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絆っていうことばがあって
糸へんに はんぶん
半、はもともと
牛の意味で
こちらと、むこう
分けられた牛
それをつなぐ綱ということ

それは縛る道具だ

だからこ ....
おはよ
世界
元気ですか

また
嘘をつく
オトナを見ました

まったく、ね

最高にハッピーになるおまじない!
なんだよそれ
帰れよ

結局ね
好きじゃないんだと思いま ....
終わらせようと
思っていた

キャッチボール
あなたに
ボールを投げる

あなたが受け止める

あなたが
ボールを投げる

私が受け止める

なんて
自然なんだろう

 ....
充たされれば
終わりだった
たとえば

クリームシチュー
何度も
おかわりしたあとの

認めあえば
終わりだった
そうだね

私の
たとえば
爪の先まで

あなたで充ち ....
嫌い、っていうと
とうめいなこざかなが
わらわら 集まって
そこに
かすかな波を生じる

なんだろうこんな不安は

好き、っていうと
ちいさなひなげしが
いっせいに帆を上げて
あ ....
小さな手のひらで
メダカをすくう

私の手の中で
メダカは泳ぐ

水は少しずつ
私の手をこぼれ
やがて
あなたは動けない

愛は
どちらなんだろう

こぼれていくものと
 ....
コンビニを出ると
タクシーに ひかれそうになる
青い光だ
熱のない

遠い大地で
祝福されたその光に
私は
音もなく追われてる

ふと
私はあなたを想う
強い光だ
だけど
 ....
青い空が広がる
絶好のボランティアデイズ

晴れ、ときどき孤独
フェイスブックは
今日もだれかれ楽しそう

どうかな
書き込む話題もないし

晴れ、ときどき孤独
 ー 行方不明 ....
今日は 10回言おう
さみしいって

さみしい
さみしい
さみしい

言えてるうちは
大丈夫
哀しみは
まだ
そんなに近くにはいない

私には
あなたがいる
私が
さみ ....
舟が
天の使いが
父を迎えに降りてくる

モニターの
緑の輝線
彼の何かを告げている

母と私は部屋を出て
お向かいの
やけににぎわう居酒屋で

白身魚の天ぷらと
焼き鳥とサ ....
違う私になりたいなんて
思ったことは一度もない

違う私になってしまえば
たとえば
眼もくらむほどの美貌とか
今より
たぶん7センチ
すらりとのびた背筋とか

だけど
あなたに出 ....
真夜中に降る 
明るい雨

君のいのちを引き継ぐもの

真夜中に降る 
明るい雨

君が育む 小さな鼓動

帰れない
という
幸せがある

夜のとばりが
光に変わる

 ....
母の作る
遠足のお弁当
いつでもそこには
りんごのうさぎ

黄色い躯体に
赤い耳

役に立たない耳の端(は)を
世界に
ぴん、とそばだてて

ああ
君がい ....
追いかけない
ようにしている


飛行機雲の
確かな痕跡も
 
やがて
風にまぎれるように

あれほど確かめた
かすかな
鼓動も

もう
とど ....
今日
わるぐちを投げた
うまくいかない 輪投げみたいに
二度ほど
書き直してから
送信

ほどなく
私の書いたわるぐちが
白い画面に現れる
匿名の
小さな怒りだ

ああ
私 ....
ろうそくが燃えるのは
それは
ロウが燃えるのだ


では
ろうそくが消えるのは
それは
ロウが尽きるのではなく

燃えるべき
ことばの芯を失うからだ


心を持たない
 ....

あなたは樹木
草原に立ち
両手を広げ


あなたはグラス
降り注ぐ声を
すべて 
受け止め


あなたは交差点
別々の人生が
いつしか
ひとつに


ひら ....
傷つけてる?
って
聞きたいけど

聞いたところで
変わらないから

愛は
かたちのない夕暮れだから

終わりも始まりも
ただ

沈みゆく夕暮れだから
 
 
 
  ....
生きてるだけでもうけもん
さんまちゃんは言う
そうだね

ときどき
2ちゃんねるをみる
実にうつくしくないことばの羅列
そうだ
ボクらは紙一重で
生きてる
生きてない

ここは ....
全部全部ネットの上にあるなんて思うのは大間違いだ
本当に伝えたいことはこんな画面の中にはないのだ
夕暮れの空の色がグラディエーションで変わっていく美しさを
言葉で表現することはどだい無理なのだ
 ....
本当は
私を愛して欲しいのだ
貨物列車の地響きの
圧倒的な質量で

