ちつくし
枝は のしかかる重みにバリリと折れ
春の澄み切った青空の下

まるたんぼうになって
根はネズミにかじられ
もう売り物を実らせない

切り倒され処分される ....
明日は合気道の審査である
深夜に寝汗をかいて
眠ったのか寝ていないのかわからないまま
眼が冴えた

今年の一月から
この日のくることを告げられ稽古を重ねてきた
その間寝つきの悪い夜は
 ....
死が
眠りのようだったら良い

いつもの眠りのように
目を瞑り
深い夢の中へ行く

それはとても深くて
なかなか目が覚めることはない

そうして意識だけが残り
肉体は土へ還る
 ....
唐草フウさんの自由詩おすすめリスト(3087)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
気分- 電灯虫自由詩9*11-5-17
闇の向こう- ホロウ・ ...自由詩2*11-5-17
2011年3月18日- 壺内モモ ...自由詩411-5-16
無題- はるな自由詩211-5-16
ホッチャレ- 草野大悟自由詩2*11-5-15
どこかで- 砂木自由詩7*11-5-15
変わる- 殿岡秀秋自由詩511-5-15
魔女の娘は- 佐々宝砂自由詩8*11-5-15
こころの家_- 服部 剛自由詩711-5-14
もじの魚たち- 朧月自由詩611-5-14
悲しいパズルの歌- 橘あまね自由詩911-5-11
初夏、あふれる- 橘あまね自由詩911-5-10
暴動、そしてヒグマの影- 真山義一 ...自由詩2811-5-10
巡礼- 砂木自由詩14*11-5-4
アナルの奥の町- 真山義一 ...自由詩1011-5-2
ぼんやり- 殿岡秀秋自由詩511-5-1
休日(Ⅱ)- はるな自由詩211-4-29
- 自由詩511-4-29
透明な日- 番田 自由詩211-4-24
The_sun_ain′t_gonna_shine_any_ ...- 草野大悟自由詩2*11-4-23
正月休みの列車で- 砂木自由詩9*11-4-23
グラタンと君と- ベンジャ ...自由詩811-4-23
事件- 草野大悟自由詩2*11-4-22
みち- いてゆう自由詩211-4-21
そういう日常- 虹村 凌自由詩4*11-4-19
春色の死- 曳舟自由詩211-4-19
はるのうた- umineko自由詩7*11-4-17
添う_春に- 砂木自由詩14*11-4-17
審査前夜- 殿岡秀秋自由詩211-4-15
ゆめ- 小原あき自由詩7*11-4-15

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