午後と夜の間の光の

    素描の街を

    行き止まりに至る道を求めて

    さまよっていた
祈りの数だけ神がいて
祈りの数だけ願いがある


何故人は祈るのか
恐れおののく、その先の
抗いきれぬ力に前を遮られ
溜め息さえも躊躇して


祈りの数だけ花が咲き
手向けた花の ....
まず まどを あけよう 。ほこりで 湿った まどを あけよう 。 顔を あらおう 泪 で しめった かおを あらおう 。 泥を おとそう 。 生き方に 迷った ドロを おとそう 。かみを とかして 御 ....  貧しい時間
 非生産的な時間
 世界中の誰一人さえしらない 僕独りの時間

 砂漠をさ迷うラクダのように
 僕の心は 愛であふれたオアシスを探し求めている

 今日から明日へ 飛び越え ....
雨のなかのふたつの星が見つめあい
ちぎられたもの 離されたものを結んでゆく
音の生きもの
風の音の生きものが
白い木々のはざまに響き
銀に濡れた視線を向ける


建てら ....
プラットフォームで 日陰のベンチに坐り
僕は詩を書いていた
いいや君への手紙だったのかもしれない

白い午後
静かな校庭のこと
いたいけな青空のこと

いいやそんなことじゃない
間奏 ....
そんなに

見つめても

上げられる

物がありません



ごめんね
この大きな水たまりは俺がつくってしまったのか
海を前にして蛇口は茫然と立ち尽くした

もしかしたら俺の栓を大事に開け閉めしてくれた人たちの家も
どこかに沈んでいるのかもしれない

そう ....
    車道に向かい 身を傾けた

    コンクリートの猫

    雨あがりの光を狩る
    
日傘 レモン水 チョコラBB 水玉 クレープ・・・
例えば、こうゆうものが挙げられます。女の子のアイテム。
いっぱいいっぱい思いつくんです。
女の子って不思議だな。

わたしは女の子が大好き ....
飛べないから
ビブラートがかかった
針金の先
ステンレスの廊下
突き当りを見失った
憤死している僕の恋人
片付けられることのない夕食
まだ支度されてないリビングで
共同の指先が
光源 ....
毎年几帳面に
庭で鳴く虫たちも
ただ手をつくねているのではなく
住みよいほうへ
住みよいほうへ
移動しながら
運を天にまかせて
鳴いているのだろう
こんな十五夜の晩には
おまえねェ
おれからみると まだあおいんだよ


わかいときこそ まようんだって
えーっと
だれだっけ そんなこといってたのは


うちはわかいうさぎたち おおぜいいるから
そのき ....
    壁のほうに入口を向けた
    朽ちた小さな犬小屋


    墓標のように
    玄関の脇にある
 眠れない夜は 僕は数を数える
 友達の数 幸せの数 苦悩の数 罪の数

 とどまる事を知らない 僕の心の渦潮は
 紫の夜の中で 体温を上げてゆく

 何もしらない 恋人は不思 ....
のどに はしゃぐ みめいの
つきの すずか つむぐ かるた

まわる やまの はるか さます
かやの ねむり まどう むごん

みちぬ おもい ゆきて きえる
かえぬ こころ ぬぐう ....
空港の滑走路でイルミネーションがともると

もうすぐ漁り火の時刻

海の滑走路が開くと

夢のチャーター便がやってくる
目を閉じてもつづく光のかたち
夜を甘く噛むかたち
傷が傷を呼ぶかたち
ふたつの音がすれちがい
ひとつの声になるかたち


蒼にそよぐ蒼のしじま
ざらざらとつづく明るい道 ....
ねぇ見て 不思議よね
こんなにちっちゃいのに
ちゃんと爪もあるのよ と
満ち足りた母親の顔で彼女は
小さなこぶしをを開いて見せる

アキアカネが飛び交う夕暮れに
生まれたから 茜
はい ....
人間が

犠牲の上で生きるように

世界は

戦争の上に幸福を創れる




そう独り言じみて呟き

少し

自虐的に笑って見せて

貴方

虚ろな目を伏せたから ....
泣きながら
見上げた雲は果てしなく
二人の影を映してる
空の青さが辛い日は
君のために歌を歌おう

さよならと
微笑む君の細い肩
翼が生えているようで 
 ....
名前入りの口紅があるんだって

彼女の憧れのスター
ふっと 話し掛けると

知ってる と 真剣にみる

友達が注文するって 言うと
お願いだから私のぶんも と 
一緒にすることにした ....
    どんどん晴れろ
    どんどん晴れろ
    中庭の水を持っていけ

