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あまりにも不器用な僕が
あれこれ考えあぐねて
かけることばもなく
まだうつむいている君に
差し出せるのはオロナインだけ

こんなときは
オロナミンのほう

その意味も判らないけど ....
空の写真を 無断で撮る
それをSNSに 無断掲載する
有名キャメラマンが開く 写真展
会場の壁を埋めつくす 空 空 空
そのときも 空にギャラは
支払われない

空は ユーティリティプレ ....
若いときはばちーんととめて封じておけた嫌なことや嫌な記憶
最近はゴムの紐が緩んだせいか
なかなか御し難い

皿洗いの時とか特に
あの時のあれよくよく考えたらまじ腹立たしい
むむむーな時に
 ....
ときはふらりとたちよって
触れるだけ触れて 去っていく

かなしみに火傷

体ごと持っていかれそうになる そのときに
飲まれては 足掻いて

手をさしのべるのはだれ

ふくふく小さ ....
巡礼のような瞳をした
サイレント・マイノリティたちの
胸に眠る想いの泡立ち
言葉たちがほのかな帆をあげて
ページの水平線をこえて
この岸に近づいてくるから
桟橋を差しだそう

  世界 ....
なにかあるような気がして
遠くへ遠くへ
人の話もきかず
自分自身も、見ずに
なにかあるような気がして
遠くへ遠くへ
遠回りなんかごめんである
まっぴらである
なにかがあるような気がして ....
コの行列

撃鉄におされて

くるしいや

僕はあと何番目?

友達は何列うしろ?

パチン

パチン

規則正しく一歩一歩

われわれは進んでいくのである

おい ....
その夜空に
つよく金色に光らせた
するどい星で
屠るように
線を引いてしまった
星は消えそうして夜は終わり――


(やがて陽は昇った)


ぼくは
ぼくの目は
ぼくの頬は
 ....
緑の宙に貼り付いた羽
暗い曇をくぐる曇
二番目の指で涙をこすり
終わらぬ宴の後を追う


くちびるとねじれ
溶け合う朝と みずいろの水
ひるがえる ひるがえる
火と灰 ....
何かが違うと叫んでる

その扉は意図もたやすく開いて

あの時みたいに誰か

一瞬叫んだ

瞬きすれば消えてしまうくらいの一瞬だった


力づくで痛みは消された

無味に生き ....
私の胸にあいている穴に
風が吹き抜けて鳴る
すると私の奥の嵐が
またあなたをさらおうと口をあけ狂った舌を出す

今会いに来てくれないなら
すべての息の根を止めてやる
狂言
とはよく言っ ....
空飛ぶ家の 群れのなかに棲み
扉から一歩を踏み出せずに
眼下にひろがる風と原
飛び交う家々を見つめていた


街 クレーター 街
人と原は円く分けられ
薄い緑に吹かれて ....
目を閉じることはあなたを閉じこめること
あたたかな瞼は部屋をつくり
光線の残りはゆきかい
あかるさはあかるさのまま重力となって
珊瑚の舟が滑りだす
きのう
かわした約束を忘れた君のほうが
よっぽどまともなこころを持っている

ずっと
気づかないふりをしている
僕のほうがうそつきだ


晴れているかい
君のこころは

雲の隙 ....
sと隅田川を歩いた
一月の土曜日の夕方 僕は
氷点下近い そして 酷寒の道を歩いた
かじかむ ビルの夕暮れの道を


他愛のない話をしながら 影の中で
響かせた 声 すれ違う人もなく 
 ....
光に針をかざし
動かぬものを 動かそうとする
器に満ちた水
浪に囲まれた凪
動かそうとする


熱を感じること
熱を奪うこと
逃げ去ること
偽ること


緑の ....
  磨り硝子の夢のなかの
  喫煙所で ぼうとしていた
  鳩たちの群れる高円寺駅北口
  ふっていない雪は うつくしく
  心の端のほうで消し去られていく
あなたは何かに似ているんです
いつかどこかで
それともいつも見かけているような気がします

