休み増えても給料歩合 酒は増えても出かけない


端からなにも無かったくせに 失くしたものと想いたい


よどむ曇天どんより映す 病める瞳になにを読む


下手なエレキと下手な詩吟と ....
こころの本当を覗いている
そこに何が存在しているのか

ただ飽和している
そんな感覚
それも定かではない

大切なものは命であり
これからどこまで生きるのか
わからない

何故だ ....
重ね重ねも雨に濡れ
あらゆる色彩、
交わり合い
響く響く樹幹に響く

)回転し続ける万華鏡

未定形な熱の力の流出から
記憶の底を割り空無に至り
鏡となって貴女を映し出す

透明 ....
思いでの切れはし集めて並べたよ
ボロボロになった古い写真みたいに

今朝は青い空に白い雲が散らばっていて
実に清々しい気分なんだ

仕事中なんだけどさ
爽やかすぎて
仕事に身が入らない ....
断崖絶壁に追いつめられて
片方の足を踏み外した

寝床の中で右側の足を蹴ってしまった
それで夢だったと気が付いた

それはきっと誰でも見るに違いない
断崖絶壁から落ちる夢

フロイト ....
朝目覚めて何もせず
ベッドからソファへと身を移す
時計は6時を指している

街はまだ微睡の中
幹線道路から離れた住宅地のせいか
車の音も人の声も聴こえてはこない
漸く鳥たちが目を覚まし囀 ....
指の骨をポキッと鳴らし、さぁ僕は男になるぞ!
左の小指だけ鳴らなかったんで、やっぱりやめます!
内なる外が押し寄せる
外なる内が押し寄せる

誰もいない、繋がりはない 
白い空間奥まる深夜
圧迫され窒息する
深みへ奈落へ落ちてゆく

)揺れ震える肉の魂
)ぬらりと赤い舌に呑み込 ....
雲の切れ間から
青が光って覗いている
俺はくたびれ脱力して
道端に腰掛けている

)わけの分からない宣伝カーが
)ゆっくりと通り過ぎて行く

ひんやりとうねる空気
傾きかけた太陽
 ....
ジュブナイルジュブナイル
どうにもこうにもわしにもあんたにも
いくらおとなになってもエラでちゃって
サンショウウオにもなれへん
ジュブナイルなロートル
ロートルロートルてじぶんで ....
夜 窓に至る暗がりに
幾つかの鉄柱が立っていて
ここからは月の檻です
と言う


長い長い髪の毛が四本
自分が髪の毛だと知らぬまま
夜に絡み
そよいでいた


 ....
干上がりかけた沢の縁
山椒魚は怒るまい
ペンケのダムもパンケの家も
知らずに不幸と泣くだろか
ただ生きるのみの今世に
祖父の語つた魚に逢へずとも

  謳歌せよと、
  忘れられ、た、 ....
木立の合間から
空の青が覗いている
木立の緑は裏光り
鳥達の群れが過っていく

ああ全くそれなのに
この美しい光の午後、
俺は陰気な郵便脚夫のように
街から街へと急がねばならない
何 ....
書き損じた天気図の余白に
僕らは昨夜見た偽物の夢を書き続ける
筆圧があまりに強いものだから
明日見る予定の夢まで記してしまう

つけ放したラジオから聞こえる
ネジが酸化していく音
そ ....
幸福の定義はない
と言うのが一般論でしょうか

人生と言う個人個人の歴史
その
一人一人の幸福のレベルゲージに
相違が生じるからでしょう

生まれた家
育った環境に違いがあるのですか ....
今日も郵便受けによけいなチラシが差し込んであるのだが、あの赤いジャージ姿の少女なんだと思えば許してしまう。
かってに裏庭から入り込んできて、一度文句を言ってやろうと車の座席から飛び出そうとして止 ....
この凛とした 、夜の大気に
夕暮れ斜光の余韻 未だ響き
寂寥空洞のその彼方 、遠い畏怖が蘇る

君の豊かな白い乳房に
西陽のなか幾筋も浮いていた、
蒼い血管の生々しさを
忘れることができたのは
ついに自分に勝てたから
ではなく
燃え盛っていた胸の火が
ただ儚くもかき消えたから


