僕は今、好きな言葉を書いている。言葉でできた二次元の僕は、飛び出すことができない。僕は今、好きな僕を書いているだけで、いつか好きな君を書きたい。「好き」って言葉が好きで、「好き」って言葉が飛び出してほ .... どぅわし、知てますか?

鼻毛を伸ばしたままのブラジルさんが尋ねてきた

どぅわしです

どぅわし?

瞬時に日本語検索を脳内で追いかけると前頭葉あたりがホカホカしてきたので
帽子を ....
夏が終わっていく。カンカンと日差しに照り付けられていたアスファルト。道が太く細く血管のように行き渡っている町で、その熱は人の体温を越えるほどだった。
 夏の忘れ形見として、南の方からやってくるい ....
胸にS字の全身タイツに
赤パン、赤マントで
空飛んでいる訳じゃない
鎌倉にある高級スーパーの
レジの後ろで
袋詰めしているオッサンのことだ

あんたさ
不機嫌そうな顔してんじゃないよ
 ....
まるで時が止まったようだ

少し酔っぱらって空を眺めている

今夜も雨模様・・・

  

私は何を求めているのか

何を求めていたのか

憧れを追い続け

何時かは理想に ....
故郷の空の下で
僕は何を想う
都会で毎日毎日仕事に明け暮れていた
現役時代を想う
今となっては懐かしい思い出

故郷の空の下で
僕は何を想う
つらい時さびしい時
僕を支えてくれた人た ....
ある朝目覚めると、フィクションはノンフィクションになっていた
ある夜目覚めると、ノンフィクションはフィクションになっていた
フィクション「あれ……」
ノンフィクション「もしかして俺たち……」 ....
  薔薇の花をおくるよ
  ふかく悲しませたあとに
  気にしないでときみは言うけど


  鋭いナイフをおくるよ
  歓びをわけあったあとに
  面倒な人、ときみは言うけど
 ....
  舗道に落ち
  私はあなたを暗示したい
  トランプの女王、睫毛が捲れる
  陶製の仔犬、言語の荒地に割れる
  硬くそれでいて柔らかな
  焦げくさい夕立ち
  埠頭の昏さに
  沈んでいく今日までのかがやき
  海のうえの透きとおる膜の向うで
  世界の光の震えは蝶のように美しい


  あなたに、
  もう泣かないでほしいのに
 ....
やばいことはやばいところで起きる。そういう生き死にとはほとんど無縁な場所で自殺を考える俺の中にある余計な物を取り出したい。 今日の初めの一歩は
泥濘んだ土の上
靴が滑るのを必死に留まった

右足が自分の意志に逆らって
少し前に進む感覚は
ほんの少しでありながら
驚異であると同時に
快感さえも感じられる

 ....
トラックが泣いている

ひねもすのたり泣いている

何がそんなに悲しいか

雲のひかりに青ざめて

雲のひかりに汗かいて

ひねもすのたり泣いている

トラックが泣いている
 ....
 服を脱げ

 鏡の前に立て

 これが今の己の姿

 なにを隠すことがある

 見たい人には見せてやれ

 知りたい人には聞かせてやれ

 見せた事は見られる

 聞かせ ....
市議会議員は
やはり当番制が
良いのではないか

かわりばんこにやってさ
自分の番で
金ちょろまかせば
みんな幸せだろう

誰がやっても
おんなじだし
誰だって金はちょろまかした ....
眠れずにラジオを聴く
眠れない時は
ラジオを聴くようになった

AMラジオは聴かない
FMラジオを好んで聴く

昔流行った歌
今流行っている歌
只管流す番組

昔に戻ったり
今 ....
 沈黙を身の回りに置く時、私は決まってここに来る。
 森は必ずしも沈黙ではないが、きっとそれは心の状態なのである。
 沈黙を私は求め、愛でる。沈黙は私に寄り添う。
 物事の美しさは常に変化す ....
決して失われない青い灼熱の太陽

忘却が神秘ならば、
疑いが苦悩なら

恒星の周りを惑星があこがれながら、永遠に近づきも遠ざかりもしないように、

愛もかくのごときものなのだろう。

 ....
ほんとにひつようなことは
みんなおんなじで、

{引用=リン脂質でできた膜でつつまれた細胞で
遺伝物質DNAによって、自己を複製し
環境からの刺激には応答する
環境からエネルギー物質 ....
雨のおとが体に刺さって下に抜けて行く
その先のまちで

