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夜に眠れない日の
朝の陽射しに含まれている
ほんの少しの水蒸気を吸って
生きてみたいと
これは憧れのように抱いていて

つけっぱなしの蛍光灯
そんな時ほど
リモコンの在り処には地図があ ....
コオロギの 濁点のような生涯
悲しい肉色の 
西洋ツツジを切らさずに
昏々昏々 赤子と眠る
歌う

芝生
ルーフ
遠く
小石の通せんぼ
双葉
強く
ただ強く

消える
時を閉ざして
穴を刺して
消えてしまう、
その前に

蒼さが
透き通る
君が歌う
たとえば暗い場所から明るいところへ出たときに
必ずくしゃみが出てしまうように
薄着をした他のおんなのこに眼がいくのは
生理現象の一種にすぎないんだ

雄性ホルモンというのはさ
家賃滞納の貧 ....
御託


美意識


はたまた、


合図だよ
たかが
合図
たかがね
スイッチを

先っぽが冷えてしょうがない
そのままに
動かさない
眼も
指も
 ....
川の底
真鍮の石
浮き立つ
絵空事
ガラクタ
淡い眼
鯰の溜め息
心の愛撫

力無き感触が
手の内にある
ギュッと握りしめて
今日も歩く
月の光がやさしく降りそそぐ夜明け前
星のカケラのように
ぼた雪ふたつ みっつ
急な斜面の屋根の上
ひとつ転がり
ふたつ弾んで
みっつ溶けて泡になる

月の光に吸い込まれ
色を音を時さ ....
どうしてそんなに泣くの? 
最初の記憶 陽が暮れるのが悲しくて 
お腹も空いていた 
言葉も 言葉じゃないものも 
受け入れられていた

狭かった胎内 
さあ出発の時だよ 此処においで  ....
わたしって
どこまで贅沢なのか
生きてゆく理由も、死んでゆく理由も
どちらも欲しがって
どちらも見失いそうだ

三角屋根の向こう側には、空
その向こう側に潜んでいるようなあたたかい嘘
 ....
メガネをかけたままキスをしてもかちゃかちゃフレームが触れ合うばかりで、ひろすぎる部屋の中ではほかになんにも音がしない、孤独とはこういうものだと不意に悟ってしまう夜があった、わたしにもきっとあな .... 片野さんはシステムで
片野さんはその前には詩を書いていた
片野さんがシステムを書き出したので
片野さん、システムですね と言うと
片野さんは、詩ですね、と答えたのだった

片野さんの最終ロ ....
シナモン
アイツの口

及び、涙
滋養
あぶらだこ
回りくどい
父さん
目玉
クルクル
クルクル

コーヒー
トラック
クルミ割り

自在
コントロール
井戸の底
何もない祭日に
父に寄り添い散歩へ出かけた
ベンチは暖かい風が腕へとぶつかる
公園の中には木の枝ばかりが散らばっている

アイスクリームを買ってもらうと
芝のへりに腰掛け
忘れていた人た ....
靴を
鳴らして
栄螺を食べて
丸まって
流れの
力で
飲み込む
ブルーな
回想
危険な
静寂
電話の鳴る擬音
電話の鳴る擬音
電話の鳴る擬音