恋慕い
ついに手に入れたもの
手に入らなかったものたちが
木立の間に ....
坂の下は霊魂の溜まり場だった
降りて行ってはいけない と彼女に言われた

彼女は二十四の歳に逝ったままの若さだった
その代わりにある家を見て欲しいと言う
二階に八畳間が二つ在るのだけれど何か ....
激しい痙攣のあと、強制終了のように訪れる眠りの中で見る悪夢にも似た感覚を現実まで引き摺り出してしまう不得手な目覚めの数十秒、果たして俺はすでに死人なのか、と無意識に手首に触れている…微かに、致命的な嘘 .... 向かいの家の屋根瓦が
黄金色に照り輝き
高い高い秋晴れに
遊ぶ子供達の声も軽やかだ

一方私は布団のなか
鉛の憂鬱を抱えながら
それでもこの美しい秋日、
天高くから降って来る
青い青 ....
ちまたには暗いニュースばかりが続いているから
明るい話題が欲しくなる

そんな思いを数にたとえるなら
きっと算数だよね
数学じゃなくて

悪い噂は
それがたとえデマでも
一度立つと
 ....
ことばって何処にあるの
辞書のなかに埋もれているの

人間って何処にいるの
へそまがりな生き物じゃあなければよいけれど

幸福と善とはいっしょなのでしょうか
あるいは幸福のしっぽが見え隠 ....
みずうみに
おれんじの泡を沈めたら
柑橘しぶきのみずうみ夕闇


葉の落ちる
ソファーの上に西陽さし
どくどくどくと心が鳴ってる


一匹の
星座の名前を知ったあと
 ....
遠くで鐘が鳴っている
ひんやり切ない秋の日に
何処までも高い青空に
追いかけても追いかけても
決して追いつけないあの場所で

)金木犀の花が軌道を舞い
)秋の大気が生まれるところ

 ....
優しい声が届かない夜は
深層意識の土に立つ
一人の木をみつめます

夕陽をそそがれながら
ひとつずつ実りゆく言葉の果実は
あなたの部屋に届くでしょうか

この道は哀しみだけで終わらず
 ....
正面に
半月が浮かぶ、
白銀に
空の青は
次第に濃くなり暗くなり
やがて漆黒へと変わっていく

)西の空は茜に燃え立ち

この美しい夕暮れを
風に吹かれて眺めている

巨大な静 ....
終わりの前には
阿鼻叫喚があるのだろう
それには馴れていない
ので
終わりについて
思いを巡らすことができない
映像が映し出されても
目の当たりにした人の
インタビューが流れても
臨 ....
鼻が低いせいで眼鏡がずれる?
眼鏡がずれるために鼻が低い!
これまでに余りに
多くの音楽を聴いてきたせいだろうか
ふっと頭に突然メロディが流れてくることもあれば
TVを観ていてCMや番組の曲が思い出せないことがある
脳にメロディが張りついた感覚だと言え ....
ナンモナイデスさんのおすすめリスト(3429)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
もう冬でいいでしょう_【都々逸】- ただのみ ...伝統定型各 ...7*19-11-9
何のために- あおいみ ...自由詩719-11-9
凝視ノ森- ひだかた ...自由詩419-11-9
記憶のぼろ切れ- こたきひ ...自由詩719-11-9
夢の正体は解らない- こたきひ ...自由詩419-11-9
静寂- HAL自由詩8*19-11-8
ポキッ- クーヘン自由詩5*19-11-8
悪夢ふたたび(改訂)- ひだかた ...自由詩3*19-11-7
道草(改訂)- ひだかた ...自由詩419-11-7
サンショウウオ- AB(な ...自由詩319-11-7
径と銀河- 木立 悟自由詩519-11-7
挽歌- 自由詩4*19-11-7
光の午後と郵便脚夫(改訂)- ひだかた ...自由詩4*19-11-7
余白- たもつ自由詩1319-11-7
幸福の定義は!- こたきひ ...自由詩219-11-7
碧い鴉の赤い十字架- アラガイ ...自由詩2*19-11-7
残響- ひだかた ...自由詩619-11-6
晩秋の空に- Lucy自由詩10*19-11-6
夢現〇境界- ひだかた ...自由詩4*19-11-5
狼狽える詩人どもに- ホロウ・ ...自由詩2*19-11-5
この秋日に- ひだかた ...自由詩1019-11-5
誤算だらけのラブソング- こたきひ ...自由詩719-11-4
ことば- 梅昆布茶自由詩1519-11-4
鳴る心- 秋葉竹短歌8+19-11-4
憧れ・続(改訂)- ひだかた ...自由詩419-11-4
秋の果実- 服部 剛自由詩6*19-11-4
二階のベランダから- ひだかた ...自由詩519-11-4
洪水の前に- Lucy自由詩3*19-11-4
- クーヘン自由詩3*19-11-4
ググる- HAL自由詩6*19-11-3

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