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毎日をさかのぼる

一瞬があらわれない
そう出て来ない

さかのぼるから
には、そこにみなもとがある

けれど
ららら
ちょっと歌っていたら
買い物を忘れた
買い物も買われるも ....


くははしる

ヨコ線の日々をはしり

ぬける

はしるよ

よつあしで


どてのうえは

快晴だ
以下略とかかれた中に
コトコトゆれながら
姿をととのえて
目線を前に向ける

遠くからくるものの予報と
今から行われる今日は
ゴールの前に立たせながら
端から走れと耳打ち

涼しい ....
{引用=ただいま}
毎年の
「ただいま」
が年々ぎこちなくなってゆくのを
自分で感じているのに


{引用=おかえりなさい}
あなたの
「おかえりなさい」
は年々なじんで
小川の ....
開けた覚えもなく外に出ている
知っている
扉の向こうに何があるか
誰が微笑んでいるか

辿り着けるかどうかをわかってもいないのに

10時と16時にお茶を飲み
回転しすぎて聴けなくなっ ....
君はおれだ

君の中に生き続けるよ

別れじゃない

ずっと

一緒だから

風の音がする

夜明けが近い


〜「誰がために鐘は鳴る」から
食器を洗う熱湯
湯気、水流弾ける音を
換気扇が吸い上げていく

じゃばざ
じゃばばばビタばば
つるるろるうう

きゅんと蛇口を締めて
前掛けを擦り上げるように
手の水分を拭き取る
 ....
もう ラヴソングも描けないのさ
日の入りが終わった天空の
マゼンタがきれいでね
良い絵が描けた後の
水入れみたいでね
そんなことを伝える人も居ないのさ

眼球の奥でつくられる
とろんと ....
長いこと 時間はたった


ずいぶんと 睫毛も 声も 痩せてしまったね、と笑う

それすらも

全部両手で抱えて持ってゆきたい 日常の風景のひとつだった



おぼつかない足取り ....
ぼくの「片思い」は勘違いでした。 
目の前のあなたに 
「なまのこころ」で向き合い 
瞳を合わせる時 

互いの胸の両端は 
よろこびの糸で 
くいっ と結ばれました。 
失敗しなくちゃ分からないこともある
そんな日だった
至らない自分が悔しくてどうにも疲れる

鉄の心のつもりが
決壊しそうなのを
必死で補強してる

変わり映えのしない
どちらかといえ ....
あのとき、偶然
だれにも声をかけられていなかったなら

ぼくは今ごろ
ここにはいなかったのだ


偶然、生きているぼくは

今日も、また改札口をぬけ

ケータイを開き

牛丼 ....
ひかちゃんが
幸せになるか、不幸になるかわからないけど

きっと

自分にとっての幸せってなんだろう

って考えて
探求できる子にはなると思う。


って今日着た手紙には書いてあ ....
地球からながめると
原子核よりも
    ちっちゃな
          ちっちゃな
自分のからだの
   どきどきしている
       どっきどっきな
むねの奥で

ときどき ....
落ちていく夕陽が一段と大きかった
真ん中に「キライ」と書いてあった
濃い橙色で燃え尽きる夕陽の真ん中に
真っ赤な色の浮き彫りで
真ん中に「キライ」と書いてあった
なんだか悲しいので目をそらし ....
与えられても与えられても
子は愛情に飢えている
与えても与えても
母親の愛情は湧き出るもの

僕が小さかった頃
全ての愛情を飲み干す事は出来ませんでした
その殆どを床に捨てていました
 ....
ここにおったか
舟入川
汚れちまった
ドブ川の
沈んだママチャリ
アジトにし
今日も生きます
生きてます


家庭排水なんのその
突き刺さったゴミ屑
掻き分けて
ボラも
ボ ....
扇風機なあなたに。ふきとばしてください
シャワーなあなたに。うるおしてください
百円ライターなあなたに。もやしてください
植木鉢なあなたに。うめてください
そばにいたくなる。なにかをください
気に入っているお店のお惣菜コーナーから
たこ焼き 十個で298円を購入する
マヨネーズ 紅しょうが つまようじ付き