カッコウの歌
境目の恋
 ....
地下鉄
議題
青椒肉絲
山羊


便宜
陳謝
吊れ
無音

z
ちゅんちゅんと
すずめたち
軽やかになったすずめたち
さえずっている
ちーちーぱっぱのちーぱーちーへようこそ

花びらと花びらの
ソル イ ソンブラ
プル アール パタ は
花と葉っ ....
思う。
こうありたかった。

指向ということを気にしなくてよかった、問題にすらならなかった。
傍らへの疑いなどなかった。

今もこうありたかった。

どこに投じる身もなくて、丸める背中 ....
     俯いている
  
     苛立ちはこころを駆け
     涙は机に下垂る

     ー愛に育まれた女たちは
      夜は眠る時間だと
      知っているから
   ....
世界中で
りん君だけが、かわいい
りん君とは、息子です。

りん君だけが、かわいい
と思っていたのに
ようちゃんが、かわいい
ようちゃんは、娘です。

世界中で
ようちゃんだけが、 ....
白い顔して
囁くな
聞こえてるんだ
君が隠れて
嗚咽するのも
砂を食むのも
話してくれよ
全てはそこからだ

僕は君と話がしたいんだ

喉が焼ける
胸が痛い
囁くな
囁くな
わたしは

冷たい座席に沈み込む帰途を選んだ

柩のような匂いが
鼻腔を撫でるもんだから
からからだ

青黒い窓を見つめると
スポーツカーをきいきい啄む
鴉の檻から搾り出た森が
 ....
数歩先で
立ち止まって
後ろを向く
顔が見えなくなる
何を思うのか
何を考えるのか
何を求めるのか
わからなくなる
だから
地面に写る影が
薄くなってきた時
初めて僕は気付くのだ ....
小さい頃は手の届かないところに欲しいものがあった
お菓子、ジュース、マンガ、写真、お金、ファイル、金魚、双眼鏡、音楽、パソコン、ナイフ、万年筆、電車、雲、夕焼け、日めくりカレンダー、木にひっかかって ....
低音で窓ガラスが割れました。
破片で作った首飾り
少しばっかり鋭利でごめんね。
キラキラ光るから大丈夫でしょ?

キラキラキラメキ
トキメキメキメキ
さらわれはしないから
また ....
手で君の顔を包んで
暖かい息遣いを感じたら
記憶の糸を辿って
僕は井戸の底へ
足を抱え込んで
行き交う幻覚をやり過ごし
消え去る風景の中から
ただ一つの宝石を掴み取る

いつまでもこ ....
ただ無いのだ
既に
ソコには何も無いのだ
ただただ何も無いというそれだけが
広がっている

失われてしまった
どうすることもできず
何もかも
失われてしまった
失われてしまった
 ....
海の匂いがする
そしてあなたの匂いがする
海はさざ波一つなく
空から降り注ぐ
まばゆい光を乱反射して
ところどころに見えない部分ができている
あなたは微笑む
僕は海に手を入れるけど
何 ....
母がいない生活に
ほんの少し微かな疲れが渦巻いている
週末に少しだけわがままを
聞いてくれる人がいてくれたらと

国道をぼんやりと立ったまま
飛んでいく紙飛行機にじっと立つ日
体は旋回し ....
ある日僕は夢の中で
人間のように踊る僕を見た
なんだか悲しくなるな
僕じゃない僕を見るのは



と考える僕じゃない僕を
僕は見ていた
けど僕は僕を見ることはできない
よって僕は僕 ....
好きな音楽を耳にあてがう
ピアノロック
オーケストラロック
メロディアスロック
からだを
揺れるドアにあてがう
レールを走るリズム
骨まで
届けて
感情よ
出ておいで
ミステリー ....
唐草フウさんの自由詩おすすめリスト(3087)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふつう- かんな自由詩5*10-3-12
dana- しべ自由詩410-3-11
君を追う- Oz自由詩210-3-11
焼き餅焼くとて手を焼くな- メチター ...自由詩2*10-3-11
冷えてしょうがない- Oz自由詩110-3-9
- Oz自由詩310-3-8
ぼた雪- ルナ自由詩610-3-8
言葉じゃないもの- アザラシ ...自由詩310-3-8
いつもいつも- かんな自由詩5*10-3-7
- ねことら自由詩310-3-6
片野さん- れつら自由詩11*10-3-6
milk- Oz自由詩110-3-6
3月- 番田 自由詩110-3-5
東京都静寂24時- Oz自由詩110-3-4
貘、または_techre- Oz自由詩110-3-3
ぽっぷあっぷポピー- 海里自由詩1*10-3-3
理由のないアプリ- hogezo自由詩310-3-2
俯いて- 鵜飼千代 ...自由詩22*10-3-2
世界中で- 鈴木陽一 ...自由詩1*10-3-1
囁くな- Oz自由詩110-3-1
鬼火- しべ自由詩210-2-28
Froze_up- Oz自由詩110-2-27
指先のお話- 15フィ ...自由詩1*10-2-27
深海ウサギ- 点子自由詩310-2-26
So,- Oz自由詩1*10-2-26
失われる- Oz自由詩210-2-25
平面海溝- 15フィ ...自由詩2*10-2-25
あの人のこと- 番田 自由詩410-2-24
メイキング- 15フィ ...自由詩2*10-2-23
ミステリーを紡ぐ/きみを分析する/Saturday_/きみが ...- たちばな ...自由詩8*10-2-22

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