男が酒を飲んで煙草を吸い
女が風呂に入り石鹸の香りを嗅ぐ
花は季節に散る

どうということもない
あたたかな食卓が
どれだけに ....
僕の東側から
今日も君が昇った
コーヒーの香りが
ほんのり温かい

他愛無い話に
マーマレードを塗りつけて
右目は美人のアナウンサー
左目は君の笑顔

ベーコンエッグは
半熟 ....
実の生る木なら育ててくれましたか

色の良い絵なら褒めてくれましたか

温かい冬なら一緒に居てくれましたか

高いワインなら飲んでくれましたか

ね、

魂のある肉なら愛してくれま ....
ドッドッドドッドッド おー おまえら 何ファミマの前で ことほいどんねん
あっ 先輩 ちょりーっす
銀杏 ぎょうさんひろうてきたから 食べよし
うわっ めっちゃあるじゃないですか
だから ぎょ ....
夏は薄氷で覆われた
巨大な電流の森
微細な海たちが大気にひろがり
やさしい雷がひとの額を飛び跳ねる
ひとの中では湖の水位が高まり
ひとの外ではまなざしが群れる
行進する憂鬱たちが
植物の ....
『愛について書きなさい』
なんて言われたら
僕はもう お手上げだ

知らないものは書けない
カバンの中に無いものは
スケッチすら出来やしない


『何となく知ってます』
そんな ....
あの言葉には
色々な感情が
織り交ぜられる

嫉妬
羨望
咀嚼
思惑
疑念

その どれ一つを取っても
前向きなものが無いと お思いか
それも 致し方あるまい
大衆的 ....
        *** 月見草 ***

夜の空き地をさまよい  みえかくれする月光のゆらめきが
月見草にとどく頃には   夏の夜空は星影で満ちている

だれもいない       ひろい空間 ....
今年も夏が終わろうとしていますね
シュノーケルが必要なほどの湿度、景色はヤカンの湯気の向こう側のようで、いかにも夏の、うだるような暑さが支配している季節です

膝の裏に伝う汗を感じて
そういえ ....
風という漢字の中に虫がいる
人の心に吹く風の中には
寂しがりという虫がいる
つながらない

   つながらない

      つながらない

きこえない    つながらない

   きこえない

      きこえない

とどかない    きこえな ....
間村長さんのおすすめリスト(2654)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
好き- 水宮うみ自由詩2*16-9-24
どぅわし- 5or6自由詩6*16-9-24
はぁ- 木屋 亞 ...自由詩1*16-9-24
スーパーな男- 花形新次自由詩216-9-24
生かされて・・・- 星丘涙自由詩5*16-9-24
故郷の空の下で- ホカチャ ...自由詩116-9-24
入れ替わってる!?- 水宮うみ自由詩1*16-9-24
花束- 草野春心自由詩416-9-24
暗示- 草野春心自由詩116-9-24
蝶のように- 草野春心自由詩316-9-24
喉に刺さった鯖の骨- 奥畑 梨 ...自由詩316-9-24
この一歩は- 坂本瞳子自由詩3*16-9-24
トラックが泣いている- 吉岡ペペ ...自由詩416-9-24
晒けだす- 佐白光自由詩3*16-9-24
市議会議員- 花形新次自由詩216-9-24
深夜ラジオ- 夏川ゆう自由詩116-9-24
美しき沈黙- ヒヤシン ...自由詩5*16-9-24
dhurva- maitreyadasa自由詩216-9-24
原核生物まで戻って- AB(な ...自由詩216-9-24
台風の夜の音重ね合わせて- 田中修子自由詩12*16-9-23
当り前- nonya自由詩18*16-9-23
わたしの苦しみ- 印あかり自由詩6*16-9-23
ドッドッドドッドッドVSテロリロテローン_テレレロローン- nemaru自由詩3*16-9-23
夏の薄氷- 葉leaf自由詩116-8-23
まだ、あいまい- 葉月 祐自由詩4*16-8-23
亜の門- 藤鈴呼自由詩2*16-8-22
月見草_- st自由詩1*16-8-22
いつか、夏の日- 青の群れ自由詩516-8-21
風の中に虫がいる- イオン自由詩3*16-8-21
雨やみ上がり虹のハシまでいと電話するすると吐く恋人のサギ- AB(な ...自由詩7*16-8-21

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89