   
    空の向こうのもうひとつの窓
    外の見えないガラスだけが
     ....
    雨ふらす空が
    大きな水に映り
    空ふらす雨が
    大きな水にふる


    おちるのは雨
    おちるのは空
    おちるのは午後

 ....
 漂う秋の船にのり 言葉の妖精と戯れる時間が好きだ
 無限に広がる宇宙のように 言葉は胸の響きを照らし出す

 言葉遊びをする僕は 自由の遊覧船に乗って羽ばたく
 
 せますぎる部屋で  ....
「ぶち猫も欲しがってら。」
ばあちゃんの言うとおり、窓の外で三毛猫が
僕らが食べる蜜柑の行方をじっと見ている。
けれど本当に三毛猫が
蜜柑を欲しがっているかは知らない。
一体全体、僕は(きっ ....
パーティーは散々だった
おやすみ、のあいさつの方角へと
だいだい色のシロップが
ゆっくりと流れて 
しだいに
粘性を増してゆく、
夜の


水の底で ゆうべ、まき散らされて
わたし ....
炊飯する
ごはんはきっと海苔で巻かれたい

秋刀魚焼いてみる
秋はその辺りでちりじり色つきはじめる

お米は海を知らない
秋刀魚は畝を知らない
けれどもぼくは知っている

そこでぼ ....
こんこんこん。
と、
扉がいったので。

とんとんとん。
と、
返しました。

外に出る。
と、

誰もいませんでした。








 ....
幼い頃に覚えた童謡を口ずさんでみれば
なぜか悲しい気持ちがわいてきて
もしかしたら
うたの歌詞が悲しいのかもしれないと
確かめるように繰り返してしまう


夏と秋のさかいめは
きっ ....
ルナクさんのおすすめリスト(4684)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ノート(36Y・12.10)- 木立 悟未詩・独白505-9-20
季節のタブロー(秋)- 恋月 ぴ ...自由詩17*05-9-20
まず_。- すぬかん ...未詩・独白305-9-20
独りごち- 炭本 樹 ...自由詩105-9-20
ひとつ_まばゆく- 木立 悟自由詩705-9-19
間奏曲- 塔野夏子自由詩12*05-9-19
ウルウル。。- しらいし ...携帯写真+ ...15*05-9-19
濃度- たもつ自由詩16+05-9-19
ノート(37Y・9.24)- 木立 悟未詩・独白405-9-19
女の子について。- 浅野 す ...散文(批評 ...15+*05-9-19
- たもつ未詩・独白505-9-18
棲家- チアーヌ自由詩1605-9-18
るなからおまえへ- しらいし ...自由詩8*05-9-18
ノート(35Y・12.5)- 木立 悟未詩・独白605-9-18
生きる_生きる- 炭本 樹 ...自由詩5*05-9-18
月光- 砂木自由詩17*05-9-18
空港は漁り火の時刻- たりぽん ...携帯写真+ ...12*05-9-17
夜とまぶしさ- 木立 悟自由詩805-9-17
アキアカネ- 落合朱美自由詩48+*05-9-17
思いの丈はうたかたに終わる- 士狼(銀)自由詩9*05-9-17
光る風- 落合朱美自由詩12*05-9-17
かわいいひと- 砂木自由詩9*05-9-17
ノート(38Y・9.22)- 木立 悟未詩・独白205-9-17
ノート(37Y・12.6)- 木立 悟未詩・独白805-9-17
言葉の妖精にあやつられて- 炭本 樹 ...自由詩4*05-9-17
蜜柑の味- プテラノ ...自由詩6*05-9-16
過酸化水素の夢- 望月 ゆ ...自由詩45*05-9-16
胃袋の秋- tonpekep自由詩11*05-9-16
「_こんと。_」- PULL.自由詩16*05-9-16
夏と秋のさかいめは、きっとこんな夕暮れ- ベンジャ ...自由詩14*05-9-16

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157