物置からストーブを出したんです
灯油を買いに行ったかえりに
大きなあくびは空に吸い込 ....
なんでもあるのに
なんでも失ってしまった

過去よ、届けて
未来よ、授けて

心に従うなんて
大きく揺れてるときは
混乱を招くだけ

ただ信じて待つ

たとえ信じることが
見 ....
ミツバチは光にふちどられた翅を細かく震わせて
花粉を投げて
去って、いきました

はたらいて、いたのです

表口が雨なら裏口は晴れ、というほど
大きな大
きな建物の

きな屋根の ....
あかぎれで
指の関節ん所が
裂けちゃいました

あっちもこっちも
裂果したプチトマトさんみたいで
パックリと痛々しいのです

いや

プチトマトさんは
果肉の中に育った種たちを
 ....
冷たい風にマフラーが揺れた
通いなれたいつもの帰り道で

何度も今日のこと思い出して
都合のいい解釈を当て嵌める

勘違いじゃなければいいな
頬が微かに熱を帯びていく

一人では抱え ....
死ななくてもよかったたましいに向けて
打ち鳴らされる打ち鳴らされる鉱と金属
棄てられては増す つばさ けだもの


重なる紙のはざまの光
紙の上に浮かぶ珠
ひとつ持ち ....
トマトは
ただ
種を蒔きたくて
裂果する

ワタシは
カチカチに乾いた皮膚で
頑なにワタシで有り続けようとして
裂果する

どうやら
トマトより
慈しみに欠けるワタシ

ほ ....
包帯を顔面に
ぐるぐるまきまき

ミイラみたいで
死んでるみたいな
サナギみたいで
これから生まれ変わるみたいな

ヒトのココロは
一生のうちに一体
何回生まれ変われるのでしょう? ....
クロワッサンが食べられなかった朝
のけ者にされたのには訳があった
枯れススキが墓地の北には生えていた
神社の狛犬が暗闇であくびする
徐々に明るくなって行く周囲
船場跡に居た我々二人は
オレ ....
赤いクレヨンで書き連ねた

見たこともない文字

キレイなグラスに毒を塗って

夕日のワインを飲み干そう


もしももしも僕が何もかもに気づいてしまったら

君だ ....
春が来る




あたたかいのか

 ....
 お金欲しい

ほんのちょっとでいいんだ
本当に少しでいい
別にそんな
たいした金額でなくていい

ほんのちょっと
等身大の
お金と寄り添ってくれる人と
僕を認知してくれる人と
 ....
深く眠って目覚めた朝のゆびさきは
少しまだ透明がかって
夜が
見えかくれしている

動いている心臓は赤い磁石
覚醒してゆく時間に
わたしのかけらを
元在った場所に吸い寄せて

願っ ....
唐草フウさんの自由詩おすすめリスト(3087)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
では、オロナイン- AB(な ...自由詩418-2-14
空は- もり自由詩318-2-14
ぶつかるゴムの紐、ぶつかる- ふるる自由詩118-2-13
金の鳥の羽に月の小指- 田中修子自由詩10*18-2-12
サイレント・イノセンス- 塔野夏子自由詩5*18-2-11
遠回り- 次代作吾自由詩518-2-10
ホッチキス- 次代作吾自由詩1118-2-8
星のタトゥー- 本田憲嵩自由詩918-2-7
夜へ_喉へ- 木立 悟自由詩818-2-4
げすぼいす- desert trip自由詩2*18-2-3
- ふるる自由詩7*18-2-1
白と白- 木立 悟自由詩818-2-1
untitled- かとり自由詩5*18-1-31
あれやこれやの言い訳ばかりで_って- AB(な ...自由詩6*18-1-29
一月の川- 番田 自由詩218-1-28
ひとつ_指して- 木立 悟自由詩718-1-28
- 草野春心自由詩718-1-20
こかげの径- カマキリ自由詩718-1-19
ふとうめい- 木葉 揺自由詩718-1-19
大きな屋根の下で- ふるる自由詩7*18-1-19
あ痛たたたたたたっ- まいこプ ...自由詩418-1-18
- 1486 106自由詩518-1-17
ひとつ_みちびき- 木立 悟自由詩718-1-17
裂果するワタシ- まいこプ ...自由詩318-1-15
包帯ぐるぐる- まいこプ ...自由詩118-1-12
結論付けた- 間村長自由詩818-1-10
言いたいことなら別にあるから- カマキリ自由詩518-1-9
今年もよい年でありますように- TAT自由詩318-1-7
実際- desert trip自由詩1*18-1-7
新しい年- そらの珊 ...自由詩21*18-1-4

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