乱暴に
私をかしずかせ
それを私は言い訳にする
それを私は言い訳にする

あなたの今を
もはや問うまい
それ ....
私たちは
おりがみのくに
二次元を

小さくたたんで
つるになって

おなかの隙間から
ふう、って
息を吹き込めば

祈りを宿した
強い記号だ


メレンゲを
淡く
 ....
薄紙を
剥がすみたいに
ほんのりと
春が来ました

川沿いの桜は
もう
ほとんどが散り終えて
ラブホ通りの
車道を埋める

カッターシャツのお兄さん
二人がかりで
お掃除
 ....
孤独でない人間なんていない。
その事実だけが、私を安堵させる。

職場の上司が、手品を始めた。カード手品ってやつだ。時々、その成果を披露してもらう。だいたいは金曜日の飲み会である。飲み会自体が手 ....
そらを蹴って
そらを蹴って
つま先の
その先にある

ちっぽけな
ボクのうでが
鉄棒を
グンと引いて

成し遂げた
小さな充足を
夕暮れが
優しく包む

それだけで
よ ....
交差点
真夜中のスクランブルは
冗談みたいな1車線

シグナルの
青い鼓動が動き出す

行かなくちゃ
つぶやきが
ことばになるまで
もう少し

ショコラ

輪郭を
残した ....
海が
最後の一滴が
空を映した自在の青が
私は

消えるのをみた

ささくれた
広い砂漠だ
私は
確かに思う
そうか
私の心は
こんなにも
砂漠だったのだ
それを
満 ....
愛も
そこにあるうちに
当たり前になっていく
わかるかい

勇猛な
ペリカンの後ろ 少し離れて
ぞろぞろ歩く人の群れ
小魚が
落ちていればいただきます

世界は
どこまでプラス ....
余計なこと
余計なこと

お祝いメールを
ぽつん
と打って

返事もこない
ただの午後


好きだからこそ
間違える

今の私が
一番きれい
 
 
 
真夜中に
目が醒めて
また哀しい夢を観た

いつも 
同じだ

寝室には鏡を置かない
目が合うと
わかってしまうから

昼間の私が
全部嘘で
もう
誰も信じてなくて

 ....
唐草フウさんのuminekoさんおすすめリスト(41)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
絆というものを私は- umineko自由詩12*19-2-5
おはようのうた- umineko自由詩3*16-5-3
私がやさしかった頃- umineko自由詩6*15-12-20
飽和- umineko自由詩10*15-11-8
不完全な、けれど唯一の- umineko自由詩13*15-5-1
メダカ- umineko自由詩9*15-3-6
青色エレジウム- umineko自由詩15*14-12-14
晴れ、ときどき孤独- umineko自由詩11*14-9-2
あなたに甘えているんだと思う- umineko自由詩9*14-6-1
舟の儀式- umineko自由詩21*14-2-24
東京恥ずかしい宣言- umineko自由詩18*13-5-14
生まれくる君へ- umineko自由詩10*12-10-23
りんごうさぎ- umineko自由詩28*12-10-8
パントマイム- umineko自由詩19*12-9-16
わるぐち- umineko自由詩11*12-5-13
紅いろうそくと人魚- umineko自由詩12*12-4-27
- umineko自由詩23*12-4-11
かたちのない夕暮れ- umineko自由詩10*12-1-4
フライング・ソーサー- umineko自由詩18*11-10-21
時間旅行- umineko自由詩13*11-9-24
ロンド- umineko自由詩6*11-9-5
おりがみのくに- umineko自由詩22*11-6-6
はるのうた- umineko自由詩7*11-4-17
Magic- umineko自由詩19*10-6-27
_さかあがり- umineko自由詩4*10-6-1
ショコラ- umineko自由詩3*09-10-11
うみのおわり- umineko自由詩20*09-7-14
ペリカン・ボード- umineko自由詩7*09-6-14
間違いうさぎ- umineko自由詩6*09-2-9
うつしみ- umineko自由詩10*09-2-1

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