大型スーパーの駐車場は広い
混み合うお店のすぐ前から ....
海へ行った
病気の母を連れて
もう一年も前
秋の始まり
懐かしい
海岸線
生まれた町
揺れないゆりかご
籐の編み目の
飴色の海
その色を
ずっとみていた
ゆっくりと歩いて
波 ....
責任なんか持てないよ
と思いながら優しくしている
口にすると妖怪が飛んでくるから
さっさと優しくする
かなしい
かなしい

と思っていると
なにをかなしいと思っていたのか
わからなくなってしまった
返事を期待しないきみのなまえを
部屋のそこここに置き散らかしたまま
 ....
あの日
びるのてっぺんは
どれだけ
さみしいひかりがみえたの

むてっぽうなことで
きみも
やっぱり そんを したのだろうか

そっとちかづこうとすると
花をちらすみたいに ....
遠くの爪に
みつからないように

黄色花を押さえている
茶色の小枝を拾う

被告はどなた

しきりのような小声
さえずる陽射し
この{ルビ季節=とき}こそと
一点の曇り無く
嬉々として
降り注ぐ陽光
風おだやかに
黒髪戯れる

木漏れ日揺れ
うつらうつら
遠退く意識の中
手招くまぼろし
誘われるまま
白 ....
鶏がらじゃないよ
うさがら だよ

煮るのは禁物
跳ねるから

なきがらじゃないよ
うさがら だよ

赤い目だけど
元から

ぬけがらじゃないよ
うさがら だよ

からか ....
緑色の雨が降るとき
どこかで誰かが泣いている
そんな気がしてならないのは
あの日君と出会ってから

やさしい心の奥で
僕は君を求めている
このままやるせないままで
雨に打たれるのもいい ....
まだ恋をしたことがないので
彼女はカルピスを飲んでみました
甘くて
酸っぱくて
冷たくて
あたまの芯がきいんとなって
失神しそうになりました
けれども
なんだか物足りません
キスの味 ....
君にやさしくくちづけしたら
鋭く尖った牙が君の頬を傷つけた

小さな体をそっと抱きしめたら
毛むくじゃらで強靭な肉体が君の背骨をポッキリ

君に愛の歌を捧げたら
轟音の雄叫びが君の鼓膜を ....
あの椅子を買おう

モスグリーンの
スイス椅子を

あの椅子を買おう

あなたと
ぼくの
こころと
からだが

あなたの
ねじまげられた
半身が

ゆっくりと
くつろ ....
唐草フウさんの自由詩おすすめリスト(3087)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ねがい- 石川和広自由詩14*08-6-22
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白い星達- 砂木自由詩10*08-6-22
ムラサキサギゴケ- AB(な ...自由詩23*08-6-20
- よしおか ...自由詩4*08-6-19
一緒だから- 草野大悟自由詩308-6-18
ありとあらゆるあらいもの- 木屋 亞 ...自由詩6*08-6-18
みかん(未完)- たちばな ...自由詩30*08-6-17
花火- もも う ...自由詩2208-6-17
いとむすび_- 服部 剛自由詩4*08-6-17
弱さ- 蒼木りん自由詩5+08-6-16
Re:- わら自由詩25*08-6-14
未来- モリマサ ...自由詩3308-6-13
ゆらゆら- 乱太郎自由詩21*08-6-13
キライ- 小原あき自由詩14*08-6-13
ミルク- かいぶつ自由詩308-6-12
アカメ- 北村 守 ...自由詩208-6-12
かけがえのない- ここ自由詩508-6-12
タイム場。- 砂木自由詩8*08-6-11
青色- 水町綜助自由詩1908-6-11
処理- チアーヌ自由詩408-6-10
かなしい、かなしい- ________自由詩3*08-6-9
てん、- はな 自由詩42*08-6-8
かむり- 砂木自由詩5*08-6-7
雲雀、鳴く- LEO自由詩12*08-6-7
うさ☆がら- 相良ゆう自由詩4*08-6-7
緑色の雨が降るとき- 未有花自由詩12*08-6-6
初恋の味- yo-yo自由詩10*08-6-6
僕は怪物だ- かいぶつ自由詩208-6-6
椅子- 草野大悟自由詩308-6-5

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